スペインの小原庄助・・・か?

Masaquito2005-05-23

会津じゃなくて、スペインなのだが・・・身上つぶしそうな今日この頃。

朝寝、朝酒・・・大好きです。朝湯はそれほど好きじゃないけど・・・。


まぁいいや。雑記から。

毎日かかさずチェックしているYahooニュースを見ていると、千葉の動物園でレッサーパンダ風太が人気とかなんとか。二足立ちをするというので写真をみてみたのだが・・・。

いや〜〜ん!!!かわいい〜〜かわいすぎ〜〜!

もう、気分は乙女なりよ。

こりゃいかんね。いかんなりね。風太君。おいらの実家にも近い野毛山公園にも彼のおじいちゃんだか親戚がいるらしく、彼も二足立ちするらしい。

愚鈍なウォンバットも大好きだが、レッサーパンダも悪くない。うん、悪くない。

ちなみに、春も風太君ほどではないが、たまに二足立ちする。そんままバランス崩して後ろにのけぞることもあるが・・・。かわいいかわいい。

けど、もし、春が・・・夜・・・二足ですたすたあるいてきて、部屋にはいってきて「にゃ〜!」ってないたら、おいらは逃げるだろうな。怖すぎる。


Santiが以前Valenciaにいた日本人から、いろいろなプレゼントを貰っていた。小包かなんかが届いたようだ。その中にはミルキーが。

お「おお〜〜!ミルキー!!!」
S「有名なのか?」
お「そうだ・・・ママの味だ!ママの味!」
S「ママの味・・・」

・・・・そっか・・・ミルキーはママの味っていうけど・・・スペインでもママの味なのか?ミルク味ってことだから、いいのか?なんか違う気がする・・・。スペインのママンの場合、微笑みながら「はい、ミルキー!」って感じじゃなくて、ガラガラ声でまくし立てながら「ほれ!食え!いらんのか?ミルキー!ミルキーだぞ?ミルキーだったら!eh?」って感じが少しする。気のせいか?

昼飯は鶏肉を使って料理。名前はない料理。適当にあるもので作った。足りないかとおもって、Tortillaもついでに作ることにする。せっかくタカシ君にTortilla皿もらったし、卵が結構余ってるし・・・ということで。

同時進行で作り始め、鶏料理が先にできあがる。それを食べながら、Tortillaを作るが・・・作り終わった時点で腹一杯。もう、これ以上入らん・・・。しかも、鶏料理も少し余ったし・・・。

ってことで、味見のために16分の1だけ食べる。

うんまい!!

ここ最近作っていたPaellaは、calabacin(ズッキーニ)やらEspinaca(ほうれん草)やらEspalagos(アスパラガス)と、ある意味ちょっと変わり種(もちろん、普通に店にもあるが)が多かったが、やっぱ、シンプルなTortilla de patataが一番うまいかもしれん。

ヘタに昼飯作ってしまったことをちょっと後悔する。熱々のうちに食べたかった・・・。まぁ、いいや・・・明日の朝とかに食べよう。


食後、日記を書いたり、細かい仕事をやって時間をつぶす。

そして・・・7時半・・・先日メールを送りデートの約束をしておいたさおりさんとチラグがやってくる。

下におりると、そのまま、今日も身上を潰しに行く。

向かうは、もちろん、通い婚BodegaであるP.Garcia。ここのBodegaだけは、知り合いには広めなくちゃいけない。おいらの遺言、遺言。

8時の開店と同時にはいる(実際には7時45分と開店時間はあいかわらず適当)。

今日はあの齧歯類オヤジのManoloがカウンターにいないかわりに、腹が恐ろしく出た、口ひげを生やした、眼鏡のオヤジだった。

これか〜タカシ君がみたもう1人のオヤジっていうのは・・・。

チラグは笑いながら、「彼は記憶力が悪いから、一つずつしか注文をきけないんだ」という結論をだしたが、たしかに、なんか要領が悪いというか、虫の居所が悪いというか、わざと無視するというか・・・たまに愛想がいいな〜と思うと、突然、こちらをみなくなったり・・・。

「こちとら朝の7時半から働いとるんじゃ〜ぼけ!」

とぶつぶついっていたが、それが原因っぽい。

スペインではよくある話だが、まだ一つか二つ食べ物が残っていても、彼らは平気で皿を下げる。それか、「下げるから食べて!」といって、強制的に食べさせられることはしばしばある。

そのオヤジは、なんかそれが多い。早く客に返って貰いたい感じなのだ。

うちらは最初にVinoを頼んだが、Habasと、Boquerones Fritosを頼んだので、2杯目はよりそれらの料理にあるCervezaに変更した。そして、食べ終えたころ、再びVinoに戻したのだが・・・。

「え??またVino??また変えるのか・・・なんてこったい・・」

とご機嫌斜め。うちらは大笑い。

日本のレストランじゃ絶対あり得ない台詞だ。

あまりに面白いので、チラグと「ねぇねぇ、次またCerveza頼む?頼んじゃう?」とささやきあう。

4杯目を頼むために指をあげたとき・・・ちらっと不安げにこっちをみる彼。

「Vinoね!Vino!!Cervezaじゃないから安心してくれ!eh?」

と負けじといってやったら、今度は彼が苦笑した。

今回はカメラを持ってきて料理の写真を撮るつもりだったが・・・2枚だけとってあとはうっかり忘れてしまった。酔っぱらってたし・・・

【Boquerones Fritos】(ボケロネス フリートス)

ほかのところと違っててフライなのに、酢がきいててうまい。むせかえりながら食べるのがコツ。Cervezaとあわせると、これ最強。値段は・・・いくらかしらない。なぜなら、レシートとかないから。適当。


【Habas】(アバス)

みたまんまそら豆。Pimenton(粉パプリカ)とGuindilla(赤唐辛子)、Ajo(ニンニク)と一緒にゆでるらしい。たぶん。ちょっとピリ辛で、これもCervezaと一緒に食べると最強!


さおりさんがClochinas(ムール貝の一種)を食べたいというので、例のオヤジを呼び注文する。

お「Clochinasちょうだい」
オ「もうないよ!」
チ「え???もうないの???そんな早く?」
オ「こちとら7時半からやってるんだ〜!」
チ「・・・・(笑)」

隣を見ると、二人の親父が、1人一皿のClochinasをむさぼり食べている。普通一皿を2人とか3人で食べるというのに・・・彼らのせいでうちらの分が無くなったに違いない。まぁ、うまいもんは早い者勝ちだからしょうがない。

結局、いつものchipironesと、Sepiaを注文して、それをつまみにVinoを飲みまくる。

珍しくピッチの早いさおりさん・・・もう次から次へと飲む。チラグは来週からドイツにいってしまうので、暇になってしまう。だからなのかね〜(笑)

飲み始めて1時間もしないうちに、1人の日本人が店にはいってきた。

お「に、日本人???・・・だよな?珍しい〜!」

とりあえず様子をみつつ、さおりさんに「日本人だよね?彼・・・」とささやくと同時に・・・

さ「あっ!!どうしてここに!」
T「ども・・・」
お「あ・・・もしかして・・・サイト作ってる??」
T「ええ。ブログ作ってます。」
お「マリちゃんとか知ってたりする?」
T「いえ、タカシ君は知ってますよ」
お「あ〜〜〜〜!!!あのT君か!!!」
T「ええ。そうです^^」
お「はじめまして〜、書き込みはみてましたよ〜」
T「ボクもいつも日記読んでて、このBodega来てみたんですよ・・・Vino買いに」
お「おおおおお」
T「かわいい子もいるって書いてありましたよね・・・」
お「そうなんだけど、今日はまだいないの(;´Д⊂」

ってことで、しっかりBodega広まってます。広まってます。

彼は、ここのすぐ近くに住んでいるらしい。しかも、男!男!しかも、Vino飲む!Vino飲む!早速電話番号を交換して、次回またなんかあったら誘う約束をする。

彼とさおりさんとは、聞いてもイマイチ複雑過ぎてわからないのだが、Paquiがなんとかで、さおりさんが日本語教えてる生徒のなんかがなんかで、その関係で、2度か3度あったことがあるとかないとか。

その後、しばらく歓談し、彼は他の約束のため9時ちょっとすぎに帰っていった。

うちらはその後もしばらく杯を重ね・・・10時を少しすぎたあたりに、店を変えることにする。

結局、今日はEstherはこなかった。店にはいってきたが、カウンターにははいってこなかった。たくさんの本を抱えてるところをみると、大学生かなんかっぽい。

あのオヤジがEstherの代わりか・・・・

そう思うと、なんかオヤジが憎らしくなった(笑)

二件目はこれまた例のごとくBodega Asturia。

ここではJarraで注文するが、さおりさんが酔っぱらってしまったようで、気分がわるくなる。

ってことで、さおりさんを読んだ目的であった「王妃 マリーアントワネット」の下巻(笑)をきちんとゲットして別れる。

たぶん12時くらい。


最近たまに日記を読んでいるというさおりさんに言われた・・・

さ「最近・・・ず〜っと飲んでない?」
お「うん・・・もう飲み過ぎなくらい・・・」


いつもこの質問をされるが、いつも返す言葉は同じ。反省・・・。


追記
パトリツィオは帰ってきたがまたイタリアに戻っているらしく、でもってまた戻ってくるらしい。

チラグのおうちの大工になるかもしれない。

チラグたちと旅行いくかもしれない。