3度目のZIP-FM
なんか、未だやる気ナシナシ病。
仕事はするものの、3時間くらいするか、一つの仕事が一段落すると飽きる。飽きるというか、煮詰まる。な〜んもでてこない。やっぱセンスなし。
色合いとか考えるのも面倒くさいし、レイアウト考えるのも面倒くさい。
タグ書くのも面倒くさいし、写真選ぶのも面倒くさい。
ぜ〜んぶ面倒くさい。
スペインにあるかどうかしらんが、もしやこれって5月病!?
日本人だからこの病気にかかる権利はおいらにもあるような気がする。
とかいってみる。
あ〜痛っ!痛い!石投げないでください!危ないです!
なんもしなくても、時間は進むわけで・・・スペイン語のメールは来るわけで、他にも日本語のメールもくるわけで・・・。
最近、おいらのところにくるスペイン語のメールは仕事関係のためか、辞書がないとちゃんと読めない。「なんだよ!この単語!!見たことも聞いたこともない!」なんてのはしょっちゅう。辞書で調べてみると・・・「あ〜なんだ・・・○○と同じ意味か・・・」となる。だったら、最初からそっちで書いて欲しいのだが・・・やはりそうもいかないのだろう。
なんだかんだで、スペイン語も、文語と口語を使い分けてることを知る。ちゃんと表現が硬くなったり、説明調になるわけだ。
納得。
やはり4月の税金(住民税みたいなもの?一年おき)で家賃が2倍になったのと、大量のFiestaが痛かった・・・通帳記入して愕然。プラトーンみたいに膝から崩れ落ちるところだった。なんとなくわかってはいたんだけどね。
おそらく6月に予定していたポルトガルの旅は延期になりそうだ。9月にはおそらくまとまった金が入ってくるが、もう一つの仕事の方はまだな〜んも進んでない。イメージを考えてるくらいで・・・この仕事の収入によっていけるか否かが決まる感じだ。
voy a ver。
仕事に煮詰まったときは、料理に限る。おされに「創作」という言葉を使うことが許されるなら、ある意味「創作料理」。
今回はさおりさんちで食べたピラフをアレンジして作ってみる。以前どこかで食べたトマトソースみたいなのも適当に作ってみる。もうホント適当。
野菜いっぱいのエビピラフをまず作る。微妙にPaellaっぽくなった気がしないでもない。まぁ、ピラフがトルコのPaellaと考えれば、別に問題ないということで、続行。
トマトソースはトマト缶とタマネギと塩こしょうとバターで作る。
Manoloたちは「ピラフ」を知らなかったが、すこぶる好評だった。やはりトルコのPaellaだし(?)、食べ慣れてる調味料を使っているからだろうか?
夜は「Aqui no hay quien vivas!」のNG集で笑い転げ、そのあとZip-FMに出演。12時半の予定だったのだが、時差をうっかり間違えてしまい1時半の出演になる。空いた時間でVinoを一本あけ、出演に備える。
10分くらいだろうか・・・電話で「Valenciaの夏の過ごし方」をメインに、コンサートの話や、Horchataについて話す。今回は噛まなかったが、話したいことが多すぎて、順序がバラバラになった気がしないでもない。あとづけというか・・・。
とてもいいテーマなので、Valencia復興委員会のコンテンツとして、"近々"まとめようと思う。夏こそValenciaの本領発揮という感じだからな。
ラジオ後、再び買ってきたばかりのVinoをあけ、お仕事再会。コスタの宣伝用チラシを作りはじめるが・・・
10分で完成する。
もう手抜き中の手抜きだが・・・シンプル イズ ベストということで、GOサインを出す。こんなところに力をいれて、疲れ果ててもしょうがない。
あとはこれを配るのみ。
そうだ・・・昨夜映画をみたのに、感想を書き忘れたのでここに書く。
【SON DE MAR】2.0点(5点満点) スペイン語わかりやすさ度 8
ペネロペが出ているやりまくり映画「JamonJamon」(ハモンハモン)の監督Bigas Luna(ビガス・ルナ)の作品。
たぶん3年ほど前に、日本でも上映されたようだ。そのときの邦題は「マルティナは海」とのこと。きいたことあるような、ないような・・・。
出てくるのは、おいらは未見だが、「Habla con ella」(Talk to her)にも出ているLeonor Watling(レオノル・ワトリング)と、「JamonJamon」でペネロペと一緒にでてたJordi Molla(ジョルディ・モリャ)って感じ。
で、手短に感想。
監督が監督だけに・・・例のごとく、やりまくりの映画。とはいえ、「Lucia y el sexo」がスペイン映画 ハードポルノ部門 No.1とするならば・・・この映画は、まぁ・・・10位以下ってところだろう。やりまくりといえばやりまくりなのだが、描写自体はそうハードでもない。スペイン映画になれてないと、結構ハードにみえるかもしれないが・・・この手の描写なら、普通のスペイン映画でもくさるほどある。
内容の方はネタバレになるので、あまり深くは書かないが・・・
ウリエスが高校の新任教師としてやってくる。彼は文学や詩を好み、講義も「オデュッセイア」について。でもって、その下宿先にいるわけだ・・・マルティナが。
もう最初の時点で・・・疑うことなくお互い惹かれあってる感じムンムン。その後、彼は何度か彼女に詩を吟じると、もうメロメロ。同じように彼女にいいよっていた、不動産業をやっている金持ち男もいたのだが、もう完全無視といった感じ。
で、子供ができちゃって・・・結婚することになっちゃって・・・小さい釣り漁船買って・・・不吉だといいながらも、それにマルティナという名前つけちゃって・・・そしたら、嵐きちゃって・・・難破しちゃって・・・ウリセスは死んじゃって・・・
てな感じでストーリは進む。
で・・・ストーリーの方もスペイン語の方も、珍しく完璧に近いくらいわかったのだが・・・。いかんせん、いいたいことや、もっていきたい方面もわかるのだが、人間関係の描写がすごい適当。
「え〜〜!!その展開になるのは映画だからわかるけど・・・ちょっとすんなりもっていきすぎでしょ〜〜〜!!っていうか、なんでだよ!」
と心の中で叫ぶこと数度。
最初にでてきたときは「またかよ、こんちくしょ!卑怯だ!」というくらい、Leonor Watlingがかわいくみえたが・・・だんだん魅力が半減していく。かわいいけど・・・なんかPUTAみたいで嫌。
Jordi Mollaもかっこいいのかもしれないけど、目がちょっと怖い。しかも、日本語でも詩とかを理解できないので、詩一つで彼女をメロメロにさせる部分がイマイチ理解できない。おいらも詩でも学んでやろうかと思うくらい、いろんなシーンで効果を発揮する。
あと、このキーとなる詩・・・なにやらエロい感じの詩なのだが・・・がスペイン語だとイマイチ理解できなかった。
やってるときもこの詩を呪文のように吟じ、それをきくと彼女が果てる仕組みになっているのだが・・・う〜ん、そんなもんなのか・・・。試してみたい気もするが、おいらが吟じれる話なんて、せいぜい「桃太郎さん」か「かぐや姫」くらいだ。
「むか〜し、むかし。あるところにおじいさんとおばあさんがおったとな。おじいさんは山へ芝刈りに・・・」とつぶやきだしたら、自分の体の下にいる彼女が果てる。
う〜ん、想像できない。
スペイン語やストーリをほぼ完全に理解できたという嬉しさから2点を付けたが、たぶん日本語でみたら2点より下になってるかもしれない。
なんか、キャラに魅力がないんだよな〜。こうなってるくと、やりまくりということが、滑稽にさえ思えてしまう。
あ、そうだ。うっかりしてた。
DeniaというValenciaのすぐそばの街が舞台だったりして、しばしばValenciaの見慣れた風景がでてきたりするのはとてもうれしかった。思わず1人拍手拍手。「わ〜い、北駅だ!」とか「あ〜このホテル・・あそこだ〜!」とか。
海の風景も見慣れてる感じでよし!Valencia!!って感じ。
あと、マルティナのオレンジの食べ方がエロくて◎!わざとらしい感じだけど、エロかった。