G・M突入!

日本はGWで活気づいてるらしいので、おいらもスペイン風連休を作ってみることにした。

その名も・・・GM

日本風に言えば、黄金月間、ゴールデン・マンス。

やはり、シエスタの国スペインなわけだから、Semana(Week)じゃ申し訳ない。ここはどどどん!とMes(month)といくってもんだろう。

あっちこっちから石・・・巨大な石・・・を投げられそうだが・・・。

ということで、5月は毎週末どこかにいくことにした。

1日はおいといて・・・

第2週目の週末はMadrid。これはSantiと。3日くらいのEscapada。

第3週目は、ワインの街UtielRequenaあたり

第4週目は、恋人とJamonの街Teruel

第5週目は、なんかの街Moixen

というスケジュール。

Madrid以外は全部日帰り旅行。

MadridはSantiの車でいき、宿はSantiの実家なので安く済む。他の旅も全部日帰りなので安く済む。なのだが・・・・現在かなり貧乏なので少々不安だ。


夕方、先日見つけたBodega「Buscavino」を調査しに行く。飲めるのか否かを・・・。

結果、飲めるBodegaではなく、買う方のBodegaということが判明。店内にはVinoがずらりと並び垂涎もの。よく行く近所のBodegaよりは小さいのだが、みたことのないVinoがいっぱい。

問題は・・・値段設定が高いのか安いのかが全く検討がつかないということ。

見たことのあるVinoが一本もないから。もしあれば、あれはどこどこで、いくらだったから・・・だいたい他よりも1eurosくらい高い値段設定なんだな・・・と検討もつくってものなのだが・・・。

あと、値段設定以前に、高いVinoが多い。24eurosとか30eurosとか100euros以上とか・・・ラベルに年季はいりまくりのVinoや、おいらの誕生日と同じ年のVinoとか、さらに古いVinoとか・・・いっぱいいっぱい。BierzoやToroのVinoも揃えているので、誕生日のプレゼントとかには重宝しそう。あと、おいらが万が一金持ちになったときだな。

duenoのおばさんに見つめられながら、店内のVinoをくまなく調査して・・・今は時期尚早ということ確認し・・・店を出ようと思ったが・・・いろいろ質問しては、丁寧に答えられてしまったので、日本人を発揮して・・・1.8eurosのラベルナシ・・・つまり、Vino de la casa(おうち用の安ワインのこと)を一本だけ購入して帰ってきた。

このVinoを買ったら、おいらのお財布には68centimo(100円くらい)しかなくなった・・・。

安ワインでここまで落ちぶれることができるなんて・・・

なんて不憫なんだ・・・おいら


ZipーFMの電話出演の件がまとまった。

FangoriaはGWでCDが間に合わないということで中止となる。じゃ〜、スペインで今流行ってることはどうか?ということになって考えたのだが・・・。

今、ValenciaのModaは日本・・・というか、アジア。あっちこっちの雑貨店で、なんとも首をかしげるような・・・たとえば茶碗に穴が開いていて箸が通せるようになってるとか・・・微妙にベトナムと日本、タイと日本。中国と日本の合いの子だったりとか・・・アイテムが陳列されている。

彼はそれをみて、日本だ!もしくは、アジアだ!と思うわけだ。

まぁ、それはおいといて・・・その手のアジアの流行はすでに以前に扱ったネタということで却下となり、さらに考える。

そもそも、おいらはまだModaがわかるほどこちらに滞在してない。流行の周期が1年〜3年とするならば(しらんが)、おいらの滞在は帰国期間も含めて約3年弱。ちょうどModaの一区切りでしかない。日本(アジア)の流行は、そんなおいらの滞在期間中、唯一わかる流行だったりする。

じゃ、他は?

電話を切ってしばらく考えることになったので、SantiとManoloに聞いてみる。

ねぇねぇ、スペインのModaって何?

え??

とSantiもManoloも凍り付いたあと、

日本だ!アジアだ!

と口を揃えて言う。

ごめん、それだめなの。ほか、ほか

う〜ん・・・こっちも日本と一緒だよ・・・一時期の流行にわ〜〜〜!!と流されて、わ〜〜〜〜〜!!って終わるから・・・他にはない!っていうか、しらん!

そっか〜〜〜う〜〜〜〜〜ん・・・流行か・・・・

頭を悩ましていると、Santiが叫ぶ!

禅と風水だ!!!今、これはModaだ!

なんでも、政府の某が、風水に乗っ取って建物を造ったとかなんとか。禅については・・・よくわからず。

実際みてないものを話すわけにもいかないので、それも却下し、あれこれ考えていると、電話がかかってきてバレンシアでの夏の過ごし方」というのはどうかということになった。Horchataの話を交えてだ・・・(Horchataについてはかつて書いたのでここでは書かない)

う〜ん!盲点!!

たしかに、おいらもそれは伝えたいところではある、特にHorchataについては熱く日本国民に語りたいところ。

こっちに来る日本人、日本人に「Horchata」を勧めるのだが、みな最初は「うえ〜何これ〜〜あま〜〜〜い!」とぶ〜たれる。が、何度か飲んでるうちにやみつきになり「Horchata飲み行こう!」ということになる。

ケバブに近い中毒性を持つ、素敵な飲み物だ。

あの粉っぽさがまた素敵なんだよね〜。

Horchataについては、何度も日本人に説明してきてるので、ラジオで噛むこともないだろう。もうHorchata工場で働いてもいいくらいだから・・・。

もう5月にはいり、Mercadonaにも大量のHorchataの段ボールが積み重ねられていた。

Mercadonaのは・・・というか、市販のは・・・「まずい」と誰かにいわれたので買ったことはないのだが、Vino季節でもなくなったし、近々まったりとHorchataを飲みに行こう。

日本庭園のあるHorchateriaに。