酒処 澤村

バルデミ1月誕生日組のための企画決行。

会場は渋谷は「酒処 澤村」。地図でみたところ、いきつけの「とり升」に近いことが判明。

5時45分に集合。メンツはおぐり、康雄、お嬢、むん、のび、おいらの6名。途中、結婚式の二次会が終わりやってきた吉野を含め計7名となる。

待ち合わせ場所に10分前に到着。どうもスペインから帰ってからというもの、10分前行動ができる人間になってしまった。かつては遅刻常習犯であったのに・・・「人のふりみて我がふり直せ・・・」ということなんだろう。あな恐ろしやエスパーニャ。

そのかつてのおいらのせいで、バルデミは「10分後行動」になってしまった。だから、渋谷にいるというのに、むんとお嬢は堂々遅刻ということになる(笑)。逆になぜか、おいらとは関係なく遅刻常習者のおぐりと康雄は時間通りにやってきた。

小雨降る中、澤村を探す。おぐりと康雄は「だって出るとき雨ふってなかったんだも〜ん」という理由で傘をもってこず。おいらも確実に雨がふる空模様でも、雨が降ってなかったら傘を持たない人間なので、何もいえず。二人に風邪でもひかれたら困るので、マークシティーの下で待たせて一人、澤村を求めてさまよう。

が!あまりにもみつからない。記憶してきた住所だと絶対にここらにあるはずなのに、みつからない。ぐるっと一週してもみつからない。

もしや記憶違いか・・・いや、そんなはずはない・・・。

おばあさんが窓からちらりと見えるとある一軒の店を発見。草履を売っている。さらにのぞくと別のおばあさんと井戸端会議中。こりゃ〜ヌシだ・・・とガラガラと扉をあけて尋ねる。

「すいません。ここらに「澤村」ってお店があると思うんですが・・・」
「あ〜澤村さんね・・・あそこ店閉めたよ」
「え”え”え”え”え”え”え”」
「ずいぶんたつよ。」
「そうなんですか・・・いつくらい?」
「去年のいつ頃だったかね〜」
「去年ですか・・・(ずいぶんでもないじゃん・・・ばあちゃんたちだったら「さっき」じゃないの?)」
「ありがとうございます」

終了。

おいら一人がっかり。すんげ〜行きたい店だったから・・・無念。

代わりの店として、先日あらぽんといった、なかなかいい感じの焼鳥屋にいくことにするが、かなりフラフラと歩いて適当にはいった店だったので、イマイチ場所に自信が持てず。たぶんあってると思うが、小雨降ってるのに見つからず歩き回りたくないので、その辺の適当な店にした。普通の居酒屋。誕生日組には申し訳ないが・・・。

そろそろやってくるとは思っていたが、2年以内にほとんどが結婚してしまいそうな勢い。ほとんどが30を超えているから当然っちゃ〜当然なんだけど、「当然」じゃない状態においらとしては、なんとも複雑な気分。結婚するとみんな遊んでくれなくなっちゃうからな〜。うむ〜。

4年後くらいには、大人と大人の間に赤子や子供が交じっちゃってたりするんだろうな〜。そうなるとおいらができることは、その未来ある子供たちをどこに出しても恥ずかしくない呑んだくれにすることくらいだ。

「違う!なんどいったらわかるんだ!この土臭さはスペインのVinoだ!D.Oはどこだ?」
「違う!ぼけ!脳みそあるのか!この味がRIOJAなわけないだろ!これはRequenaのVinoだ!よ〜し、次は日本酒!!」

てな具合。

それはそれで楽しそう。子供「びえ〜ん」だ。

かつてのバルデミは独り者が圧倒的であったが、最近のラッシュで、今では会話のテーマもバリエーションが増えてくる。

今回はエスペシャルじゃない、普通のデート」というテーマで、いろいろ調査してみる。

家、ランチ、肉、メガマック、ゲーセン、美術館、映画、買わない買い物・・・と帰ってきた答えは、意外性はなく、「あ〜まぁ〜そうだろうね〜」ってのばかりだが、その偏り方と、個人的に想像すると意外と楽しかったりする。よきことかな。ただ、ゲーセン4時間ってのは、正直びっくりした。ゲーセンでデートってしたことあったかな・・・UFOキャッチャーのぬいぐるみが「将来確実に邪魔になるもの」という風になってからは、ほとんど行ってないな。10年前くらいにパチンコデートをしたことあるや。おいらじゃなくて、相手の影響で。あとは、おいらの場合、強制連行夜中のドライブ、ヨドバシ、本屋、映画、美術館、日本酒、Vino、泡盛だな。相手の買い物の時は無言でテクテクついていく。流行物に全く疎いので、お台場とかなんとかとかかんとかとか、そういうの全くだめだ。関係ないが、今、猛烈に行きたいのは「江戸東京博物館」。嗚呼、江戸!帰ってきてもやってるのかな・・・。