ブロークバックマウンテン

日中。

まだ脱獄日は決まっていないのだが、スペイン関係者にメールする。日曜日は代理店がお休みなので動くに動けない。

ショキートからのメールでハンガリーEger(エゲル)という街(村?)をすすめられる。「呑んだくれのための街」ということ。日帰りでは厳しいということらしい。調べたら電車で2時間か2時間半くらいでいけるらしい。赤ワインが有名らしく、本当に「呑んだくれのための街」らしい。行ってみる価値ありだろう。

あと、プラハとベルリンがいまイケてる街らしい。やはり・・・プラハは決定したが・・・ベルリンも行くべきか。熊大量購入するべきか・・・ベルリン友達いたかな・・・。


夜、少々疲れ果て映画をみることにする。てなわけで感想。

【ブロークバックマウンテン】 2.7点(5点満点)

ブロークバックマウンテン公式サイト

アメリカもリメイク映画とか二匹目のドジョウ映画とかばっか作ってないで、こういう映画作ればいいのに・・・というような映画。アメリカにもいろいろあるだろうが、実際にアメリカにいって(総合で2ヶ月くらいだけどさ)思ったのは、あのもう比類なき巨大な自然だろ。あまりにでかすぎて、小島の住人「日本人」としては、ただただ唖然とするしかないようなあの大自然。大がいくつもあっても足りないような大大大大自然。そして、美しきこと・・・。あれだけで日本人は「ふぇぇぇぇ!」となるわ。グランドキャニオンとかヨセミテとか・・・もうバカかと。遠近法無視した国だからね。あそこ。テレビがでかいのも、コーラがでかいのも、なんでもかんでもでかいのも、うなずるわ。

と、舞台や時代なんかは、この映画・・結構好き。カウボーイハット、ジーンズ、革ジャン・・・やっぱり似合うよ、アメリカ人。かっこいいよ。日本人があの格好して、あんな仕草したらバカにされるだろうけど・・・絵になるというかなんというか・・・。

じゃ、なんで点数が低いのか。

それは、どうにもこうにも感情移入ができないから。切なさとか、恋しさとかがわからんのだ。なぜなら男と女じゃないから。だから、心が引き裂かれくらい恋しくなっていても、どうしても「奥さんが・・・かわいそう」、「バカ、あほ!そんなところで!」とかなってしまう。わかる人にはその彼らの「葛藤」が痛いほどわかるのかもしれないが・・・。やぱり、おいらには無理。Mala Educacion(バッド・エドゥケーション)も映画は面白いと思うが、やはり部分的には理解不能

映画みながらなんどこの言葉を発したことか。

「理解不能だ〜!」

つまる、つまらないの話ではなく、そういうことなので、「この映画大好き!」という人がいても不思議ではない。大好きな人は大好きだろう。

一つどうしてもわからないのが、導入部。じゃないと話がすすまないので、既成事実としてとらえてずっと見ていたが「え?なんで?どうして?うそん!」と見終わったあとも、イマイチ釈然としない。花粉症じゃなかった人が、ある年突然花粉症になった・・・と考えれば、まぁ理解はできるのだが。

こういうテーマの映画はあまりなさそうだからいいのかもね。

追記
とても過酷なんだろうけど、ちょっとカウボーイになってみたくなった。先っぽ輪にした縄をグイングインやりたいかも。あと、あんな素敵な大自然のなか、超大量の羊に囲まれてもみたい。「おまえら、ホント愚鈍だな〜」って。楽しそう。