天下りの詩

ぬるま湯半身浴でのバビロン捕囚もすでに一ヶ月がすぎた。そして、悟った。

おいら・・・三十路にして天下ってしまったのか・・・

論語曰く「三十而立、四十而不惑、五十而知天命・・・」とあるが、三十にして、天命を知ってしまった気さえする。まだ「惑」ばかりだというのに・・・。

金銭的にも、身分的にも「天下り」からはほど遠いのはわかっているが、状況的には天下って気がしてならない。そんな心持ちで、ここ最近は通石積みの道すがら、自ら作詞作曲した「天下りの詩」を詩って通石積みしている。作詞作曲っても「天下り〜♪」しかいってないのだが。サビがすべて。

全く持って因果関係はないのだが、「天下り」とわかった途端、受付嬢のみよちゃん観察にも飽きてきたので、相当変化が内限り、この日記に書くこともないだろう。

今、目下観察中なのが、おいらが唯一(1週間でもう一人増えたが)コミュニケーションのある麻呂だ。コミュニケーションっていってもほとんどがメールor内線なのだが、一応観察はできる。「観」していないが。

「麻呂」だと他人がつけたあだ名なので、そこからインスピレーションをえて「おじゃる丸」ということにした。まぁ、もう少し観察したら日記に残そう。なかなか面白い男だ。最近もう一人電話やメールしているのは女の子。お嬢が「くねくね」なら、その子は「ふにゃふにゃ」という形容が良く似合う感じの子。一度打ち合わせで相まみえたことがあるが、肌は海にでもいったのか、はたまた熊本の子なのか、少々日焼け気味な感じで、ハワイとかタイとかにいそうな感じ。全然違う国だが・・・。石積み場の内線電話なのだが、微妙に語尾が伸びる。そして、ふにゃふにゃ話す。何にせよ、変わった匂いの人間は好きなので、こちらも観察を続けよう。

そういえば、おいらの真向かいに座る女性に、以前の日記で「コカトリス」とつけたが、それが妙にはまってしまいコカトリスにしか見えなくなってきてしまった。すごいsimpaticaな人なのだが・・・。自分でも「言い得て妙!」と心の中で拍手してしまった。


さて、ここ数日日記をさぼっていたのだが、それには立派な理由がある。

先週くらいから、ブーメランを投げる日々が、人の家に入ってツボや樽を割ったり、引き出しをあけたり日々が続いていたのだ。

3日たったあたりから、なんでこんなに優しく話してくれる人の家を荒らしてるんだろ〜なんで主人公なのに剣ではなくブーメランなんだろ〜とリアルな面が頭をもたげたりもした。これが三十にして立つってことなんだろう。

ドラクエ8ドラクエ・エイトではない。ドラクエ・オチョと読む。意地でもそう読む。なぜなら、最初の一時帰国でまだ日本語との使い分けになれておらず、うっかりそう言ってしまったおいらを皆で馬鹿にしたからだ。

というわけで、最近、精神面でひきこもり。もう、ブンブンブ〜メランな毎日だったわけだが、これじゃ〜いかん・・・と、今日は自棄酒ならぬ、自棄日記に踏み切った。まだ、これいれて3日分しか書けていないが・・・。

「自棄」と使ったが、元気になった理由は他にある。今は機嫌がいいのだ。すこぶるご機嫌なのだ。

奈良に行くことにした

おいらの心を騒がせる「トキメキ三県」の一つ。大分・岐阜・奈良。

今月はタカシ君が来日して、たぶんなのだが・・・バレンシアでの会ったときの話によれば・・・うちに泊まりに来ることになっているので、それとぶつからなければ行く。ぶつかっても、どちらにしても行く。いって、艶めかしい仏像を大量に見てくる。酔っぱらって興福寺の境内を駆け回るのもいいかもしれない。せっかく行くので2泊して、心ゆくまで寺巡りしたい。若いころにいきすぎた東大寺や春日周辺も今回は8年ぶりにいこうとも思っている。鹿に癒されるのだ。三輪神社にいって、素麺くいまくってやる

うぐむ・・・今日は他のも書かなくちゃいけないから、この辺にしておこう。