雨は毛布のように

奈良の天気が変わった。悪い方に。

土・日と曇り時々雨。帰る月曜日が曇り。出発の金曜日も雨。うなだれるわ・・・。まぁ、雨の興福寺と吉野に期待しよう。まぁ、吉野にはいかんかもしれんが。

宿が決定した。ランクは落として10000円(2食付き)の宿。法隆寺から徒歩2分らしい。風呂かどっかから五重塔が見えるらしい。vamos a ver。

今日は石積み場で、石積むふりして、奈良のプランを書き出そうと思っていたが、意外な石に蹴躓き、それどころではなくなった。

結局、プランはみごとにない。鹿に餌やるのと、興福寺の仏像を堪能するだけ。その2つだけしか決まってない。あと、三輪素麺喰うことくらいか。初日の宿も、夜中でるので毛布もっていって、車の可能性もなきにしもあらず。疲れてたら飛び込みで宿探しだな。スペインと違って、日本は24時間空いてる宿も多いから問題ないだろう。スペインだと、そこそこいいホテルしかフロントは空いていない。家族経営のHostalなんかは、普通に寝てしまうから。

あ、そうだ。この場を借りて。読んでもらえてるかわからないが・・・。

質問メール、感想メール、普通のメール・・・まことにありがとうございます。ただ、いろいろ小忙しくて、たまったまま返事を書く時間がありません。ごめんなさい。明日もかけそうもないので、月曜日 o 火曜日に書きまする。

さらに、メールで思い出したや。

我慢できなくなったのかネストルからメールが届いた。奈良から帰ってきたら写真付きで送ろうと思ってたのに・・・。ネストルのメールをみて思ったが、なんか性格がもしかしておいらと似てるような気がする。細かい・・・かなり細かい・・・。そして、言い回し方(あちらはスペイン語での言い回しだが)も似てる気がする。表現というか・・・。

おいらのスペイン語のレベルを考慮してくれてか、ちょっとコロキアル(口語みたいな感じ)な表現になると、かならず括弧書きで、わかりやすい表現がかかれている。それくらいならわかるのに・・・と思いつつほのぼのしてしまった。

やっぱり彼は記憶力がよい。あのペースで話しているから、話しているそばから、内容なんぞ冥王星の彼方くらいまで飛んでいってそうな気がしていたのだが、あのスピード、あの会話量を、きちんと覚えているようで、メールにもそのとき話したネタが結構書かれていた。相手が日本人だったら別に驚きもしないのだが、スペイン人なのに・・・と驚かされてしまう。
(※スペイン人の記憶力が悪いっていってるわけではない。ただ、「え?おれ、そんなこといったっけ?」ということはしばしばある。スペイン人も自嘲気味に「うちらは話したそばから次の会話のこと考えてるから・・・」ともいう。日常の会話はだいたいにおいてそんなもん。いったことに責任はもちません。)

さらにびっくりしたのが、ネストルがmamiさんに送ったという「フォーマルな手紙の書き方」の例文。内容が「南千住のセブンイレブンについてだったので、文法書とかにでてくるような、「こんなもんいつ使うんだ!!」っていう例とは違って、「なるほどね〜。日常的な内容だからよくわかるっす!」とちょいと感動した。

内容的には笑える内容なのだが、それ以上に、その文章量の多さ、注釈の多さ(日本人(mamiさん)のためにものすごいわかりやすく書いている)に、笑い以上に感嘆させられた。ヤツは、もしかして天才肌なのか?いや、マメなんだ。マメ。マメなスペイン人って・・・もうなっていっていいか・・・いわずもがなで、わかってくれる人はわかってくれるはず。うん。

さっき映画をみた。

感想。

【UNKNOWN】(アンノウン)

UNKNOWN

【点数】1.7点(5点満点)

【制作年】2006年 【制作国】アメリカ 【監督】サイモン・ブランド 【公式サイト】UNKNOWN公式サイト
【キャスト】ジム・カヴィーゼル, グレッグ・キニア, バリー・ペッパー, ブリジット・モイナハン
【感想】

まず、gooのあらすじパクル。

目覚めると、廃棄工場の中だった。最初に意識の戻った破れたセーターを着た男をはじめ、そこにいたのは5人。ボスと思しき相手からの電話と、内部の状況から、自分たちは人質と誘拐犯だと判明。誘拐されたのは2人。逃亡を試みたときに、ボンベの薬品が漏れ出したことで、一時的な記憶障害を招いたらしい。全員が自分のことすら分からない。夜にはボスが帰ってくる。自分が人質なら殺され、犯人側でも罰せられる。でも、パスワードが必要な金属製のドアはびくともしない。俺は誰だ?

で、感想。

つまらん。どうにこうにもぱっとしない。サスペンスなはずなのに、ドキドキもワクワクもしない。まず、のっけから首かしげまくりだった。「え〜おかしいだろ〜」って。唯一「お〜!」っておもったのは、「プリズン・ブレイク」のアルブッチが悪者としてでてきてたくらい。おもいきり脇役ではあったが、悪人顔なのでGood!あと、ツイン・ピークスのハンク役ででていたChris Mulkey(クリス・マルケイ)も脇役ででていた。

とりとめて書くことがない。85分って短さだったから、怒りもそれほどではないが、これで2時間とか2時間以上みさせられてたら、ちゃぶ台ひっくりかえしていたかもしれない。登場人物に思い入れももてない。騒ぐだけ騒いでこれかよ・・・ってラスト。そうそう、ラスト。もう、あの終わり方が、変にかっこつけてる感じで、腹立たしかった。

奈良の旅のプランの時間を割いてまでみたのに・・・マリカルメンに「呪いあれ〜」だ。