=16000円

奈良の天気は変わらず。相変わらず雨が多い。うぐむ・・・。

今日の昼飯はぬらりひょんなことから、4人で食べた。出石積み場初日の日以来初。エレベーターでたまたま同期・・・といってもその子は正石積み職人だが・・・の子と、最近入ったばかりの子とベテランかどうかしらないが、5年ほど働いているという人事の子が一緒に食べに行くところを拾われた。

水滸伝が絶妙なところだったから、正直ドトール熟読コースの気分でいっぱいだったのだが、人と昼飯食べるのなんぞ、年にそうあることではない気がしたので一緒にいくことにする。

メニューをみてびっくり。ランチが1030円。なんとかならない金額じゃないが、「高けぇ〜」とついついぼやいてしまった。1030円だけあって、焼きたてパンとドリンクはおかわりし放題。ここでも、おもわず「すげ〜」とつぶやいてしまったが、一時間の休みじゃ、あまり得した気分にはならなかった。

ほとんど初めて話すような感じなので、簡単な自己紹介+αからはじまったが、水森亜土みたいな話し方をする子は高尾出身だったので、自然薯の話でもりあがり、人事の子とは高田馬場の話で盛り上がる。織田裕二に心なしか似ている同期の子とは特に接点はなかったので、イマイチ盛り上がりにかけた。

というか、自分でも信じられないが、やはり石積み場の人間とは何を話して良いかイマイチよくわからん。常識と非常識の境界線がどこにあるのか、いまだもってさっぱりわからん。かつてそれで怒られたことがあるというわけではないのだが、あそこまで回りが会話してないと、コピーしようにもコピーできん。いつものようにぺちゃくちゃとマシンガンかましていいんだろうか?

とりあえず、同じく同期で、うちの石積み場で数少ない男石積み職人のサイクロプス君に、おいらのアドレスを手渡してもらう約束をする。なんかまどろっこしいが、引っ越しされオフィスが遠くなってしまったため、呑みに誘うチャンスが激減してしまったのだ。メール書こうにも、うちの石積み場は監視されてるし。実際、忙しくてチェックしてる暇なんぞないだろうけど、おいらがサイクロプス君にメールしたら、明らかに私用と思われる。石積み上、見事に接点ないから。

いろいろめんどくさい。

勝手から奈良についてネットで調べる。とりあえず、雨が多そうなので、温泉のある宿を探す。できれば飯もうまいほうがいい・・・吉野あたりにいそうだから、その辺で・・・とみつけたのが、「芳雲荘」とかいう旅館。朝飯と晩飯がついて16000円。晩飯の吉野葛鍋というのにかなりひかれ、予約しかけたが、あれこれ考える。

16000円っていったら、一ヶ月の交通費(定期は買わない)に近いではないか・・・ドトールで考えると30日分。でかい金額だ。でも、ここ最近の呑み代に換算したら2回か2.5回分。そんなに高くない気もしてくる。複雑な気持ちなまま、やはり今のおいらには分不相応だ・・・ということになり、その宿は諦めることにした。

調べている最中、寅さんから突然メールが来た。

滋賀県いかない?」

と。

前回の旅の時に、Bodegaで寅さんも含め、滋賀のおっさんと大阪のトモコちゃんの4人で呑んだ。たしか、Labrador。滋賀のおっさんは、滋賀出身だが、おっさんではなく女の子。おいらがつけたあだ名ではない。すでについていたあだ名。「おっさん」というところから、あるいはタカシ君がつけたあだ名かもしれない。

その呑みのとき、ただの旅だったおいらをのぞいて、3人の帰国時期が重なりそうってことで、呑みの席だったのもあり横浜と東京と滋賀と大阪の中間で集まって宴会をしようということになった。場所は4人の中間ってことで、滋賀県にきまった。微妙に中間ではないが、滋賀のおっさんの家には空き部屋があるから泊めてくれるともいう。即決なり。

思うに、宴会の開催時期はもう少し前だった気がする。だから、中止・・・っていうか、おいらが言い出しっぺなのだが・・・になったと思っていたのだが、3人で連絡をとりあっていたようで、今月末に決行することになったっぽい。おいらからしたら、棚からぼた餅状態だ。

奈良に滋賀か・・・ワクワクするのう。

なんだか、追い風吹いてきた感じだ。