「Bodega」をお気に入りに追加しました。

bodega

寝て起きるとともにMadridで充電してきた「やる気」が消滅しているんではないかと心配だったので、昨夜は朝までVinoを飲みながら仕事をし、9時頃寝た。

起きたら夕方の4時。

たいてい何時に寝ても2時くらいには一度目が覚めるのだが、旅の疲れもあったのかノンストップで爆睡。時計みてちょっとのけぞった。

もっそりと起きてCafeを入れる。

先日買ってきて冷凍している鶏肉を使って何か作ろうと思ったが、なんだか食欲がない。腹は減っているんだろうけど・・・。まだMadridのOreja(豚の耳)やLacon(同じく豚肉)が胃の中に残ってるっぽい。

飯は諦めて、もっそりといつもの場所に座る。

ゴミ箱から拾ってきたお気に入りの社長椅子。

シーツかけないと、表面がはげまくってえらいことになる社長椅子。

貧乏なのに、気分だけは社長の社長椅子。

ま、どうでもいいや。

で、お仕事再開。

サイトを作ってそろそろ一年が経ちそうなので、全コンテンツを改めて読み直す。

いや〜fatal!fatal!(ひどい、ひどい!)

勢いで書いた文章だけに、もう誤字脱字は当然のこと、もう中身むちゃくちゃ。ディスプレイの前で1人自分の文章に苦笑する。いや〜バカだね、バカ・・・。

登場人物をみていて、あまりの情報の古さにびっくり。そりゃそうか・・・1年たてば人間かわるってもんか。おいらの年齢も29歳になっているし・・・。

ってことで、2005年版登場人物を作成することにする。

せっかく髪も切ったことだし、自分も含めて全登場人物の写真を変更し、文章を少し削ったり追加し、ついでに、日記にもしばしば出てくる、姐御、オジキ、Chirag、さおりさん、Camilaの5人も追加することにする。

いざ気合いをいれて作り始めたものの・・・意外と書くことがない。

冷静に考えたら、嗜好がわかるほど語ったこともないし、会っても酒を飲んでみなで暴れくらいしかない。無理があったか・・・。

ということで、紹介というよりは、おいらのイメージを書くだけで終わってしまった。もうちょっと練らないとアップできそうにもない。うむう。


Madridにいるときに電話をくれたタカシ君に連絡する。彼の仕事が一段落ついたとのことだったので、久しぶりに飲もうかと。

目指すはすでに4回行って4回とも入れなかった近所の渋い感じのBodega。10時に閉店してしまうのだが、まだ9時前。間に合う!とBodegaで落ち合うことに。

途中、タカシ君から連絡が入り、

「あのさ〜calle(通り)の名前なんだっけ?」
「う〜ん、わからない・・・タカシ君の好きなRicoricの側で・・・で、まだ工事してるあたり!」
「て、適当やな〜〜〜〜!!!」
「だって・・・・わからんのやもん」

なんてやりとりがあったが、無事9時に落ち合うことができた。

早速中に入る。

店内はすこし薄暗い感じで、Vino樽がいっぱい!

そして、床にはゴミいっぱい!

心ときめく。

各樽には種類と値段が貼ってある。

Tinto(赤) 1.3euros
Blanco(白)1.2euros
Malaga(マラガ)2.9euros
Ximenez(ヒメネス)1.2euros

などなど。料金は1Lの値段。

いつも通りJarra(デカンタ)で注文すると、JarraはなくCopa(コップ)しかないという。しょうがないので、Tintoを2杯頼む。

カウンターにはMejillones(ムール貝)とかの普通の缶詰がいっぱい置かれている。注文するとそれを開けて出してくれるのだろう。1.2eurosくらい。なんか、飾らないところが素敵だ。

Vinoを2杯、3杯と杯をすすめながら、いろいろと近況報告。仕事のこととか、卒業制作のこととか、来月の事とか、Fiestaの予定等々。

会話の切れ間に、タカシ君が言う。

タ「彼女の眉毛・・・サパテロ(スペインの首相)みたいやな・・・」
お「・・・サパテロの眉はもっとこうだよ・・・」と指で眉を描く
お「っていうか、やめてよ・・・彼女、かなりおいらの好みの顔なんだから・・・」
タ「ははは、ぼくもだよ!」

ぼくもだよって・・・・なのに、サパテロ眉毛かい!

もしかして、おいらとタカシ君って、好みが近いのかも・・・。

また、こんなこと書くと誰かに「いつも誰かに恋してるね〜」とのたまわれそうだが、かわいいもんはかわいいからしょうがない。系統的には美容院のXELOと同系列。後ろで髪の毛を強引に短く結っているのが、おいらのツボにはまった。

ってことで、彼女の存在と缶詰とVino樽のこの3点で、このBodegaをお気に入りに追加した

問題は10時という我が家の夕食前の時間に閉まってしまうということだ。なかなか使い処が難しい。

持ち帰りの樽だしVinoが1.5L(ちょうどbotella2本分)で2eurosという恐ろしい安さなので(しかも、けっこういける)、彼女を見に行きがてら、しばらく通うことにしよう。

なんか、いったらタカシ君がいて、「よ〜!」なんてことになりそうだが・・・。

会計は、Vino5杯とQuesoとLonganizaと持ち帰りVino2本(3L)で12eurosという安さ!1人6euros。

持ち帰りVinoが4eurosとなると、店での飲み食いは8eurosということになる。

う〜ん、素敵すぎる。

3LのVinoをるんるん気分で持ち帰って、おいらの部屋で飲み続ける。でもって、男だけの裏トーク。男の60分。途中、Mi Kyungも参加して3人でスペイン語で本音トーク。酒も回って熱く激論を交わす。

Mi Kyungが明日の仕事に備えて部屋に戻った後もいろいろ語る。

飲んでは語って、飲んでは語って、飲んでは語って・・・。

気づいたら朝の9時になっていた。

ちょうど12時間飲み続け、語り続けたことになる。

12時間・・・Madridの日記余裕で全部かける時間だ。ちょっと反省。

今日のトークでまたタカシ君とまたさらに親密になった気がする。