Teruelと二日酔い

Masaquito2005-05-21

今日はTeruelにいってきた・・・・

と言いたかったのだが・・・いけなかった。

何故かというと・・・生涯3度目の酷いresaca(二日酔い)。

普通に飲み過ぎて、胃の当たりが・・・っていうのは最近になってよくあることになってしまったのだが、今日のは半端ない。

頭がズキズキ痛い、あの典型的な二日酔い。

調べたら、2004年07月24日以来(日記参照)のresaca con 頭痛。

もう咳しただけで頭が痛い。むかつくくらい痛い。

前回の頭痛の時は、Jerezのブランデーが原因だったが、今回は明らかにGinebra(ジン)。両方ともかなりの安酒。すべてのジンがダメなわけではなく、何倍飲んでも大丈夫なやつは大丈夫。結局は、質の問題なんだろう。

普段二日酔いにならないおいらが二日酔いになると、何故かManoloたちは喜ぶ。前回もそうだったが・・・

「よくやった!おれは二日酔いになってる正樹が好きだぞ!」

でもって、夜にあったタカシ君までも喜びやがった。

「そっか〜正樹君も成長したな〜」

自業自得とはいえ、人の不幸を喜びおって!


ってことで、起きたら11時なわけで・・・酷い二日酔いなわけで・・・約束していたのは7時半にバス駅なわけで・・・そんなん、とっくのとうに過ぎちゃってるわけで・・・ごめんなさいなわけで・・・。

Camilaと大興君は8時くらいのバスに乗り無事Teruelに向かった模様。

行けなかったとなると余計に行きたくなるのが人間の情ってやつで・・・もうれつにTeruelのJamonが食べたくなった。

残念無念。


二日酔いになんて負けてられないので、フラフラとコーヒーを飲んで(これが大失敗で、あとでボミる羽目になった。胃は空なのに・・・)、今週の担当である廊下とTerraza(ベランダ)の掃除をする。

頭痛は1時間もしないうちに無くなったのだが、やっぱりまだ二日酔い。なんもする気にならない。

自分であれだけ調べたTeruelにいけないなんて・・・悔しい思いをしながら、傍らにあったTeruelの地図を使って、バーチャルTeruel散策、Jamon喰いまくりを実行。

バスおりたら・・・旧市街いって・・・この道をこういって・・・最初は恋人たちの像をみて・・・この当たりでCervezaを一杯やって・・・かわいい牛さんの像みて・・・そのあと、適当なbarはいてTeruelのJamonたべて・・・また散歩して・・・水道橋みたいなのみて・・・Muralla(城壁)もみて・・・・Torre(塔)に登れたら登って・・・。

く〜〜〜ちくしょ〜!

これまた自業自得だけど、なんとも切ないのぉ〜。


なんて感じでotro mundoにいると、タカシ君から電話が入る。

Rioでね〜なんかfestival・・・Feriaみたいのやってんねん・・・なんだっけかな〜Nacionesみたいなん。よかったら一緒にいかへん?世界の食べ物とかVinoが飲めるらしいねん」

「よし!今日Teruelで使うはずだったお金をここで使おう!」と考え、一緒にいくことにする。

で、Festival de Naciones・・・うちのすぐ近くで、テントが軒をつられている。う〜ん、楽しみ楽しみ・・・どんな料理食えるんだろ?TeruelのJamonあるかな、あるかな・・・。

ドキドキしながら、入り口の方までいくと・・・・

入場料4euros


えええ〜〜!!金とるんかいっ!

ほぼ二人同時に叫ぶ。

RequenaのEmbutidoみたいに、チケット制になってて、それと交換で食べ物が食べれるというヤツを想像していたので、のっけから入場だけで金が取られるとなると、痛い。痛すぎる。

わからないものに4eurosを払えるほど、うちらは金持ちではない。中を少しはのぞけるのだが、隔離されていてしっかりは見えない。4eurosあればRicoricでケバブとコーラが注文できてしまう値段。

「貧乏ってイヤやな〜」

二人つぶやきながら、Festival会場を後にした。

一応写真だけとっておいた。

とりあえず腹が減ったから何か喰おうということになる。例のBodegaは土日はやってない。土曜日やっていたら、どれほど助かるか・・・。ホントもっと働こうよ〜!

しかたがないから、テクテクとA.Regne de Valenciaを目指す。この通りはなかなかいいBarが多い。で、バスク料理を出す「Bar che」に向かったが・・・閉まってた。おいおい、おまえも土曜日休むんかい!

そのまま通りを下っていき、以前入ったTapasの多いBarに入る。名前は・・・確かZayyanとかって感じだった気がする。

ここのオヤジは以上に愛想が良く・・・というか、商魂たくましく、以前来たときもそうだったのだが、なんだかいろいろとすすめてくる。

「Champinion(マッシュルーム)はいらんか?」
「ビール、もう一杯おかわりするか?」
「もう食べないのか?二人でこれだけでたりんのか?」
「プリンは?Natillaは?」

もう、次から次へと攻撃される。

うちらは慣れているからいいが、普通の観光客だったら多分だが、頼んでしまいそうなくらいの攻撃だ。

でも、Tapasは十分うまいし、値段もそう高くはない。ちなみに頼んだものを書いておくと・・・

Cerveza(Can~a)×4(ビール)
Zarajos de cuenca(クエンカのtipicoで、羊肉の料理。多分あばら肉)
Pescadito frito(小魚のフライ。熱々でCervezaにぴったり!)
Pepito de pisto×2(中にツナと卵とトマトが入った揚げパンみたいなやつ)

で約18euros弱。1人9eurosって感じ。わるくな〜い。

タカシ君がエルコルテでVino・・・しかも、RESERVAを持ってきてくれたので、おいらの部屋でまったり飲みはじめる。

パラドール研究したり、Vinoが飲めそうなFeriaをネットで探したり、土器について話したり、ヨーロッパとアジアの陶器の歴史を聞いたり、あとなんだっけかな〜忘れた。

で、例のごとく朝までノンストップで語りつくし・・・7時ちょっとまえにタカシ君はフラフラとおうちに帰っていった。

おいらも明日に備えて目覚ましをセットし、そのまま瞬間的に落ちた。