メビウスの輪

さ〜て、ほっこりと日記でも書くかのぉ〜。

もうすべてを書く気にもならないが、例のごとくMoixentにはいけず。Teruelに続いて二度目。

もうダメダメやな、おいら。

周りはわかってたみたいだけど・・・。Camilaチョイギレ。

なんだかとても楽しいとこだったらしいので、今度タカシ君と昼の便でいくことにしよう。それでも十分堪能できるらしいから。ただ平日がよさそう。観光的に。

ってことで、家にひたすらひきこもる。そしたら、Santiに「正樹・・・今日はホントにひきこもりだな・・・どうした?」と心配されたので、「いや・・・なんとなく・・・おいらにもわかんないよ」と曖昧な返事で答えておいた。

今日はManoloは友達の結婚式とかなんかということでVillarrealにいってしまい、Santiは夕方頃、これまたキケ(弟)の友達のコンサートライブがあるとかなんとかででかけてしまい、Mi Kyungは相変わらず仕事でいない。

う〜ん、ひとりぼっちか〜〜〜。

某アニメで「大勢の中で孤独を感じるよりも、独りの方がいい」みたいな台詞があるが、こっちの生活は日々賑やかなので、みながいるけど、部屋に1人ってのは別にして、本当に独りぼっちになると、なんかワサワサする。ワサワサが正しいかしらないが、とにかくワサワサなのだ。

ワサワサワサワサ。

ってことで、人肌恋しくなった時に呼ぶっていったらヤツしかおらん!!

タカシ君にメールする。

「ねぇねぇ、人肌恋しいから、軽く飲まない?」


恋文の返事を待つかのように、タカシ君の返事を待つが、なかなか返事がこない。


そうこうするうちに、Moixentから帰ってきた大興君がうちにやってくるということになる。昨夜持って帰れなかった小型トランクをとりにくるという。

9時頃、大興君がカナエちゃんと共にやってくる。Camilaは怒ってか、それとも疲れてかやってこず。

タカシ君からは相変わらず返事がない・・・もしかしてまだ忙しいのか?と思い、3人でうちの側のIrun~aで軽く飲むことにする。

どうでもいいが、Irun~aとはバスク語であの牛追い祭りで有名なPamplonaのこと。まぁ、どうでもいいんだけど・・・。

ここはVinoが少々するので、Cervezaで我慢しつつ、とてもおいしいTapasを食べる。ここのTapasは「汁」が激ウマなので、パンだけでお腹一杯にさせることができる。つけては食べ、つけては食べ・・・。ひたすらこれの繰り返し。

しばらくすると、大興君の携帯がなると同時にタカシ君登場!!

っていうか、おいら携帯部屋に忘れてた・・・。

おお〜、以心伝心!!さすがや〜

と喜んでいると・・・

「何、人肌恋しくなっとんねん!!」

と恋人からの冷たいお言葉・・・。

「だ・・・だって・・・」

と指を噛むおいら。

気分は乙女。

タカシ君も交えて4人で飲む。

Moixentの話でそこそこ盛り上がるかたわら、明日一緒にValenciaの最後の試合を見に行く人がいないカナエちゃんは、間髪入れず勧誘してくるが・・・おいらが微妙に悩むくらいで、タカシ君も大興君も全く興味なし。タカシ君はサッカーに興味あるが、今年のValenciaに対してはあきらめていて、大興君はサッカーに興味がない。おいらも興味はないのだが、もしかしたらValenciaでみる最後の試合になるかもしれないし・・・もし、Espanyolが負けて、Valenciaが勝ったら、盛り上がるだろうし・・・でも、20eurosはおいらにとっては、もう大金なわけで・・・・。

ちなみに、最近はお金の価値を、ケバブいくつ食べれるかってのと素敵なVinoのCajaが何箱買えるかで考えることがおいらの中ではModa。

つまり、20eurosというのは、Ricoricのケバブでいうと約6個、素敵なVinoのCajaでいうと2つとおつりということになってしまう。

そりゃ、誰でも悩むでしょ・・・。


店の閉店する2時頃・・・Irun~aを去る。大興君は昨夜の二の舞になってしまうのはかわいそうなので、トランクを持たせて帰ることを許可する。全然寝てないらしく、もう顔死んでたし・・・(笑)

次なる展開を考えたが、経済的にあまり余裕のないうちらはおいらの部屋で飲むことにする。Vinoが買えそうなところを探し、夜のValenciaを徘徊するも、結局例のBodega Asturiaで買うことにする。

タカシ君はあまりここのVinoが好みでない。そして、最近思ったのだが、それほど安いわけでもない。持ち帰りのBottela(普通のVinoの瓶。他の処は水のペットボトルにいれてくれるところが多い)で7euros・・・Bodegaの割には高い。普通2euros〜3eurosくらいで買えるからな〜1.5L(Vino瓶二本分)で・・・。

まぁ、背に腹は代えられないので、2本買ってきておうちに戻る。

部屋での話は世代が近いということもあり、昔話でもりあがる。1970年代のこととか、1980年代とか、1990年代のこととか。つまりうちらの生きた20世紀について(笑)。

おいらがDJで遊んでいる間、タカシ君とカナエちゃんは「誰に似ているっていわれたことがあるか」という話でもりあがっていた。

おいらはいろいろありすぎるので、首をつっこまないようにしておいた。

ってことで、うちらの懐メロで大いに盛り上がりりつつ、話はだんだんくだらない話になっていって・・・2本買ってきたVinoもいつのまにか空になり、うちに半分残っていたALBALIも空になり、ついでに少し残っていたミステラも空になり・・・。

一瞬、Vino de Toroの2001年でも開けてしまおうかとも思ったが、今の「舌事情」じゃ、あまりにもったいないのでぐっと我慢しておいた。

ってことで、タカシ君は「もう、我聞できない」にはまり、カナエちゃんには勝手に「寧々ちん」というあだ名をつけ、おいらはうまいこと話をそらせ・・・。

そんなこんなで、知らない間に日は昇っていて・・・時計の針は11時で・・・

ま、いうたら・・・またもや軽く12時間以上飲んでしまったわけなんですよ。


メビウスの輪ってホント不思議・・・