醤油ネットワーク
またもや起きたらタカシ君の家のソファ。
う〜ん、また突然落ちしたようだ。
寝たのいつか全く覚えてない。
Bottelaでかなりのんだはずなのだが、二日酔いはないし。
もっそりと立ち上がる。
タカシ君の家は太陽のが光があまり差し込まないし、シャッターがおりているので、今自分が何時のスペインにいるのかまったくわからない状況。
トイレにいって、勝手に冷蔵庫あけて、冷えたコーラで目を覚ます。
タカシ君を起こそうかとも思ったが、昨日の疲れがとれてない状態で起こすのもかわいそうなのでこっそりとタカシ邸を後にする。
毎度のことだが、外は恐ろしく良い天気。
賑わうCentro。道行く人が眩しい。
寝ぐせもそのままにでてきたので、ちょっと恥ずかしい。無造作に手ぐしで髪型を治しテクテク歩き始める。
しばらく何時かわからないまま歩く。
Barの雰囲気からして、まだ夕方にはなってないはず・・・・Menu del diaの看板もでてるし・・・もしかして結構早い時間か・・・・2時とか・・・3時とか・・・まだ一日はたっぷり残ってるではないか・・・
そんなこと考えながらCentroを過ぎると、ようやくValenciaの街によく設置されている時計兼温度計を発見。
時計を見るとまだ2時前の1時48分。
ふと、昨夜、イギリスからやってきたTちゃんのことを思い出す。
あ〜そうだ・・・裏Valenciaガイドしなくては・・・。
電話がかかってきてたらまずい・・・ってことで、少し小走りでおうちに戻る。
家には誰もいなかった。
だから電話がかかってきたか、かかってきてないかわからない。
お腹は減ってるような減ってないような変な感じ。
「食べろ!」っていわれたら食べるが、「食べる?」って聞かれたら「食べない」って答えそうな、そんな感じ。
だから、食べないまま過ごすことにする。
それじゃ〜、忙しすぎてたまりりまくってる日記でも書こうとも思ったが・・・
「書くまで一歩も家からだしません!」と編集者に言われたら書くが、「書いたら?」っていわれたら「イヤイヤ」って答えそうな、そんな感じ。
だから、書かないまま過ごすことにする。
3時45分・・・電話が鳴る。
お「Si!」
?「hello・・・Masaki over there?」
お「(おおお〜英語だよ〜!)」
お「はいはい・・・おいらです」
T「朝電話したんですけど・・・いなかったんで・・」
お「ごめん・・・友達の家で爆睡しちゃっててさっき帰ってきたところ」
T「これから大丈夫ですか?」
お「あいあい。もちろん。じゃ、4時10分にPlz Canovasで・・・」
お「場所は・・・blablablablablabla・・・・」
ってことで、4時10分にPlz Canovasに行く。
この時、猛烈に腹が減って死にそうなくらいだったので、Valencia名物Empanadillaでも食べようと思って、お気に入りのpanaderiaへ行ったが、シエスタで閉まっていた。
うぐむ。
Plz Canovasでぼ〜っと待つこと30分・・・・
いっこうに来る気配がない
あたりを見回しても日本人らしき人間はいない。
それにしても、最近待ちぼうけが多い(^_^;)
やはり、Plz Canovasで待ち合わせは無理があったか!!!
もしかして違うところで待ってしまっているのかも・・・電話してみよう・・・。
財布をごそごそ。
な・・・・ない!!!
テレカはあるのに、彼女の電話番号を書いた紙がない!!
泣く泣く10分ほど歩いて家に戻り、紙を見つけて、電話。
お「もしもし・・・ごめん・・・迷った?」
T「今つきました。違うところで待ってました」
お「やはり・・・じゃ、いますぐいくから待ってて」
ってことで、ようやく落ち合うことに成功。
時間はすでに5時近い。
ギアをするには少々変な時間。
悩んだあげく・・・
「じゃ、昼間のCervezaでも体験してもらいながら、展開を考えますか・・・」
とお気に入りのBar La Piulaへ。
おいらはCervezaと一緒に、あまりにやばかったのでBocadillo de Lomoを注文しむさぼり喰う。
とりあえず、初めましての挨拶をして、軽い自己紹介。イギリスについての情報なんかをいろいろと聞く。
その後、裏Valenciaツアーの話にもっていく。
今日はこの後、お好みにあわせて、通い婚Bodega Pascual Garciaとか、ケバブ屋Ricoricあたりに連れて行くつもりでいた(あまりにベタすぎるのだが)。
が!!
彼女が今泊まっているスペイン人の友達の家は中心街ではなく、車で20分ほどいった郊外にあるという。しかも、その友達の仕事が終わる7時になったら一緒に帰らなくてはいけないという。
タクシーやバス、地下鉄を提案したのだが、なにせ昨夜ついたばかりでどこにその家があるのかも、住所もわからないという。しかも鍵ももってない。
かなり悩まされる。
7時のスペインなんていうのは、ヘタするとまだシエスタが続いてそうな時間で・・・もしくは、仕事が終わったあとの二度目のシエスタに突入していて、Barで一杯やって帰るか、Playaにいくか、Horchata飲むか・・・なんて時間。
通い婚Bodegaも午後の営業は8時からだし、ケバブを喰うには少々早い。
これから観光に連れて行くにしても、あと1時間くらいしか残っていない。
万策尽きて白旗。
明日はその友達の友達の家に遊びにいくことになっているというので、裏Valenciaツアーは、水曜日に延期することに決定。
それまでに、今泊まっているPISOの住所やら、交通手段について聞いておいてもらうことも頼む。
毎日7時じゃ・・・裏Valencia案内できないもんな・・・・。
シンデレラだって12時だっていうのに(笑)
彼女を道がわかるところまで送っていき、そのままおいらは帰宅。
家に着くとSantiに鼻をつままれる。
「どこいってたんだ!おれはこれからイギリスにいってくる!!」
金曜日に南スペインから帰ってきて、お次はイギリスとアイルランド・・・。
かっこいいの〜世界を股にかけるビジネスマンは。
部屋に戻り考える。
まだ7時・・・今から通い婚しにいくか・・・タカシ君でも呼んで・・・あ〜でも学校かもしれんし・・・水曜日にもまたいくもんな・・・・っていうか、なんかすごい疲れた・・・考えすぎて知恵熱でてそうな感じだ・・・日記書くかな・・・いや・・・無理だな・・・気分が乗らない・・・やっぱ飲むってもん?・・・・いやいや・・・時期尚早だな・・・どうしよう・・・こんな時は読書か?・・・そうだな・・・読書だな・・・。
ってことで、ベッドに転がり込み、本を開くが・・・5分も立たぬうちにものすごい睡魔に襲われる。
そのまま9時半まで寝汗かきながらも爆睡。
Mi Kyungが作ってくれた夕食を食べて、そのあとなんかつまらない整形外科医のドラマみたいなのをみて、現在にいたる。
あ、そうだ・・・タカシ君に連絡したら、昨夜のおいらがつぶれるまでの様子をデジカメで記録したという。
なになに・・・とデジカメをつけると・・・
写真と動画両方とってあった。
おいらが落ちるまでの様子をしっかりと記録。
う〜ん、まったく覚えてない。
動画の中のおいらは、ものすごい器用な姿勢で寝ている。
なんて表現して良いのかわからないが・・・ブリッジしそうな勢い。
ソファーの座るところに頭から背中をおき、おしりと足でバランス取ってる。おしりの部分はソファーに接してない。
一応まだ微睡んでいる状態だったらしく、音楽を聴きながら足でリズムを取っている。
自分いうのもなんだが・・・気持ち悪い。
明日は久しぶりのお休み。Pausa。休養日。
たまっている日記を一日かけて書く予定。
あでう
追記
ガイド料というかおみやげというか・・・Tちゃんから日本の醤油ゲット!!!!イギリスで買ったものらしいが、ちゃんと日本製。日本語書いてある。Japancentreで買ってきてくれたとのこと。
いいな〜イギリスは何でもあって・・・スペインなんて・・・しくしくしく。
ノリコさんからもアロハ醤油もらったから、しばらく醤油に困ることはなさそうだ!
それにしても、みんなが醤油の心配してくれることは純粋に嬉しいのだが、なんか笑える。今度は醤油じゃなくって、「みりん」って日記に書いたら、持ってきてくれるかな?