2 Bottela de Vino < 2 Copas de Cubata???

今日も前半戦はPausa。ん?前半戦ってなんだ???まぁ、いいや。

マリちゃんと動画チャットをしている最中に、Manoloが登場。せっかくだから懐かしんで貰うとManoloを呼び出し、マリちゃんとチャットさせる。

終わったあと・・・

マ「すげ〜〜〜今の時代ってすげ〜〜〜!」
お「便利な世の中だよね」
マ「なんかスペインにいる気分だよ〜」
お「そりゃよかったね〜」
マ「もうスペイン行く必要ないかも」
お「・・・・つべこべ言わずに、来い!!


最近の流れ的にひきこもりマパにRicoricや通い婚Bodega、お気に入りのHorchateriaを追加することにする。PoliciaやBarrio de Carmenの写真も撮ってきたことだし。

久しぶりの追加だが・・・あまりに考えなしで作りすぎたことを反省。

Centroはガイドにでているから・・・あまり情報載せなくてもいいだろ・・・と思って、わざわざCentroの拡大図は作らなかったのだが・・・

もうスペース無さ過ぎて無理!!!

もしこれ以上増えたらおいらはどうなるんだろう。思い切ってカテドラルとかガイドに出てるものは削るってもんだろうか?いや、駄目だろ、それは!数少ない観光名所を削ることなんておいらにはできない。

やっぱ、Valenciaの地図みたいに、Centro拡大版だけ作るってもん?そこまでやれってこと?

え〜〜〜いやいや。

まぁ、なるようになるだろ。

地図を作り終えたところで、後半戦突入。後半戦???

ようやくトモヨちゃんに裏Valenciaを案内できると勢い勇んで肩をブンブン。

ついでだから、周りの友達にも知り合って貰おうと招集をかける。

タカシ君には例のごとくメール。まず間違いなくくるから。で、フサエちゃんに電話。夜、友君と映画に行くことにはなってるが、暇だというので来るという。うちで待ち合わせ。

トモヨちゃんとは6時にうちで待ち合わせになっていたのだが、やってこない。電話もない。待っているうちにフサエちゃんが登場。

う〜ん、まぁ、この辺にいればみかけるだろう・・・と10分だけ待って出発してしまう。

普通なら来るまで待つってもんだろうが、この辺はすでにスペイン人的感覚

銀行でお金おろして、タバコ買って・・・La PiuraでCervecitaを注文。

彼女が通らないか注意深く様子をうかがいながら、Sevilla時代の話を聞く。

が、30分立っても彼女は姿を現さない。自業自得なくせして、ちょっとそわそわ。

う〜ん、家に帰って電話かけようかな〜と思ったそのとき・・・キョロキョロ周りを見ながら歩いているトモヨちゃんを発見!安堵のため息。

話を聞くと、おいらの目論見はあながちはずれてはいなかったのだが、ちょうどうちらが銀行いってタバコを買っている1分か2分が命取りになったようだ・・・ちょうどそのとき、彼女はうちらのすぐ側・・・30mくらいの距離を通っておいらの家に向かっていたところだった。

ニアミスとはまさにこのこと。

まぁ、無事にあえたと言うことで、スペイン人的感覚でなかったことにする。

No pasa nada!

トモヨちゃんとフサエちゃんを紹介して、イギリスとかドイツの話で盛り上がる。おいらは、その間策略を練る。

今日は金曜日なので、通い婚Bodegaは11時過ぎくらいまで開いている。本当は10時閉店なのだが、混むからなんだかんだで11時を過ぎたりするのだ。

部屋で素敵なVino箱を使って1人で飲むのは幸せだが、酒は大人数の方が楽しい。絶対に楽しい。だから、友君も誘いたいし、来たとしても、途中でフサエちゃんと友君が抜けるのは痛い。

ってことで、説得開始。

お「ねぇねぇ、映画って今日だけ?」
フ「いや、毎日やってると思うよ・・・たぶん」
お「なるほど・・・じゃ〜さ〜友君誘おうよ・・・映画は明日にしてさ〜」
フ「いいけど・・・じゃ・・・とりあえずメールできいてみるよ」
お「うんうんうん」

メールを打つ。

フ「書いたよ。"正樹"が映画を中止にして飲もうよっていってるよって書いたよ」
お「Da igual!全然問題ない」

返事が返ってくる

フ「OK!ってだけ帰ってきたよ!!!怒ってるのかな???」
お「え〜〜〜!!え〜〜〜〜!え〜〜〜!!!まさか〜彼が???」
フ「でも・・・OKだけだよ!英語だよ!英語!Vale!じゃないんだよ!」
お「うぐむ・・・」

蛇足覚悟で付け足すと・・・

スペインにいると、アンチ英語とまではいかないが、英語に大して苦手意識がでてくる。大事なのは百も承知しているのだが、「英語を話せないスペイン」を大好きな人間が多いもんだから、そうなってしまうのだ。だから、スペインに留学している英語を話せない日本人は、ほとんど胸をはるような感じで

「おれ(あたし)英語全然話せない!!」

と言う。

冗談じゃなくて、本当に多い。おいらもそうだし、タカシ君もそうだ。

普通なら恥ずかしがるべき部分なのだが、それもアイデンティティの一つになってしまうような感じだ。スペインに来たことがある人ならわかるだろうが、駅だろうが、レストランだろうが、英語を話せる人はそう多くない。もちろん、まったくいないわけではないが、とにかく、英語の力は、スペインではまったくといっていいほど意味がないと考えてもらってもいいくらいだ。

そんなわけだから、友君が「OK!」と返事してきたことが恐怖であり、イコール怒ってるのかな?とうちら二人は受け取ったわけだ。もちろんイギリス在住のトモヨちゃんはそんなこと気づくはずもないので、きっと頭の中は「???なんで?」って感じだったに違いない。

話を戻す。

で、フサエちゃん・・・メールを打った後にこんなことをのたまった。

フ「今日彼の誕生日だしね・・・うん、たしか今日だったはず!」
お「え〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
フ「誕生日に1人も寂しいから映画に誘ってきたのかもね〜」
お「え〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
フ「どうしたの?」
お「なぜそれを先に言わない!!!!!!!」
フ「え???」
お「デートの邪魔をしたようなもんじゃないか!横恋慕だ!横恋慕!!!」
フ「え〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
お「あ〜〜〜おいらひどいことをしてしまった〜〜〜!」
フ「デートって・・・・」
お「もしかして、友君、勇気を出してフサエちゃん誘ったかもしれないじゃん!!!もしかして、なんかしらのプランたててたかもしれんやん!」
お「あ〜〜〜〜!おいらはなんてことをしてしまったんだ〜〜〜!!」

もう妄想モード全開のおいら。が、あながち間違いともいえまい。

おいらは略奪愛はOKだとしても、横恋慕はイヤだ。まぁ、正確には横恋慕でもなんでもないのだが、そうとられてもしょうがないような好意は嫌い。

まぁ、誘ってしまったものはしょうがない。時すでに遅し。その辺も慌てず弛まず、スペイン的思考で乗り切る。

で、8時・・・通い婚Bodegaに向かう。

今日もManoloは絶好調。そして、今日はついに・・・Manoloの口から「Amigo!!」という台詞を聞く。

我、生涯の友(+Vino)を得たり!!

な気分。

いや〜良い気分だ。Ricoricの兄弟とはすでに「Hola!Amigo!Que tal?」(よう、兄弟!元気か!!?)な間柄になっていたが、ついに通い婚BodegaでもAmigoができた。

あいからずEstherもかわいく、もうとにかく幸せな気分で一杯だった。あまりに幸せだったので、途中から来たcamilaとトモヨちゃん相手に、Estherの魅力について、ちょっとだけ熱く語ってみた。

で、友君・・・一度フサエちゃんの携帯に電話がかかってきて道を教えたものの、本来の閉店時間の10時になってもまだやってこない。

あ〜やっぱ、横恋慕だと思われてるのかな〜あ〜ホント悪いことしたな〜。

と1人周りにはわからぬように反省。

Camila同様、予定通り途中からやってきたタカシ君はフサエちゃんとなにやら盛り上がっていたので、おいらはCamilatトモヨちゃんと共に「インターネット世界の知り合いとの接触について、熱く盛り上がる。内容まで書くと恐ろしく長くなりそうだから、タイトルだけにして省く。

で、閉店間際の11時・・・友君がその友達のスペイン人(Intercambioの相手)と共に現れる。

あ〜男つれてきてるよ〜〜!おいらに対する当てつけか〜???ほら〜フサエちゃんならそこにいるから、許してよ〜〜。

と心の中で叫ぶ。

通い婚Bodegaを後にし、近くのCerveza1eurosBarへ。トモヨちゃんは12時までには帰るといっていたのだが、楽しんでいるのか結局、この店を出る1時過ぎくらいまで一緒にいた。Canovasのタクシー乗り場まで送っていき、お別れ。

おいら、タカシ君、友君は小腹が減ったうちらは例のごとくRicoricへ。

「竹馬の友」より「ケバブの友」とはおいらの言。

友君と一緒にケバブを食べ、さらなる友情も芽生えたところで、今日のできごとを謝る。「デートの邪魔してごめん!!」と。

そしたら、友君・・・相変わらずキラキラした瞳で

「え〜〜〜〜!!なんですかそれは!!??」
お「だって、今日誕生日なんでしょ?」
友「ええ、今日ですけど・・・」
お「そんな大切な日に誘ったフサエちゃんを横取りしてしまって・・・すまぬ」
友「え〜〜〜〜!!!暇だから誘っただけですよ〜〜!」
お「みなまでいうな・・・(おじさんはわかるんだ・・・若者よ!)」
友「え〜〜〜〜!!!誤解ですよ〜〜!」
お「よしよし・・・若者よ」

なんか、完全においらの勘違いっぽいが、ネタ的に面白いので、180度方向転換して、からかって遊ぶことにする。その夜ず〜っと。ついでに、しばらくず〜っと。この辺もスペイン的に・・・(嘘)。

スペインに来てから、その手のゴシップネタというか、下世話なネタを聞かなくなって久しいからだろうな〜。なんでないんだろ?そういえば?みんな淡泊なのかな?

Ricoric兄弟の写真をとってきたが、光量が足りないところに、手ぶれでぼけているのでちゃんと捕ってきてからアップすることにする。ふとっちょ兄さんはいいのだが、眩しそうな弟の方は眩しそうな雰囲気が全く出ていない駄作写真。次回はちゃんと固定して捕ってこよう。正面からちゃんと・・・。

Ricoric後、Bar Benaventeとなんとも懐かしい名前のBarへ行きCervezaを飲む。

ここで、友君の友達のGuilleが面白い発言をしたので、残しておく。

G「なんでみんなCervezaなんだ?」

と、Cubata(日本で言うカクテル)なんだ?

みな、まぁ、なんとなく・・・って感じの反応。おいらの場合はタダ単に金がないからだけどな・・・。

で、フサエちゃん登場

フ「家では毎日飲むけどね・・・Ronが好きだから」
G「毎日????!!!!!」
フ「うん」
G「どれくらい?」
フ「コップ二杯くらいかな〜」
G「それを毎日?????」
フ「う・・・うん」
G「キミはすごいAlchorica(飲兵衛)だな!!信じられない!!!」

もう、本気で信じられないという顔をするGuille。うちらの「別に普通じゃない?」という表情とは対照的に、顔は驚嘆の表情に満ちていた。

ここで友君が口を挟む

友「マサキとかタカシの方が全然飲むよ。もう全然!」
G「何を飲むの?」
お「うちらはVinoだね〜」
G「Vinoか・・・・どれくらい?」
タ「日によるけど、botellaで二本とかかな〜?」
G「毎日?」
お「毎日に近い感じかな・・・二本は飲まない時もあるけど」
G「そっか〜でもVinoだろ?」
タ「う、うん・・・」

もうみんな、頭の中がクエスチョンマークで一杯になる。

彼の中では

瓶2本のVino < 2杯のCubata

なのだ。

うちらのなかでは、どちらがAlchoricoかと聞かれたら、当然前者のVino2本を毎日飲む人間だと思うのだが・・・。

Guilleはその後もしばらく、そのことについて何かと質問していた。

本当に2杯も毎日飲むのか?本当に毎日か?週末だけじゃなくってか?手とかはふるえないのか?酒がなくて、欲してしまうことはないのか?本当なのか???Hostia!

てな具合。

彼にとっては、Cubataの元になる・・・たとえばRon(ラム)やGinebra(ジン)の類は強いアルコールでVinoはそうじゃないらしい。

いってしまえば、アルコール度数だけで考えているようだ。

そんな彼は20才。まだまだ若い。

おいらと同世代のフサエちゃんに対抗するにはまだ早すぎるのかもしれない(笑)

それか、Jamon信仰ならぬ、Vino信仰なんだろうか?

このネタは結局、Guilleだけではなく、うちら全員の頭の中に疑問符を残して終わった。


追記
みなと別れた6時くらい?覚えてないが・・・タカシ君は珍しく明日に備えて、うちにトイレだけ借りにきて帰っていった。おいらはまったりと一杯だけ飲み・・・さっさと寝た。今日の酒量は全然多くないが、Guilleにしたら、どうなんだろう?CervezaとVinoとVermutだけだから、Alchoricoには認定されないだろうな(笑)