ジンベエ着てスペイン料理を食す
今日は、珍しく猛烈に落ち込んだ日であった。
もう駄目・・・生きていけません。自業自得なんだけど・・・やりすぎました。超Super反省。
封印していたファミコンをついに出してしまおうかというくらい落ち込んでいる。
しばらく、通い婚もしないし、Ricoricもいかないし、Fiestaも、botellonもなし!
なしったら、なし!
もう駄目。
しばらく、本気でひきこもる予定。一ヶ月くらい。
まぁ、海とかRioくらいにはいくとは思うけど・・・。
嗚呼、諸行無常の響きなり。
夕食はスペイン料理で攻める。2週間ぶりに帰ってきたSantiのスペイン料理欲求による。
GaspachoとTortillaとSardinas al Hornoの三品。
それを男三人、じんべえを着て食べる。
テーブルはスペイン。でも周りは日本。
なんかちょっと面白かった。
今日は、そんなわけで、まじでどんよりしていて、誰かと遊んだりしたい気分でもなかったので、昼間に2本、食後に1本映画を見た。ってことで、3連続、映画感想。
【カリオストロの城】4.2点(5点満点) スペイン語わかりやすさ度:日本語なのでなし
もう何度みたかわからない作品。宮崎駿のアニメの中では、ナウシカや未来少年コナンに並んで好きな作品だ。
日本のおうちにもあるのだが、今回はフサエちゃんがDVDを貸してくれたのでみることにする。凹んでいたのもあって、こういうドタバタアニメがいまのおいらにはちょうど良かった。
ストーリーはいまさらなので説明しない。見てない人は「いいから見ろ!」って感じ。特に銭形の台詞は今でも語りぐさになってるくらい有名。おいらもたまに使うし・・・。
「いいえ、やつはとんでもないものを盗んでいきました!」
「あなたの心です!」
ズキュ〜〜〜ンズッキュ〜〜〜ン!
盗んでみて〜!
てなもんだい!べらんめい!
今回のDVDはスペイン語ではなく、英語字幕と英語の吹き替えがあったので、それもついでにとばしとばしでみてみる。なんせ落ち込んでいたから。
が、英語の方はマジでMierda!!(ク○)。やつら・・・なにもわかっちゃいない!ルパンの侘び寂びが。ほんと、すべて台無し。余計落ち込まさせられた。
ルパンはWOLFだし、次元はルパンをBOSSとか呼んでるし、一番最後のシーンなんぞは「さようなら〜」だけで、基本的には無言なのに、英語で訳されると「I LOVE YOU FOREVER」で「MI TOO!」だし。
どこでだれが「I LOVE YOU」なんていってるんだ〜ぼけ〜!そんなことだから、Ultimo SAMURAI(ラスト・サムライ)でもキスシーンいれて、おいらの激怒を買うんだ!
あ〜ほんとなにもわかっちゃいない。
がっかりだ・・・がっかりだ・・・がっかりだ・・・。
ちなみに、英語版だと、ルパンたちが全く話していないところも、台詞をいれて字幕までつく。余計な説明をつけないと気がすまならしい。
彼らは「みなまでいうな!」がわからず、納得いくまで説明しないと駄目らしい。
まぁ、でも、やっぱルパンはいいやね。そして、ジャケットはやっぱり緑やね!
【Mr.インクレディブル】4点(5点満点) スペイン語わかりやすさ度:日本語なのでなし
なんか、落ち込んでてわかりやすいのがよかったので選んだのがこれ。なんてたってディズニー。わかりやすさに、まとめ方のうまさには定評がある。たまにテーマ失敗するけど・・・。
おいらが一時帰国中になにやら流行っていたが結局みれなかった作品。これも拓也(弟)が持たせてくれた。
さすがというか・・・良くできてる。ニモも綺麗にできていて十分面白かったが、これはそれよりも面白いかもしれない。エンターテイメントってこういうことをいうんだろうな〜。
別になんら小難しいわけでもないし、最初からディズニーアニメでみてるので、へんなつっこみもいれるようなことはしない。それは上に書いたルパンでもそうだ。「そんなのありえないよ〜!」なんてのは、この手の映画ではタブー。普通に楽しめばいい。
で、楽しい。楽しい。うん、楽しい。
当時、同じ時期に、実験映画と名高い「ハウルの動く城」もやっていたが、それよりもこっちを大画面でみたほうがよかったんではないかとちょっと後悔。
この映画もストーリーは省く。まぁ、簡単に書くと、ヒーローがいたんだけど、ひょうんなことからヒーローがいらない時代になり、ヒーローも一般人の1人として会社勤めをするようになった時代が舞台。彼らは力をもてあましつつも、がんばって1人の一般人として生活するが、ある日、Mr.インクレディブルの元に、政府から一つの指令が・・・。
てなストーリー。
シンプルなのでとくに感想はなし。面白かった!と家族愛やね〜!くらい。
細かいところで気になったといえば、アイスマンみたいなヒーローがいるんだが、あれの見た目が、JOJOの奇妙な冒険第五部のギアッチョ(スタンド名:ホワイトアルバム)っぽいな〜って思ったこと。スケート選手なわけだからいいんだろうけど、なんかすごい似てた気がした。うろ覚えだけど。
あと、スーパーマンたちの能力は、昔好きだった「009」ぽくて、心がときめいたが(加速装置!叫びながらなんど奥歯を噛んだことか・・・)、お母さんの能力だけはちょっと頂けない。
なんか・・・変。
とてもすごい能力なんだけど・・・お母さんがボートになったときは笑えるのを通り越して失笑(^_^;)。あと、パラシュート。雰囲気的にはゴム人間で、ジャンプかでやってる、「ONE PEACE」のルフィー(これもうろ覚え)っぽい感じなのだが、顔が妙にリアルだったりするし、おしりだけがでかいのもあって・・・ちょっと気持ち悪かった。
お父さんの能力は、「馬鹿力」とシンプルで良い。息子は加速装置〜!!だし、娘はバリアをはれる。
で、赤子は・・・改良子泣き爺。
たぶんというか、確実にこの映画・・・「2」がでると思われ・・・。面白いといいけど・・・。
【un verano con Monica】2.2点(5点満点) スペイン語わかりやすさ度:6(10段階評価)
この映画、スウェーデンの映画で、監督はイングマール・ベルイマンという人で結構有名どころらしい。おいらはしらなかった。1952年の映画で白黒。原題は「Sommaren med Monika」という名前で、スペインでのタイトルとそのまんま。意味はモニカといた夏って感じの意味になる。veranoが夏、conが英語ではwithって感じだ。だが、日本だと・・・不良少女モニカになるらしい。わからんではないが・・・え〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!って感じ。なんか合ってるようで、全然合ってない感じのタイトルだ。センスなし。
ストーリーはたいしたことない。八百屋かなんかで働いているモニカが、瀬戸物屋みたいなところで働いているハリーと知り合う。モニカは酔っぱらって帰ってきた父親と喧嘩をし家を飛び出し、ハリーは仕事仲間とうまくいかず、二人で駆け落ちのように逃げ出す。ハリーの父親のボート(多分)で、夏の島々を満喫する。そうこうするうちにモニカは妊娠して・・・あれよあれよとストーリーは進む。
たぶん・・・当時は・・・当時はなんかしらのテーマがあり、意味をもったのかもしれないが、今みてもイマイチ古い。映像的な美しさとか、印象深いシーンはあるものの、「まぁ、別に・・・」って感じ。
というのも、モニカ・・・イヤな女過ぎる!。正直っちゃ〜正直なんだろうけど、Superわがまま。もう自己中丸出し。何度「泣けばいいってもんじゃね〜!」と心でさけんだことか。おいら個人でいわせてもらえばパス!もう全然パス。あんな女に捕まった日にゃ〜・・・・泣けるね。ほんと自分の選択を悔いるね。
グルジアかなんかの「シビラの悪戯」かなんかの主人公も自由奔放だったが(しかも、エロい。エロすぎる。おいらは好きだ〜)、モニカもそういうタイプ。でも、無邪気さが感じられない。計算ずくというか・・・。
この映画、女性がみたらまた違ったイメージをもち、納得したり、理解できる人もいそうだが、おいらには無理!無理ったら無理!なんか、小さいころのトラウマ思い出した。おかげで、おいらは男子校。
あ〜ホント怖い怖い。
ハリーの方は、絵に描いたように、なんていうか・・・ちょっと情けない感じの男。とても優しいが、おそらく頼り甲斐とかはなさそうなタイプ。彼女の涙にすぐ負けるし、つねになんか葛藤をしている。でもって、モニカには尻に敷かれている。
最後はアンハッピーエンドなのかもしれないが、これも個人的にいわせて貰えば「いや〜おまえよかっただろ〜これは・・・ヤツはちゃいしちゃいなさい!ちゃい!」って感じ。
名作の一つとして数えられているらしく、映画評価としては高いっぽいのだが、おいらは駄目。パスパス。あ〜ほんとヘタのホラーより怖かった。
映画後、やけ酒Vino飲んでくだばった。
もう、ほんと駄目・・・。
みんな、おらに元気を少しわけてくれ!
追記
うちの食事のはじめは・・・
いただきま〜す(日本語)
チャイモケシムニダ(韓国語)
ワシラポ〜ン(タイ語だが、友達の名前を拝借)
ケ・アプロベッチェ(スペイン語)
グーテン・アペティート(ドイツ語)
アーメン(キリスト教)
を手を合わせながら、連続で早口にいってから食べる。本当に。