Baloncestoでボミるの巻

Masaquito2005-06-30

深夜12時・・・さおりさんからのメールで、おいらの落ち込み気分はいとも簡単に払拭された。


「ねぇねぇ・・・チラグがバスケしない?だって〜」


もう、夜中だというのに、咆哮しまくり!!部屋で小躍りまくり!!

不思議な踊り。パペットマン。MP3ポイント奪う。

ぬおおおおおぉぉぉぉ、バスケ〜〜〜〜!!!!


こう見えても(どう見えてもだ?)、おいらは中学後半からバスケ部(中高一貫なので高校も)。175ちょいと身長は高くないが、垂直跳びが結構あったため(当時はリングにぶら下がれた)、なぜかセンターになり、交代要員として準レギュラー(うちの高校はそれほど強くない)だったりもした。
(ちなみに、スラムダンクはおいらが入って二年後に始まった。その年の新入部員はかなり多かったことはいうまでもない。ものすごい数だった(笑))

まぁ、そんなことはどうでもよい。

とにかくバスケができることが嬉しくて嬉しくて嬉しくて・・・・興奮して眠れない夜を過ごす。

嘘・・・明日に備えてVinoしこたま飲んで爆睡した。

その前に、タカシ君や宏一君にもメールでバスケを誘っておいた。


で、朝。早起き。朝からルンルン気分。もう腕ぶるんぶるん振り回す。

さ〜バスケだ!バスケだ!

その前に・・・今日はある一件でミニスカポリスことフサエちゃんにお世話になったので、昼飯をごちそうすることにしていた。

Arroz Negroかかなり彼女が飢えている日本食かで迷いつつ、とりあえず、銀行に行く。

ここで例のごとく、大いに待たされる羽目になり、結局Arroz Negroを作っている暇もなくなり、日本食に決定。

ぱっと思いついたのが、Santiの好物の茄子料理。これにうまそうな豚肉をいれて作ることにする。料理名は・・・なんだろ?豚茄子丼?ど、丼???まぁ、いいや。

2時頃、学校が終わって彼女がやってきて昼飯を食べる。煮込む時間が足りなく、豚にイマイチ味がしみこんでなかったのだが、そこそこ好評だった。

食後、Cerveza飲んで部屋でぼ〜〜〜っと話していたが、天気も良いということで、しばらくして、La Piulaに河岸を変え、さらにCervezaをあおる。

5時半頃、PISO探しのためミニスカは帰っていった。当然バスケには誘っておいた。誘ったというか、強制参加。

部屋に戻ったあと、再びバスケを思って興奮し始める。

こりゃいかん・・・と読書を始める。

鎮まりたまえ〜〜鎮まりたまえ〜!

が、鎮まり過ぎて・・・8時頃落ちる。

目覚めたら・・・9時を回っていた

飛び起きるおいら。

さおりさんの家がわからないミニスカことフサエちゃんとの待ち合わせはKFC(ケンタッキーフライドチキン)に9時20分。

いか〜〜〜ん!!!


とりあえず、急いで、エネルギー充電のために一昨日くらいに作った親子丼の残りをご飯にぶっかけて食べる。冷や飯も思ったよりもあって、食うのに苦労するも、すべてたいらげる。

エネルギーのため・・・と思って食べたのだが、これがあとで大きな間違いだったことに気づくのは、実際にバスケを始めてからだった。

人間、動揺するとろくな事にならないの〜。

飯食べたあと、すぐにフサエちゃんに電話して遅れることを伝える。で、Kristin号で急いで彼女の家に向かう。もう、バスケするまえに、すでにぜぇぜぇと息を切らす。

ついて2分ほどして彼女がおりてくる。

お「ごめんごめん・・・」


!!!!!!!!!!!!


お「ス、スカート!!!????

フ「え〜だって、そんなにやらないから〜」
お「い、いや・・・たとえそうだとしても・・・さすがにスカートは!!!」
フ「え〜〜〜」

・・・・さすが、ミニスカポリス!!。いつ何時もスカート。今回は流石にミニスカートじゃなく、長めのスカートだったが、これからバスケをしにいくとはとても思えない格好であることは確かであった

なんか、モヤモヤした気分でさおり邸に向かう。


さおり邸にはすでにタカシ君がいたが、誘った本人のチラグがまだ帰ってきてなかった。彼を待ちつつ、試合前の乾杯。当然、Cerveza。もうバスケなめまくりの4人(笑)

チラグが登場し、出発準備を始める。

おいらは着の身着のまま。

タカシ君は用意周到に着替えをもってきていた。

チラグは普通のポロシャツみたいな格好

フサエちゃんはやっぱりスカート。

さおりさんは・・・・なんかブルースリーに扮装した。

みたかんじ〜〜〜「アチョ〜〜〜〜!!!!」てな具合。

ジークンドーの使い手だ。

ボールは・・・トゥラ(犬)と遊ぶために買ってあげたものらしい。たぶん、彼女のヨダレ一杯だが、そんなの気にしない、気にしない。うん、気にしない。


こうして、準備も完了し10時頃出発する。

野外バスケコートは、本当にさおり・チラグ邸から近かった。なにやら新しく作られたらしくて、野外のくせにしっかりと「網」がある。たいていの野外コートはリング(枠)だけなので、ちょっと感動。

バスケ部員としては、網のあの「ざしゅっ!」って音がないと、入った気がしないからだ。

準備運動をして、早速ゲーム開始。

5人なので、3対2に別れよう・・・と話をしていると・・・ミニスカ逃亡。

フ「あたしは最初はみてるから2対2でやっていいよ〜!

とそれらしい理由を言って・・・。

とりあえず、2対2でで試合開始するが、10分もしないうちに・・・おいらはえらい気持ち悪くなり、撃沈。

完全に・・・親子丼のせい。ついでにさっき飲んだCervezaも追い打ちをかけてる模様。

が、バスケがやりたいので、なんとかコートに戻るも、すぐに気持ち悪くなってダウン。

心だけがはやる。

本当は部活中とか水飲んじゃいけないのを忘れて、水でごまかす。

これが、またさらにさらに追い打ちをかける。

もう・・・・駄目。

ゲーム開始後・・・30分・・・・「ちょっとボミってくる!!」っと言わなくていいこと元気溌剌に言って、コートの裏にいって、思い切りボミる。

食べたばかりの親子丼・・・10分でかきこんだ親子丼・・・全部、胃からなくなる。

そして、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。ごめんなさい。


とはいえ、おかげで、かなり復活。俄然やる気もでてくるってもんで・・・。

それからは、フサエちゃんも途中で交代しながらも、2:2でバスケをする。

しかし、やはり・・・バスケは最低3:3は必要。2:2だとパスだすところがないし、各人の移動範囲が広くなりすぎて、もう汗だくだく。

心地よい汗なんだけどね。

さおりさんとチラグは普段、卓球で鍛えているのか(笑)、何故か体力がある。チラグはともかく、さおりさんがあんなに体力があるとは思わなんだ・・・。動く動く。ちょこまかちょこまかと。そして、相変わらず跳ねていた。とにもかくも、完全においらの敗北。無念。

休憩も兼ねて、フリーシュート大会をやる。

フリーシュートの所定位置からスタートし、台形部分を、斜め75度、斜め45度、0ポイント・・・そして反対側も同じ角度からシュートしていき、最後はまた所定位置に戻るというルール。全部で8本のシュートをいれないといけないというわけだ。

フリーシュートなんぞ、学生時代イヤと言うほど練習したというのに、やはり10年以上のブランクが響いてか、なかなか入らない。

角度は良いが目測謝って距離が足りなかったり、距離は足りても、リングにあたってしまったりと・・・とにかくもどかしい。フサエちゃんをのぞく4人で最初は始めたが、みななかなか入らなくて、「こりゃ、朝までかかりそうだね〜」と誰かがつぶやく。

タカシ君が最初の所定位置から入れたあと、つづいて、チラグ、おいらといれ、順調に進み始めるが・・・さおりさんだけは・・・所定位置のまんま。もう20本以上うったんじゃないか・・ってくらい(笑)

一週目はタカシ君が一抜けでCampeon。おいらはその一つ手前にいて、チラグは左側の最初の0ポイント位置で手こずっていた。さおりさんは途中からはいったフサエちゃんに抜かれ、相変わらず所定位置。

おいらもタカシ君に続いて一週目を終え、二週目に突入。

勝負は、一週目にいるチラグvsさおりvsフサエのグループと、二週目にいるおいらvsタカシという格好になる。

おいらもタカシ君もセンターだったのだが、順調にシュートを決め続けるタカシ君。あれよあれよというまに右側のラインになり、そのまま所定位置へ行く。

おいらも途中からは順調にない、右側に行くも、タカシ君にはもう負けるだろうという感じだった。

だが、奇跡は起こった。(てなほどでもないが・・・)

タカシ君が、二回目の所定位置からのシュートをはずしたあと、おいらが右側45度から3連続シュートを決めて二週目Campeonに!!

ってことで、バスケ経験者(チラグも実はそうらしい)で優勝をもぎ取り、面目を保つ。十分、駄目駄目だったんだが・・・。


チラグは背もでかく、動きも思いの外速く、そして、バスケのスタイルを知っていたのもあり、うちらの中だけだがNBA!!!と賞賛をうける。

足のケガが完治していないタカシ君は、チラグに「もうまかせた!!」とか「1人でがんばってくれ!!」と、このうちらのNBAプレーヤーにまかせっきりだった(笑)

徐々にエンジンがかかってきたおいらは、いまさらながら元気になり、調子もあがってくる。フサエちゃんも強制参加させ、おいら、フサエちゃん、さおりさんの3人とタカシ君、チラグ2人のチームで対戦。

おいらのチームは女の子二人だったので・・・そして、両方とも????なので、チーム アマゾネスと銘々。

作戦タイムをとって、スクリーンプレーを教えるが、一度も使わないまま、点数的には、チラグ、タカシチームに敗れてしまった。無念。

最後にフサエちゃんをのぞく4人で2:2の5ポイント先取ゲームをやる。おいらとさおりさんチームと、チラグとタカシ君チーム。

これも5-2で破れる。またもや無念。

っていうか、チラグ卑怯過ぎる。12時にコートは消灯になってしまい、半分暗闇の中でのゲームだったのだが、色黒なチラグは闇に隠れてしまうのだ。いうたらステルス戦闘機

突然闇から現れて・・・ブルドーザーのようにおいらを押しのけていく。

あれじゃ〜勝てんよ(笑)

本気でエンジンがかかってきたころなのだが、消灯のせいでゲームにならないのと、周りのCerveza欲求が最高潮まで高まったので、さおり・チラグ邸に引き上げる。


家に戻って、Cervezaで乾杯。

爽やかな汗をかいたあとのCerveza・・・

もうたまらん!!!!!

これが「オヤジになる第一歩」とみなわかっているのだが、「うんめ〜〜〜〜!!」歓喜の雄叫びをあげる。

結局、今日もさおり・チラグ邸にあるすべてのCervezaを飲み干して解散。

だいたい2時半か3時くらいのこと。


もう今日はなんとも楽しい一日だった。とても盛り上がったので、もっと人数を増やして、5:5のオールコートをやりたいもんだ。

フサエちゃんはどうだかわからないが(どっちにしろ強制参加させるが・・・ついでに短パンはかせる。)、うちら4人はやる気満々で、来週から週1か週2で集まってやろうという話もでたくらい。

なんか楽しいことになってきた。

やっぱりバスケって楽しいわ。

やっぱりバッシュとか欲しいな〜貧乏だから無理だけど・・・

【おまけ】

(スカートのフサエちゃん)


ブルースリー・・・オオ〜〜〜ノ〜〜〜〜!!ガ〜〜〜〜デムッ!)

追記
今度・・・彼女たちにCervezaのお返ししないとな〜。

追記2
センター勝負!!!ぱっと見ちゃんとバスケの試合っぽい。他のはぼろぼろだけど・・・(下写真)