Despedida y Cumplean~os

Masaquito2005-07-09

今日でいったい何周連続・・・何回目のFiestaになるんだろうか。

ここ最近週末は毎日Fiesta・・・いや・・・しばしばタカシ君とつぶやき合うのだが・・・遡ってみると3月12日にタカシ君が観光客の女の子を捕まえた日から続いているようにも思える。いうたら、未だうちらの火祭りは終わってない・・・みたいな。

うぐむ。

まぁ、なにはともはれ、Fiesta。

今日の主役は・・・

3日後の12日に帰ってしまうCamila。

お次は友君。誕生日・・・ってことだけど、本当は約1ヶ月前に過ぎている。

というわけで、DespedidaとCumplean~osという何とも奇妙で複雑な組合せの合同Fiestaだった。

もともと21時開始だった予定が、Camilaの独断により22時の開始になったかと思ったら、当日(2時間前くらいに)再び21時に戻されたりなどして。もうてんやわんやさ。

おいらは友君家を知らないフサエちゃん(この日からGerman邸に引っ越した)とPlz Canovasで待ち合わせし、誕生日プレゼントとbebidaを買いに行く。

自分たちが飲む用のVinoは、もちろんALBALI。安くてうまい。で、プレゼント用のVinoがこいつValenciaのVinoで本数限定。5eurosのくせして恐ろしくうまい。チラグの誕生日の時もこれをプレゼントした。

突然のにわか雨に降られたため、数ヶ月ぶりにバスに乗ることに。41番。blasco Iban~ezの手前で歩いてそこからは10分ほど歩き。雨はすでに上がっていた。

友君のPISOに入ると、なんとなくデジャブ。いうたら、既視感。

それもそのはず・・・2年前くらい、ドイツ人の友達とメキシコ人の友達が住んでいたPISOだった。なんとも懐かしさを覚える。

ふと周りを見回すと、見たことない日本人が二人・・・いや三人!

事情を聞いたが、とてもややこしい事になっていた。

友君は今日の夕方にモロッコから帰ってきたばかりなのだが、そのモロッコでユウタ君と知り合ったらしい。で、Valenciaにくるなら・・・と勧めたらしい。そのユウタ君が、友君の他にモロッコ(多分)で知り合ったのが、女の子でアメリカに6年ほど在住しているサチヨちゃん。でもって、その二人がスペインに上陸してきて、知り合ったのがマナブ君。

なので、たぶん友君はユウタ君以外は知らないことになると思う。まぁ、ねずみ算式に人が増えていったわけだ。スペインじゃ、友達が友達呼んで、その友達が友達を呼ぶなんて、チャメシサハンジなので別に驚くに値しないが、想像以上に日本人だらけになったので、ここがスペインであることを一瞬忘れそうになった。

ってことで、日本人が・・・に・・・し・・・ろ・・・8人、スペイン人が1人、アルゼンチン人が1人、複雑なブラジル人が1人という構成でのFiestaとなった。ちなみに、タカシ君はお仕事で一次会にはいなかった。

料理はほとんどしないというCamilaと友君たちのFiestaだったので、食事は何がでてくるかすごい楽しみにしていたのだが・・・全然普通で、全然おいしかった!

だけど、巻きずしはスペイン人Guilleが作ったらしい(笑)。あと、友君はから揚げのSalsaに凝ったらしく、とてもおいしかったのだが・・・作りすぎ(笑)。ドンブリいっぱいいっぱいあったもん。貴重な醤油がもったいな〜い!と心の中で冷や汗かいていた。

食事開始は10時くらいから。その日一日何も食べたいなかったおいらはむさぼり食う。そして、むさぼり飲んだ。ミツ君の買ってきたRiojaのVino(4euros?)は、Riojaなのに甘くなくて、結構いけた。

1次会は特になし。皆で写真とりあって終了。

ここのPISOは下の住人が神経質なくらいうるさく、椅子を引いた音だけでも、「ドンドンドン!うるさいよ!」とやってくるらしい。だから、普通ではあまりありえないのだが、12時には解散しなくてはいけないことになっていた。

写真撮影が思いの外盛り上がり、時間もかかったため、12時を少しすぎてしまったのだが・・・案の定というか・・・「どんどんどん!どんどんどん!うるさいよ!」と扉を叩く音が。

アルゼンチン人の彼女・・・大激怒。

「なんなのヤツは!音楽もかけてないし、普通に食事してただけじゃない!こっちには権利があるわ!ホント、Hijo de puta!!(Son of a bitchの意)。殴りにいこうか!殺しにいってやろうか!!!ホント信じられない!」

PISOをでるとき彼女と一緒のエレベータになったのだが、まだ激怒していた。もう、ホント堪忍袋の緒が切れたって感じ。

アルゼンチン人って・・・・過激なのか?

vamos a matarlo(ヤリにいきましょう!)って・・・(^_^;)

くわばらくわばら。


二次会は大学の校舎のbotellonスポットでbotellonとなる。

Guilleと友君がLabradorにVino5Lを買いにいき、酒を追加。

ひたすら飲みまくる。

おいらは、Guilleが持ってきたCuencaのtipico酒を1人であけてしまい、小粋に酔う。さらに、「せっかく買ってきたんだから飲んでくださいよ〜〜!」という友君の一言に負け、5LのVinoにも手を出し始める。

酔いにまかせて、何人かの人間と熱く語る。

サチヨちゃんとは、インテリアデザインと日本社会について熱く論じる。アメリカ人(日本人だが)らしく、立派なアメリカン・ドリーム魂をみせてくれた。彼女は英語が堪能なので、例のごとく英語の練習をしてみる。彼女は日本食レストラン(寿司バー)で働いているとのことなので、シチュエーションをそれにして模擬会話。

やっぱりおいらは英語はへたれだ。

そして、今日は何故かタカシ君に怒られなかった。いなかったんだっけか?


2戦目はマナブ君とうまいコーヒーとはなんぞや!ということについて熱く語る。サチヨちゃんも途中まで参加していた。

彼はスタバで働いていた経験があるらしい。で、おいらがアメリカンコーヒーはまずい!」というと、二人から猛反撃!

「シアトルのアメリカンコーヒーはうまい!」とサチヨちゃん

「ちゃんとしたアメリカンコーヒーはおいしい!」とマナブ君

しかも、マナブ君・・・「スペインのコーヒーはあまりおいしくない」とまでのたまっていた。

そうなのか〜。コーヒー通には、スペインCafeはまずいのか〜。おいらは大好きだけどね〜。

で、マナブ君に素人でもできるおいしいコーヒーの作り方を伝授してもらおうと思ったが、水がどうとか、スタンプ・・・違うな・・・なんか豆を押す強さとか、温度とか・・・美味しんぼのレベルのことをいわれて断念。

彼がいれたコーヒーはおいしいらしいので、いつか入れてもらいたいもんだ。

この二戦に渡る熱論のおかげで、酒も回りはじめる。

ふと当たりを見回すと・・・周りも大分撃沈気味。

酔っぱらい多数。

酔いに委せて写真とりまくったが、あまりの惨状にとてもじゃないけどここに載せられない。もう、みな目が開いてない

フラッシュで、しかもドアップでとったもんだから、しらふになった今見ても少々怖い。封印したいくらいだ。


解散したのは朝の7時。おいらは30分くらい落ちていたらしく、おこされた。

ぼ〜〜〜っとしてたら、Camilaから今日もらったばかりの携帯の説明書やらPINコードやらを誰かにゴミと間違えて捨てられた。でもって、収集車が持っていてしまった。

でもって、

フラフラしながら歩いていたら、買ったばかりのビーサンの鼻緒が切れて歩けなくなる。タカシ君が靴を貸してくれた。彼は自転車だったから、壊れたビーサン掃いて・・・。

やっぱり酒って怖い。

けど、やっぱり酒って面白い。


追記
Camila!Hasta Luego y Buen Viaje!
友君!Feliz Cumplean~os!