祭
やっぱ、漢字一字の日記って難しい・・・。
今日はブラジル=伯剌西爾の「伯」にしようと思ったが、あまりに無理がありすぎるので、シンプルに「祭」にしておく。な〜んのひねりもないんだけど・・・。
うぐむ。
というわけで、今日はCarnaval!!であり、Fiesta!!であり、SAMBA!!な一日。
が、全部を詳細に書くとえらいことになるので、ちょっとだけ解説と写真だけでごまかす。
今日やってくるアーティストはブラジルでは有名で、そしてスペインでもDiscotecaで踊り狂う曲・・・いや飛び跳ねる曲?・・・で有名なCarlinhos Brown。
日本でももしかしたら流行ってるかもしれないし、そうかもしれない。まぁ、Da igual。
(曲は下記に載せたMOVISTARのサイトでさわりだけ聞ける。テ〜テ〜テ〜テテテ〜テ〜って曲)
MOVISTARは携帯電話会社で、日本でいうたら、docomoみたいなもの。そこがスポンサーになって巨大Carnaval(カルナバル:カーニバル)をやってしまおうというもの。
いうたら、SAMBAで夏の暑さなんてぶっとばせ〜〜!みたいな感じだろう。
このイベントは、Bilbaoからはじまり、Barcelona、Sevilla、Madridと同イベントをツアーのような感じで続けてきて、ついにValenciaに上陸!ということになった。
もちろん・・・無料。
スペインではよくある話。
イベントの中身としては・・・
まず開始が夜の8時。Av.Alamedaが結ぶ、Plz Zaragoza、とLlano del Realの間を、SAMBAをBGMで踊り狂いながら行進しようじゃないかというもの。そして、それを普通に歩いけば15分くらいの距離を4時間かけて、踊り歩こうというのだ。12時まで・・・ガンガンのSAMBAで。
(※ルートは、ひきこもりマパでいうと、Mestallaの前の道とRioがぶつかるあたりから、警察の前を通って、Jardin Realの右下あたりまでという感じ)
Carlinhos Brownたちアーティストたちは、超巨大なデコトラみたいの2台をつかって、Av.Alamedaを亀の歩みのように前進する。その側でSAMBAをききながら、踊りながら。
その様子は・・・
さながら、大名行列
さしずめ、踊り念仏
いうたら、ええじゃないか
もう、なんとも不思議な空間であった。
ホント、ひたすら暴れまくるだけ。
テ〜テ〜テテテテ〜テ〜がかかると、みんな大歓声。
たまに盆踊りみたいな振り付けがあると、おいらは大爆笑。
誰かが適当にばらまく水がおもいきりかかって濡れ鼠。
二台の巨大デコトラに挟まれそうになって危機一髪の阿鼻叫喚
ブラジル人のFiestaもスペインのFiestaとまったく変わらないそのお馬鹿さに脱帽。
今日は朝から何も口にしていなくて餓死寸前。
そして、夜の12時半・・解散
参考は下記のサイトへ・・・(注意:すべてスペイン語のサイトです)
・MOVISTARサイト
・COMUNITAT VALENCIANA
ってことで、あとは写真ですます。
これがデコトラ。どっかでみたことあるような、ないような〜。
とりあえず、スポンサーバンダナ(三角巾?)ゲット。おれたち、青巾族!
パピヨンみたいな、いや、バッタみたいな、仮面ゲット!なんか、仮面ライダーみたい。
人はいぱ〜い。もう死ぬほどいぱ〜い。
今回誘ったメンバー。
小さいけど、こやつがCARLINHOS BROWN。
夜のデコトラはさらに派手!
「ごみは持ち帰りましょう」なんて書いてあるわけもなし。これが、スペイン。
あ、そうそう。途中、ええじゃないかの進行が車に間に合わず、音楽が聞こえなくなったりなどして、さらに人が多すぎて辟易し、中だるみしたけど、全体的には悪くないイベントではあった。でも、さすがに4時間は長すぎだろ〜。ブラジル人は流石に自国関係のイベントだけあって、最後までノリノリだった。
中には、信じれないくらい早いスピードで腰を振る子も・・・Camilaの腰振りがまだ基礎の基礎ということを実感。あの腰の動きはあり得ないだろ〜。
あと、何故かゲイとマッチョの出現率が多かった気がする。SAMBAってゲイやマッチョが好むんだろうか?ムキムキな男の汗をくっつけられて、ちょっと悲鳴。
うぐむ。
さて、後半戦。
本当に一日何も食べていなかったので、みなと別れたあと、タカシ君、大興君の3人でケバブを食べに行く。Ricoricが閉まっていたので、しょうがないので、近所のもう一つの方MARMARAへ行く。
ここの店員はパキスタン人なのだが、関西人みたいで、かならず何かギャグというか、ひねりを言わないと気がすまない。タカシ君も「パキスタンにもこんな人おるんやな〜」とちょっと苦笑まじりでつぶやいていた(笑)
ここのケバブの特徴は、Salsa Picante(辛いソース)がおいら好みであるということ。こっちではたぶん珍しく液状タイプ(ラー油みたいな感じ)で、それを自由にかけられる。Ricoricに比べての利点といったら、辛さをおいら好みまで強められるところだろうか。RicoricはMucho Picante(超辛)にしても、全然辛くないのだ。
肉の量は前回来たときよりも、何故か全然少なめであったが、肉の味はとてもうまかった。尋ねてみたところ、昼間は鶏と羊と牛の混合肉で、夜は羊オンリーらしい。この点も、羊肉好きなおいらには良い(ちなみにRicoricは牛と羊の混合肉)。
値段は普通のところよりも20centimo高い。これは場所代なのか、羊肉オンリーの肉が高いのかはわからず。って、この辺は前にも書いたか・・・。
腹も満たされ、おうちに買える。タカシ君はDVDを借りに、大興君は本を借りにおいらの部屋にやってきた。
これが、彼らの失敗だった気がする・・・。次の日予定のないタカシ君はともかく、午後からとはいえ明日学校のある大興君は・・・大失敗だろう。
別においらが引き留めたわけではない。
「帰ります!」っていえば、いつでも帰っていい状態だったのだ。
なのに、7月末くらいからタカシ君と急遽いくことになりそうなポルトガル旅行の話や、とりとめのない話などしていたらあっというまに時間が過ぎていった。
そして、なにはなしに始めた、クイズ形式(おいらが問題を出す)の世界三大○○、日本三大○○、世界一○○、日本一○○をやっていたら、朝の9時になっていた。
二人は慌てて帰っていった。
おいらはちょっとだけ読書して寝た。
他上記サイトのリンクにあり。