Masaquito2005-07-18

別に誰かに強いられてるわけでも、自分でそう誓ったわけでもないのだが、おいらが家のことをやるのは何故か月曜日スペイン語でいうたらLunes(ルーネス)が多い。

おそらく知らず知らずのうちに、週末の遊びすぎを反省しているのかもしれない。

昨夜・・いや今朝はタカシ君と大興君帰ってから少ししてから寝たので、10時近かったのだが、何故か早起きで1時くらいには目が覚める。

おいらは一度寝たら起きないと、巷では有名だが、起きてからすぐに動けるのも、世界的に有名な事実。

ということで今日は、起きて3分後には掃除機をトシオの部屋から出してきて、PasilloとTerrazaの掃除(今週のおいらの担当)。で、モップがけす。

モップがけで思い出した・・・掃除について書いておく。

スペインは当然土足で家中を歩き回る。

余談の余談だが、おいらはヨーロッパというか、日本を筆頭に限られた国以外は土足というイメージが勝手にあるのだが、これはどうも全部がそうというわけではないらしい。というのも、以前オーストリアに旅行にいき、友達の家に泊めてもらったとき、その家は、玄関をつくってそこに下駄箱を置き、そこに靴をいれて、スリッパを履き家を歩き回るというシステムだった。

彼女らはうちら日本人も家はは土足で歩かないと知らなかったらしくて、「土足でいいわよ!全然きにしないで!」と最初は促されたが、「日本は土足であるからないからこっちのほうがいい!」といったら、喜んでいた。

おいらも以前こちらに着いたばかりのころ、PISO全体とはいわないが、自分の部屋だけは絨毯をどこかで買ってきて敷き、ちゃぶ台みたいなのどこかで買ってきて設置し・・・NO土足生活をしようと夢見ていたが、絨毯の想像以上の高さと、ちゃぶ台が見つからなかったため、結局いままで普通に土足生活をしてしまっている。

土足土足とはいっているが、土足で歩いてもいいだけで、仕事などが終わってもう家をでないとなったら、みなちゃんとスリッパを履く。ちなみに、貧乏なおいらのスリッパはもう3年のつきあいで、とても人に見せれる状態じゃない。china店で買ったわりには長持ちしてる・・・。

で、掃除。

そういわけで、こっちの掃除はまず、掃き掃除から始まる。埃や、靴についた泥や埃をかき集める。掃除機は一応あるが、何故かメジャーじゃなく、掃除機=家電という方程式はなりたたないことに注意をしなくてはいけない。だから、留学してきて、学校のPISOや、どこかのPISOにいって掃除機を探しても大抵は徒労に終わる。それが普通ではないからだ。

うちは掃除機があるが、それはPISOが広すぎるし、猫を飼っているので、猫毛がすごいために4人で共同で購入したから持っているだけだ。

掃き掃除が終わったら、次はモップがけ。イメージとしては、小学校時代の教室の掃除をを想像してもらえばいい。まさしくあれだ。

さすがは土足生活の歴史が長いスペインだけあって、モップがけようのアイテムはかなり秀逸!。掃除マニアじゃなくっても、こっちの掃除グッズには感動するに違いない。

いつか写真を撮りたいものだが・・・日本だと、モップは牛乳が腐った匂いがし、モップを絞るローラーのついたバケツは、ほとんど役に立たない、しぼれてない・・・という酷いものだが、こっちのモップはすぐに乾く特別繊維(?)を使っているし(もう日本にもあるかもしれないが、スペインは昔からっぽい)、モップ絞りバケツはさらに秀逸で、「なんで日本はこれを輸入しないんだ!!!!!」と大声で叫びたくなるくらい、絞りやすい構造をしている。

こんな感じで濡れたモップの先をいれ・・・・

トップ写真のように、ぎゅ〜〜〜!!と丸め込むようにして絞る!!!!


この2つの麗しき専門用具で、モップがけをする。中には水とLejia(漂白剤)が入れる。結構どっぷりいれるので、きたばかりのときは「え〜〜〜〜!!!」と驚いたこともある。

基本的にモップがけが終わったら、乾くまで歩いちゃいけない。なので、部屋にいる間に廊下のモップがけをされてしまった場合、トイレにしばらくいけない・・・という状態に陥ることもままある(笑)。当然、トイレが掃除された場合も乾くまでは入れない。もちろん、URGENTE(緊急事態)は別であるが・・・。

これがスペイン風掃除のやり方である。

(※スペインだけに地域によって違う可能性もあるので注意)


掃除が終わったあとは、まだたまりきってない洗濯物をなんとか増やして、洗濯機に放り込む。あらかじめ、Cocinaにおいておいた。

というのも廊下をモップがけしてしまったので、自分の部屋にはいれないのだ。まぁ、別に入っても大丈夫だけどさ・・・。誰もいないし・・・(笑)


洗濯機で思い出した・・・洗濯機について書いておく。

こちらの洗濯機は、古い方だと日本のように上から洗濯物をいれるタイプもあるのだが、日本のとは形状も配置場所も少々ことなる。

まず形状。

上から入れるタイプの場合でも、日本のように筒型になっているわけではない。なかにタイヤのような薄い円柱(タイヤを想像してもらいたい)が、円の底を下にしてではなく、まさに車に取り付けられたタイヤのように中にはいっている。そして、タイヤで言うと接地面の一部に蓋があり、そこをあけて中に洗濯物をいれるという感じだ。洗濯機の開け方は、日本と同じ、上に開いてあける感じ。

でも、このタイプはおいらが以前住んでいた古めのPISOでしかみたことがない。他の地域では知らないが・・・。このタイプの場合、Cocina(キッチン)横の掃除用具置き場、または洗濯機用置き場(?)に置かれる。

で、おいらがこれまでみたなかで最も多いのは、Cocina(キッチン)に埋め込まれているタイプ。場合よっては、上に書いたとおり、洗濯機置き場があれば、そこにおかれてることが多いが、作り的にスペインは洗濯機をCocinaに置くのが通常のようだ。

うちはシンクの横にある洗ったあとの食器置き場の下に着いている。


このタイプは飛行機や宇宙船(乗ったことないが(笑))の丸窓みたいになっていて、上からではなく、手前に引いて開ける(上写真参照)。そして、中に洗濯物を放り込んで、レバーを回すと動き始める。

レバーには"一応"、洗うものに分けて番号がふってあり、そこにあわすようになっているのだが・・・

なぜか、こっちの洗濯は時間がかかる!かかりまくる!

使い方がよくわかってないころなんかは、洗濯機が止まらないまま半日近くかかったことがある。洗濯物を干してから出かけようと思っておいらは、泣きそうになったこともある。

なんなんだよ〜この洗濯機〜〜〜!!!

って。

だが、決して壊れているわけではない。未だにその原因は不明なのだが、なんか長いのだ。これは、スペインに住んだことがあり、スペインの洗濯機を使ったことがある人なら、暗黙の了解である。

慣れた今でも、1時間半〜2時間はみないといけない。洗濯物の量が多いわけでは決してない。独り暮らし分の洗濯物なんてたかがしれてることは、独り暮らし経験者なら容易に想像つくだろう。

ブランケットという番号にレバーをあわせれば、一時間くらいで終わるのだが・・・普通の服用の番号に合わせると、もうえらいやっちゃになるわけだ。

だから、スペイン人はみな・・・いや、少なくともうちの同居人たちはみな、午前中仕事に行くまえに洗濯物を回して外出し、シエスタなどで戻ってきたときに干すという感じである。シエスタで帰って来れない場合などは、洗濯機の中で洗濯物が残ったままになってることなども多々ある。

あと細かい諸注意としては・・・

・長く使ってると脱水のレベルが下がる。
・洗濯機が強力なのか、洗剤のせいなのか、超色落ちすることあり。
・日本と違ってデリケートにできていないので、なんか服が変になることあり。
・扉は電源を切って1分くらい待たないとあきません。無理矢理やると壊れて弁償する羽目になります。なんにんかこんな日本人知ってます。

あたり。

スペインでは洗濯するのも命がけです。いや、本当に・・・。

なければないですごい困るけど・・・。


洗濯物を回すと、早速昼飯作りに取りかかる。

冷や飯が大量に残っていたので、迷わず炒飯にする。具材は・・・あまりないので、レタスとタマネギと冷凍海老を使って適当に作る。

炒飯はラクチンでいいのだが・・・よく使うフライパンは焦げ付くので、洗い物が大変で泣ける。

卵が・・・焦げてへばりついてるよ〜〜〜!!!

昼飯を食べ終わったころには流石に、廊下も乾いているので堂々と部屋に入る。


で、5時くらいまでちょっただけ仕事(?)をして、買い出しにでる。タバコも切れたことだし・・・。


ってことで、恒例のレシートチェ〜ック!
(1euros=137円:2005年7月現在)


水2L×6:0.25euros×6=1.50euros(約200円)
スパゲティー500g×2=0.56euros(約70円)
米1kg×2=1.08euros(約140円)
卵Lサイズ12個入り:0.99euros(約137円)
ニンニク×20頭くらい?:1.4euros(約200円)
MORTADELA(オリーブいりハム):1.15euros(約160円)
豚牛混合挽肉300g:1.6euros(約220円)
La ManchaのVino(ワイン):1.25euros(約170円)
Cerveza330ml×6缶:0.24×6=1.44euros(約200円)

合計金額10.97euros(約1500円)

てな感じ。

今はSantiが仕事でアメリカだし、しばらく持つだろう・・・。


買い出し後、しばらく読書やDVDみたりして過ごしていて、気づいたら9時を回っていて慌てて夕食の準備。

冷蔵庫を開けたら、先日、簡単な茄子料理作ろうと思って買ってきておいた、巨大茄子2つを発見。そろそろ使わないといかん気がしたので、蒸し暑い日ではあったが、それに決定。今日は肉は使えないので、Atun(ツナ)を使ってみる。

昼間に炒飯作ったマイフライパン(かれこれ3年のつきあい)の卵が焦げつきが強力なため使用できず。しかたがないので他の浅めのフライパンを使ったのだが・・・もう茄子こんもり

どうせ小さくなるというか、溶けるからいいのだが・・・やはり、鍋からいまにも崩れ落ちそうな大量の茄子をみて、毎度のことながら、すこしビビった。


夕食後、日記書いたり、調べ物したり、細かい仕事してたら、こんな時間になってしまった。

もう3時半。

明日は天気がよかったら海(El Saler)日焼けしにいくつもりなのだが・・・・。起きれるんだろうか?


追記
アメリカにいるSantiからメッセンジャーで話しかけられる。アメリカの飯はMierdaだとぼやいていた。また、Barが一つもないと嘆いていた。でもって、コーヒーがまずすぎる!と憤っていた。シアトルにいけ!と言おうと思ったが、スペルがわからないのでやめた。スペイン語勉強すると、英語の単語が書けなくなる奇病にかかる。

スペイン語でかくと「siatol」ってなっちゃう。おいらの頭では。?答えはSeattleらしい。スペイン語で読むと、セアッテレ???。

もう嫌・・・。