Masaquito2005-07-24

ここ最近、日記が・・・mucho estres!!

毎日、毎日、毎日、毎日・・・書くことが多すぎて嫌になる。マジで、泣き崩れそう。書くことがいっぱいの日の日記って、一日ためると、本気でちゃぶ台ひっくりかえしくなる。

じゃ、かかなきゃいいじゃん・・・って思うのだが、そういうわけにはいかないのだ。なんで、そういう訳にはいかないかというと、おいらにもよくわからない

たぶん、継続は力なりを信じてるんだと思う。たぶん。

っていうか、たまに抜けることがあっても、10年近く続けてきている日記(公開日記は時期による)を書かなくなること(やめること)は、書き続けることよりもつらいことだろうから、どっちにしろ無理。

まぁ〜ギャ〜ギャ〜騒ぎながらも、書くんだけどさ。

たまには、「あんたたちがご飯作ってよ・・・」っていいたくなるわけさ。うん。


ということで、ぼやいたところで日記。目眩しながら日記。やる気ないので端折る。


今日はMi Kyungの誕生日(7月21日。韓国の暦だとまた違う日になる)のCena(夕食)をやる。Mi Kyungも疲れていて・・・といっても、おいらと違って仕事だが・・・Fiestaやる元気はないので、身内だけでCena。まぁ、ミニFiestaってところだ。


朝・・・まだ全然寝たかったのだが、メグミさんがセゴルベにいくというので、一緒に起きる羽目に。別に起きる必要はないんだけど、寝ていられる状況じゃないので、起きる。完全寝不足。日曜に10時前に起きるなんて・・・。ため息混じり。

彼女を送り出し、ぼ〜っと何かしてた。何してたか覚えてないから、たいしたことはしてないだろう。たぶん、細かい仕事してたんだと思う。日記とか、メールの返事とか・・・。

そんな時間が、夕方くらいまで続いたあと、暇人フサエちゃんから電話があり、Bar Canovasでいっぱいやる。タカシ君も呼んだが、取り込んでたようで1時間後に合流した。

このBar Canovas・・・本当にメニューが多い。Valenciaの定番Tapasはほとんど揃っているんじゃないだろうか?。味は試してないからわからないが、ここまで品揃えがあるなら、いろいろ重宝するかもしれない。しかも、土日もやっているし・・・。

すぐ傍らでスロットマシーンをやっていたchino(中国人)が120eurosをもうけてニヤニヤしていた。

以前、Santiに

「あの機械は中国人が作ってるから、やつらはいつ当たるか、どうなると当たるかを知っているんだ!(次の目ってことだと思う)だから、場所によっては「中国人お断り」の貼り紙が貼ってある。スペイン人が金を落としていき、中国人がそれを持って返るって感じなんだ。」

っていわれて、この手のギャンブルをやらないおいらは、にわかには信じられなかったが、Madridでも同じように100euros以上稼いでいる人間を目の当たりにし、他の店でもジャラジャラ稼いでいる人を見、さらにバス駅でもかなりの時間に渡って遊んでいる中国人を見、で、今回もものの30分で120eurosを獲得した彼を見・・・

本当なんだ・・・ってことはまたもや再確認させられた。

まぁ、おいらにとってはこの手のゲームで誰が稼ごうが、A mi me da igual!(どうでもいい!)なのだが、120eurosはかなり欲しい!

弟子入りしたいくらいだ。本気で。

Ricoricのケバブ何個分だよ!

通い婚何回できるんだよ!

はぁぁぁ〜〜〜ため息しか出ないさ。


タカシ君がなかなか来ないので、河岸を買えて、Lizzaran(バスクのピンチョが食べられるチェーン店)で、CervezaでもVinoでもなく、珍しくCafe con leche del Tiempo(いうたら、アイスコーヒー)を注文。

久しぶりに外でCafeをのんだが・・・やっぱり旨いよ。Cafe。

飲み終わった頃・・・フサエちゃんと別れて、タカシ君とおうちへ戻った。


今回のCenaは身内だけなので、人数は少ない。

Santiをのぞいたうちら3人とタカシ君、ドルドル(韓国人)、そして、その旦那のJuan Joseの6人でCenaは開始。

途中で、渋滞に巻き込まれながらもセゴルベから帰ってきたメグミさんも参加して7名となった。

メグミさんと、Mi Kyungは、メグミさんがValenciaにいた頃からの友達で、Madridにいってからはそれほど連絡はとっていないとは思うが、関係は結構長いので、今回の滞在をMi Kyungは喜んでいた。

ちなみに、もちろんおいらも喜んでるんだけど、ただたんに疲れているだけ(笑)


Cenaのメニューはもちろん韓国料理。Mi Kyungが作るわけだから、本物だ。

全部名前は覚えてないが・・・チャプチーとか、コンニャクみたいな触感の、寒天みたいのもあったし、なんとかキムチもあった。あとはロールキャベツみたいな肉巻き料理。


今日は珍しく6人のいるうちの半分(おいらとタカシ君、Mi Kyungをのぞく)は、Vegetarianos(ベジタリアンであったので、健康食品等々、健康に関する話で盛り上がった。

なんか、漫画「美味しんぼ」の世界(笑)

この手の話は、なにも間違っていないとは思うのだが・・・聞いていると何を食べていいのかわからなくなる。

メグミさんが戻ってきてからもアジア人5人、スペイン人2人という組合せにもかかわらず、スペイン語での会話が飛び交う

当然といえば当然なのだが、やっぱりアジア人ばかりでのスペイン語の会話には未だに違和感があって笑える。タカシ君とおいらは普段日本語で話すが、こういうときはスペイン語で会話する。二人だけの場合でも、完全に二人だけの時は10割日本語だが、こういうシチュエーションだと6:4くらいでスペイン語が多くなる。

ドルドルとJuanjoが帰ったあとは、Salonで、フラメンコ。

今年の頭くらいから、SantiとManoloがはまっているFaleteというアーティスト。

テレビにはこれまで一度も出てこなかったのだが、一度でたら爆発的に有名になったらしい。おばさんみたいな感じの太った男が歌っている。格好はとても奇異だ。化粧とかしてるし・・・。

彼の曲というか、歌は恐ろしくすごい。

鳥肌が立つどころの話じゃない。ギターとかもう腰が砕けるほどかっこいい。

そして歌・・・。

もう、何をいってるか理解できないが、心に響く。とてつもなく響く

おいらが感動していると、Manolo・・・

「本当に上手なフラメンコのcantante(歌い手)の歌は、頭で理解したりするものじゃなくって、Corazon(心)に響くんだ。これまで有名になったcantanteもすべてそうだ。見た目は変わっていたりするが、歌がCorazonに響くから有名になる」


日本だと、フラメンコ=ダンスのイメージがあり、また、スペインに次いで、世界的にも2番目くらいにフラメンコ人口が多い国だが、スペイン人からその事について何かいわせると、やはり多少の揶揄が含んでいることが多い。

いうまでもないことだが、スペイン人から見ても彼らの作り出す踊りやら、歌やら、曲は、とてもじゃないけどマネできないものらしい。彼ら(Gitano・・・ジプシーが多い)は文字が読み書きできないから、子供の頃からの経験、それに培ったリズム感だけで、フラメンコを作り出す。だから、時間をかければそれなりにはなるだろうけど、あの領域まで行くのは不可能だ!といつもいわれる。

また、踊りの方のフラメンコは、現在ではとても有名だが、いまある形はやはりどこか商業的なところからきているらしい。もちろん、オリジナルで、彼らも踊りをつけることはあるが、それはフラメンコに必ず踊りが付属するということでは決してない。

これがフラメンコ!という、絶対的なものは存在しなく、そのときそのときの状況で、楽しむものだということだ。


で、なんだっけ・・・。

そうそう・・・だから、うちらも、その状況だけで・・・踊れもしなければ、歌えもしないのだが・・・5人で踊りまくって歌マネして楽しんだ。


Manoloが消え・・・Mi Kyungが消え・・・メグミさんが消え・・・おいらとタカシ君二人になり・・・そして、タカシ君も帰り・・・

朝の7時頃寝た。

チュンチュンチュンチュンとスズメの鳴き声が聞こてきそうだった。

Falete〜!Monstruo!