惰眠

朝10時半に目覚ましがなる。酔っぱらって帰ってきたが、目覚ましをちゃんとセットして寝たようだ。

全部で10日の旅行のうち9日間をValenciaで過ごした勇気あるエリゾウに敬意を表して宿まで見送りに行く。そこでタカシ君と合流。

余談だが、エリゾウを皆に紹介すると必ず下のような会話が繰り広げられた。

皆「どれくらいこっちにいるの?」
エ「9月8日までです」
皆「・・・・な、何するの?何見るの?そんなにいてどうするの??
エ「・・・・」

皆、もちろんValenciaに住んでいて、おそらくValenciaを好きでいると思うが、同時に現実も知っている。きっと「Valencia楽しむなら、もうちょっと日数欲しいよね〜」とかいいたいところなんだろうけど、Valenciaの現実なんてそんなもん。だから大好きなんだけど。

そんな質問を何度もされるエリゾウもまたそんな対象にされるValenciaも不憫ではあったが、隣でこっそり笑っていたのは内緒。

12時、タクシー乗り場でエリゾウと別れ、数分後にタカシ君とも別れ帰宅。そこからはひたすら惰眠を貪る。

ガイドの仕事を無事貫徹したことによる、やすらかな惰眠。なんとも幸せ気分だったが、ふと通い婚Bodegaが無くなったことを思い出してしまい、涙で枕を濡らし、最初の2時間くらいは寝ることが出来なかった。

起きたら夕方7時前。

なんとなく、誰かと話したい気分だったが、家からでるのが億劫だったので、おとなしくおうちにいることに。

ここ数日、ず〜〜〜っと外食だったので、日本食が食べたくなり、ナスとニンジンを八百屋で買ってきて玄海ひじきとtomokitoが盗んだ茄子料理を作る。

そして、現在に至る。

まだ12時を少し回ったところだが、まだ8割くらいしか充電が完了していないので、今日はさっさと寝ることにする。

その前に、坂東眞砂子の「山妣」(やまはは)の続きでも読むかの〜。