猫に指食べられた・・・

昼間は何かしてたような、してないようなそんな時間を過ごした。

夕方7時15分にIzumiちゃんとの集合場所であるLa Lonja向かって出発。

La Lonjaでタバコを吸って待っていると、反対側の通りから、目がやたらとでかい、一見しただけでは日本人とわからない子がやってくる。彼女がIzumiちゃんだった。

貴子ちゃん同様、ヒンディが似合いそうな子で、開口一番「日本人だよね?ハーフとかじゃないよね?え?本当に生粋の日本人?どっか遠くにいない?」と実際に会うのは初めてなのに、結構失礼ともいえる質問を浴びせかける。

なにはともはれ、Vinoだ、Vinoだ・・・・と期待に胸を弾ませ、すぐ近くのTASCA ANGELへ向かう。後半の営業時間は7時半から。まだ15分ある。ベンチに座って彼女の言っている語学学校の話などを聞いて時間をつぶす。

TASCA ANGELはとても小さい店。だが、とても人気のある店で、開店したとたんあれよあれよと人がやってくる。名物はRin~ones(肝臓。いうたら、レバ)、Sardinas(小イワシを開いて焼いてある)、Huevas de Sepia(イカの白子?睾丸?)、Callos(臓物煮込み)などなど魚介類や内臓系が多いようだが、シンプルなTapasも多い。Tellinas(貝料理)があるのも嬉しい。

料理の値段もどれも安くてうまいのだが、VinoはCopaで1.5euros、botella一本でminimo 8eurosと少々痛い。2000年のEstola(Reserva)でおいしいし、普通の値段設定だと思うのだが・・・通い婚Bodegaの樽だしVinoを一杯35centimo(50円くらい)で飲んでいたおいらには少々高い。

Vinoを飲みながら、いろいろ話をしたが、彼女・・・おいらよりも全然若いが、経験値が高く、話をしていてとても面白いし、興味深い。こういう面白い子は人に紹介しなくてはもったいない。しばらくこっちにいるみたいだし・・・・。

ってことで、Vinoは一本で我慢して、安く済ませるためにbotellonを思いつく。時間的にはまだ9時ちょっとすぎ。急いでOpencorいって、安Vinoを大量に買ってRioに向かうことにする。途中、タカシ君の職場の前を通って、ゼスチャーだけで「後で電話して!」と伝えて、部屋にコルク抜きを取りにいったん自宅へ戻る。

平日の急な呼び出しだったので、近所のメンバーを呼ぶ。Kちゃん、ペコちゃん、友君、明日帰るユウスケ君の5人を誘ってみる。このメンバーは今日、友君の引率でサッカーの練習場見学にいったメンバーでもあった。

ペコちゃんは疲れているということでパス。Kちゃんは2つ返事でOK。友君とユウスケ君は明日のことを考えて迷っていたが「12時半までなら・・・」という制限付きでOK。

ということで、噴水側でbotellon!

このメンバーでBottelaで4本は買いすぎた気がして、1人ゴブゴブ、ラッパ呑みしまくっていたらあっという間に酔っぱらった。タカシ君が予定よりも1時間以上早く来てくれたが、そのころにはすでに眠かった。

捨て猫なのか野良の猫もbotellonに参加。ものすごい可愛い顔をした猫。ユウスケ君がLabradorから持って返ってきたというチョリソーで餌付けする。

貪り食う猫。久しぶりの豪勢な飯なのかもしれない。ニャジニャジニャジニャジ、ものすごい勢いで食べていく。

2枚目をあげたとき・・・・勢い余った猫に・・・指まで思い切り食われ、血だらけになる。

おいらが限界になったころ解散。思考能力もないので、Izumiちゃんをタカシ君に押しつけるように委せて、おいらはKちゃんを家まで送っていく。もうそれはそれは見事な千鳥足で。

おうちに帰って、ベッドの上に倒れ込み、そのまま爆睡。

だが、猫に噛まれた指・・・人差し指なのだが・・・ばい菌が入ってしまったようで、指の先だけパンパンに膨れあがってしまった。しかも、痛いのなんのって・・・ズキンズキンする。夜中に目が覚めて、不安に陥る。

破傷風?指切断???このまま壊死?

まぁ、考えてもしょうがないので寝た。