悲しみの淵
帰国日は10月16日と決まったが、その前の10月1日までに、おいらはこの部屋を出ることになった。
おいらの代わりにMi Kyungがおいらの部屋に住み、おいらがMi Kyungの部屋に移る。家賃が違うので、おいらもそちらの方が安く住んで助かるわけなのだが・・・。
ということで、本格的に引っ越し準備を始める。
物を捨てるくらいだったら大して切なくないのだが(Vinoの空き瓶はかなり思い入れがあるので別)、コルクボードに刺さった写真をすべて取り外した時にまず涙がでそうになった。
徐々においらの部屋がおいらの部屋でなくなっていく・・・。
一番やばかったのが、夜中1人で、2年ほど前に作って床に飾っていたMagna Cartaのジグソーパズル(古地図のパズル)を丁寧に壊していく時。
古地図のジグソーパズルは日本ではあまりないので、帰国するときに持って返って、日本で飾ろうと思い、2年間のり付けしないで耐えてきたのだ。
やばかった・・・マジで切なかった。涙こそでないが、心の中で号泣。
まだ約2週間ほどこの部屋に滞在するので、あまりに無機質な、生活感のない部屋だとつらいので、机まわりだけは汚いまま残しておく。絵はがきやカレンダー、ポスター、スケジュール、Trabajoの紙、Ricoricのメニューはギリギリまで飾っておこうと思う。
夕方6時くらいから10時くらいまでフサエ嬢とCervezaを呑みにいったくらいで、今日は一日、朝から、明け方までずっと帰国準備で終わった。
そんな日。
もう、どんよりどんよりどんより。
追記
一番大きな段ボールの半分がジグソーパズル×2で埋まった。両方とも古地図。日本に持って返ってどこに飾るのか思案のしどころだ。かなりでかいからな〜。
酒でも飲んでないとやってられん。