Rastro!

Masaquito2005-09-20

そして、今日も帰国準備・・・もう飽きてきたよ。

今日は、服の整理。

おいらはおしゃれからは3万光年くらいほど遠い人間なので、たいした服は持ってないのだが、高校生時代から着ている服なんかがあったりしてなかなか捨てられない。おいらと一緒に生きていた歴史が長すぎるのだ。

それでも半分以上は頑張って捨てることにした。

未だ悩んでいるのがタンクトップ。超安物なのだが、「おいらといったらタンクトップに七分パンツ」というイメージができてしまうくらい、ほぼ日替わりで毎日きていたので、これまた捨てるに捨てれない。日本でなんて絶対着ない服なのだが・・・。

もう少し考えよう。


おいらが物を捨てれない理由の最大の理由はこの「歴史」によるところに大きい。史学科だけに、歴史あるものが好きで、どうしても捨てれないのだ。

去年の誕生日にKristinがくれたドイツのウサギの形をしたチョコレート。Navidadだったか、イースターだったか忘れたが、その時期のTipicoらしい。

「これ親子なのよ〜」といって、首に鈴をつけたやつと、小さい子供のウサギをもらった。とても愛くるしい。

おいらはチョコレートは苦手だし、日本にはあるかしらんが、スペインでもよく見かけるし・・・と、わざわざ持って帰るほどのものではないのだが・・・。

いかんせんいろいろ歴史というか、想い出がありすぎて・・・捨てるに捨てれないし、食べるに食べれない。


というわけで、所在なさげに、ポルトガルのGallo君と一緒に机の上に未だ佇んでいる。


服も整理したし、ある程度いらないものを段ボールにつっこんだので、コルクボードに

「!!Rastro!!Si Quereis・・・・Cogedlas!!」
(!!蚤の市!!欲しけりゃ、もってけ泥棒!)

と書いて、廊下に設置する。

その前に、タカシ君とCちゃんを呼んで、欲しいものを最初に選んで貰う。

Cちゃんは、扇風機(3euros)と、縁のない額(6euros)を買ってくれた。あとはもう一つの大きい額と自転車が売れれば終了だ。

ほとんどがゴミ箱から拾ってきてるものなので、思っていたよりも売れる物がない。唯一まともに買った棚と机とオリーブの絵が描かれたお気に入りのランパラはタカシ君にあげることにする。大事に使ってくれ〜〜!

8時半頃、CちゃんとBar Irun~aで軽い夕食を済ませ、タカシ君の職場に立ち寄り、その後、最近お気に入りのBarへVinoを飲みに行く。1Copaがたぶん90centimoくらいで、美味しいRibera del dueroのVinoが飲めるBarだ。

すでに3回目になり、店員のおにいちゃんにも顔を完全に覚えられた。なので、席に着くと何も言わないでも「Vinoだろ?」となる。さらに、サービスでAlbondigas(肉団子)を出してくれた時には驚いた。

いいBarや〜。

2杯目を注文したとき、向こうが気をきかせて「じゃ、Bottelaおいておくから好きなだけ呑んで良いよ・・・」と、Riberalという名のRibera del dueroのVinoをどんっ!とおいてくれた。

その策略にはまり、あっという間にbotella一本が空になった。

1時頃・・・Cちゃんが帰るというので、お勘定を済ませようとしているところに、仕事あがりのタカシ君が登場。さっき立ち寄った時に、この店にいることを話したからだ・・・。

タクシーを捕まえてCちゃんが帰すと、二次会開始。

2本目のbotellaもあっというまに空になり、おいらは流石に飲み過ぎで、良い感じで酔っぱらい。

小腹が減ったので、Ricoricでケバブでも・・・と思ったのだが、時間が遅すぎて流石に開いていなかった。もう一軒の方も見に行ってみたがそちらも閉店。

といわけで、あきらめて解散。たぶん、3時頃だったと思う。

追記
急募!「物捨てられる人」