青の時代

Cuanto Tiempo!!!と大声で叫びたくなるくらい、ご無沙汰になってしまった・・・。

書かなくちゃな〜、書かなくちゃな〜と思ってはいたものの、なかなかそんな気分になれず、あれよあれよと約2週間。こうなってくると、日記を書くことが苦痛にさえ思えてくるけど、あとあと困ることになるので(何に困るのかはよくわからないが、ちゃんと書いておけば良かった!と思う日がいつかくると思ってる)やっぱり書くわけで・・・。


おいらという人間は、手を抜くときは、容赦なく手を抜くのだが、凝り性、天の邪鬼、こだわりが、手を抜かさせてくれないこともある。でもって、手を抜けないものが2つ以上出てくるとテンパる

テンパると、青の時代がやってくる。もう、何もやる気がなくなる。何かが弾けて、ただただ、自堕落な生活に身を投じることとなる。

この自堕落な生活を始めると、何もかもがほんとどうでも良くなる。今回の場合は、スペインから帰国してしまったことだし、日々のネタも不足してるし、やる気ないし・・・・となり、日記を書くのはそろそろやめようという結論に達する。

でも、やっぱりどっかで引き留めるおいらがいる。

なんかよくわからないけど、そういうおいらがいる限りやっぱり書いた方がいいんだろうな〜。

こんな思考の連鎖を2週間続けてました。

で、具体的に日記を書いていない、自堕落なVacaciones中に何をしていたかをまとめてみると・・・

睡眠

散歩

漫画

掃除

喫煙

の5つだけ。

帰ってきて3週間もたつわけだが・・・な〜〜〜〜んも進んでない。

素敵すぎるぞ、おいら!


ということで、今日の日記をさくっとかいて、まだ書いてない11日分(?)くらいの日記を一気に書くこととする。

昨夜は夜更かししていたら、おいらの大好きな漫画蟲師のアニメの時間になる。土曜日の27時45分と聞いていたのだが、今日始まったのは28時からだった。アニメって基本的な概念として「子供のもの」というものがあるが、それだったらこんな時間にやるな!って感じだ。

それ見て、ベッドに潜り込んで少々読書。読書っていっても漫画だが。

時計はまだ6時前だったが、窓の外は白み始めていた。

冬なのに6時前には明るくなるってやっぱおかしいと思う。

時間の使い方間違ってると思う。

もったいないと思う。

グリニッジ標準時が狂ってると思う。

日本は+9だが、+11がちょうどいいと思う。

そんことを考えながら寝た。


で、昼頃起きて朝食を食べていると母親が騒ぎながらやってきた。

母「なんかパソコンがおかしいの!みたことない変なのが!!」
お「・・・・変なのって」
母「いいから来て」
お「あいあい・・・」

母親のPCは以前おいらが使っていた自作PCで、作ったのはもうかれこれ6年前くらいの古いタイプなのだが、相性の良いパーツで作ったので、未だに現役。メールと軽い調べものしかしない母親にはCPUの速度もハードディスクの容量も大して必要ないので、彼でも十分に役立っているわけだ。

そんな彼にもとうとう限界がきたのか、ディスプレイには変なエラー情報のダイアログが。

一昨日は、うちの事務所のPCの復旧で朝6時まで起きていた。何も、みなこぞって調子悪くならなくてもいいじゃんか〜。

ブツブツ愚痴りながら、メンテナンス開始。

母親が変なことしておかしくしたなら「余計なことするんじゃない!」としかることもできるのだが、メールとYahooしか知らない母親に「余計なこと」なんてできるはずもなく・・・やり場のないクサクサ感に身悶えながら、ディスプレイとにらめっこ。

症状は「IEが立ち上がらない」というものなのだが、これが結構めんどくさい。これが後からインストールするタイプならともかく、IEWindowsをインストールしたら勝手にはいってくるタイプのソフト。下手にいじるとおかしいことになるし、アンインストールなんぞした日にゃ、余計悪化する。

というわけで、とりあえずWindows2000を修復してみるか・・・とやってみたら、何故か治った。うむ〜。よくわからん。

が、それと同時に何故かデスクトップに合ったはずのOutlookのショートカットが出奔して行方不明に。もう頭の中「????」って感じ。間違って捨てたのか?と、検索で探してみたが見つからない。

IEOutlookの不調。こりゃ、なんか致命的な症状な気がする・・・と思いながらも面倒くさいので、だましだましやってもらうことにして、暫定的に修復。いうたら、10針くらいの傷に絆創膏張っただけ・・・って感じだ。

母親のPCが治ったと思ったら、今度は会社の事務所のPCが立ち上がらない、と父親に呼び出される。

このPCは一昨日16時間くらいかけて治したばかり。最後の手段である再インストールをしたというのに、またおかしくなった。

こうなってくると、もうハードディスクが物理的に壊れたとしか思えない。まぁ、それもさもありなん。だって、この会社のPC・・・おいらが作った「ニコイチ」・・・いや「サンコイチ」くらいのPCだから。
(※3台くらいの壊れたPCをもらってきて、使えそうな、まだ無事そうなパーツだけで作ったPCのこと)

というわけで、ハードディスクをどっかから見つけてきて、ケーブル取っ替えて修復。

なんとか起動したが、こちらも応急処置でしかない。20針くらいの怪我に包帯くらいだろうか。

金が入ったらおいらもデスクトップを買う予定なので(流石にスペインに行く前にすでに3年くらいたっているPCではいろいろ厳しい)、そうしたら、おいらのPCを母親に。母親のPCを会社におろそう。うん、自転車操業

夜はマリ邸で日曜洋画劇場でやる座頭市を見ることになっていたが、雨降ってるし、PC仕事で晩飯も食べてないし・・・ということで中止。自分の部屋でみることにする。


座頭市 2.7点(5点満点)

スペインに行く前は「ソナチネ」と「菊次郎の夏」しかみたことがなかった北野武の作品なのだが、スペインではとても有名な監督の1人で、スペインでも買える数少ない邦画ということもあり、結果、皮肉なことに彼の映画はスペインでほとんどみることとなった。

日本でしばしば聞いていた北野武の映画のイメージは「野蛮」、「残虐」、「気持ち悪い」というものが多いのだが、結構ハードな映画を作るスペインでは、もちろん「残虐」というイメージはもたれるが、日本のそれよりは程度が弱く、かなり素晴らしい、楽しめる映画になるようだ。Valenciaの野外劇場(Filmoteca de Estiu)でも、ここ最近は必ず北野武の作品が上映されていることからもわかる。

そんなスペインでみていたからなのか、他のスペイン映画を見続けてきた結果なのかはわからないが、おいらの目も日本にいたときとは少し変わり、彼の映画を楽しめるようになったわけなのだが・・・。

この映画は・・・まぁ、外国人向け映画って感じのまま終わった。実際、外国の映画賞を意識して作ったってことなので、その意味では大成功だろう。

時代劇ものをイメージしてみたら絶対失敗すると思う。完全なる娯楽映画としてみれば、別にそれほど目くじらたてるところもない。随所に「外国人のため」の映像がちりばめられていて、外国人なら楽しめるだろう。最後のシーンだけでも、外国人には大ウケすると思われる。まぁ、北野武の本当のファンである外国人には嫌われそうだが・・・。

以前見た「ラスト・サムライ」にはかなりがっかりさせられたが、あれみたいな感じ。おそらく外国人には受けたに違いない。あの映画。(余談だが、そのことをあるスペイン人の女の子にいったら怒られた。「あたしにはすごいつまらなかった!!あんなの日本じゃない!」って。別に歴史に詳しい子だったわけじゃないのだが・・・)

というわけで、おいらは・・・まぁ、特にコメントなし。なので、点数も適当。2.7にしたが、別に2.5でもいいし、2.3でもOK。

あ、そうそう。夏川結衣はやっぱり綺麗だった!


追記
なんか調子がでない。

追記2
本田美奈子が38才でなくなった。白血病。「1986年のマリリン」聞いたよ〜。カセットテープ買ったよ〜。ご冥福をお祈り申し上げます。うぐむ。