Feliz Cumplean~os♪

Masaquito2005-11-14

今日はマリちゃんの誕生日。

(ハッピバ〜スデ〜トゥ〜ユ〜と同じ曲調で)
Cumplean~os Feliz♪(クンプレアニョス フェリス)

Cumplean~os Feliz♪(クンプレアニョス フェリス)

Te deseamos Todos♪(テ デセアモス トドス)

Cumplean~os Feliz♪(クンプレアニョス フェリス)

パチパチパチパチ。


ってことで、マリメッコと遊ぶ。

遊ぶといっても、貧乏なので大してやることもなし。

悩んだあげく、飯喰って、DVD借りてきて映画見て過ごすことにする。

まず、映画を借りに行く。

そこそこ近所のTSUTAYA

階段を昇るたところに、「日替わりお得レンタル」みたいな感じのチラシがはってあった。いうたら、日替わりでジャンルを変えてレンタル料を安くするみたいな企画のようだ。

お「え〜っと、今日は何曜日だっけ?」
マ「月曜日」
お「え〜っと・・・月曜日は・・・・ア、アダルトビデオ!!??」

ちょっとむかついてしまいました

チラシ引きちぎりそうになりました


でも、「半額クーポンキャンペーン」とやらをやっていたので事なきを得る。

借りた映画は悩みに悩んで4本借りることになった。

正直4本も借りる必要はなかったのだが・・・どうもマリメッコは「半額」とか「キャンペーン」とか「お得」という単語に弱いらしい。みたい映画を3本決めたあと、今夜みれる分の2本を選ぼうとしたのだが・・・マリメッコは4本借りようという。

お「いや・・・4本もみないだろ?」
マ「まぁ、一週間だしさ〜」
お「でも、4本だよ???」
マ「半額だから4本でも2本分だよ?」
お「(2本だったら1本分じゃねぇか・・・)」
お「まぁ、いいけどさ・・・見ないで返したらもったいないよ?あなたよくそれやるでしょ?」
マ「ちゃんと見てるよ〜!」
お「そ、そう?。まぁ、いいけど・・・」

ってことで、以下の4本。


dot the i」(彼女のお薦め)
「Bad Santa」(まぁ、クリスマスも近いことだし)
「ホテル ビーナス」(中谷美紀に乾杯!)
8人の女たち」(スペインで予告みたのと、面白いと評判だったみたいだし)

当初、おいらがチャン・ツィイーにはまった「初恋のきた道」を借りる予定だったが、なんとなく却下した。


お次は夕飯。

誕生日ということで、夕飯は当然彼女に任せるが、優柔不断なのかなかなか決まらない。焼き肉だの、ラーメンだの、なんやらだの・・・。「誕生日にラーメン???」とちょっとつっこみたくなったが、誕生日ということで許すことにする。

結局、近所の・・・なんだっけ・・・「南海なんとか」という中華料理屋に決定した。

中華料理というと何とも豪華な気がするが、中国人が経営するこの店は、店舗自体は別に大して中華中華してるような店ではなく、仕事帰りのサラリーマンがよっていくような中華料理屋といった感じの店構え。「本当にこんなところでいいのか?」と思いつつも、マリメッコが良しとするので店内に入る。

値段設定は1000円上のものはほとんどなく、一皿880円やら780円やらそんな感じ。餃子も5本で・・・いくらだったけかな・・・300円前後だった気がする。

とりあえず、うまそうな肉味噌飯みたいなやつ(880円くらい)と、おいらの大好物の「鶏肉とカシューナッツ炒め」(780円くらい?)と棒餃子とかいう変な名前の餃子、ビール、減肥茶などを注文。

それほど待たされることなくでてきた料理・・・


多すぎ!!!!


とても880円とか780円とは思えないくらいのボリューム。「ちょっと多いかな〜」と感じるくらいで注文したのだが・・・かなり無理しないと食べれない量だった。で、味といったら・・・旨い旨い!!

これぞ中華!って味。

もしValenciaにこのレベルの中華があったら、1週間か2週間に一回は絶対いくね!って感じの店だ。
(残念なことに、Valenciano中華料理屋はイマイチ。マドリッドはすごいおいしい中華料理屋がいっぱいある。)

いや〜穴場穴場。

調子にのって生ビールを2杯頼んでしまったため、お腹がタプタプ。

こんな食生活送ってるから、冬眠前の熊みたいにぶくぶく太っていくんだろうな〜。ホント、前のおいらを知ってる人の前にあまりでたくないよ。マジで。


食後、車で誕生日には必需品なものを買いに行く。

車の中・・・

お「誕生日っていったらやっぱケーキでしょ!食えないけどね。」
マ「そうだね〜。でも、ケーキ付きの誕生日なんて久しぶり〜♪」
お「でもって、誕生日といったら、ロウソクたてないとね!!」(話聞いてない)
マ「大きいヤツ3本?」
お「愚か者!!!!どあほ!!!大きいとか小さいヤツとかそういうのはダメダメ!!そんなのつまらん!!こういうときは!ケーキにところ狭しと、年齢分ぶっさしてだな〜〜キャンプファイヤーよろしくやらないとダメなのよ。わかる?その侘び寂び・・・。それが誕生日ケーキの醍醐味!」(完全に自分の世界。すでにおいらのために買いに行っている)

結構よる遅かったので、ケーキ屋はやってないかと心配したが無事ケーキ屋を発見。

余談だが、数年前、親友のNと友達の女の子の誕生日の日に抜き打ち押しかけ誕生日ケーキ配達conロウソクをやったことがあるのだが、ケーキはともかく、ロウソクが見つからずに、友達に電話かけまくって「ロウソクない?」「停電用のだったらあるけど?」「あほ!誕生日用の小さいのだ!」なんてやりとりをやりつつ、ロウソク探しに苦労したことがある。

お「すいませ〜ん。ケーキはここにあるやつだけですか?」
店「ええ・・・」
お「これより(2800円のホール)小さいのありません?」
店「小さいのはやってないんですよ・・・」
お「うぐむ・・・」

となりにはフルーツ、なんか、コーヒーと3種類のロールケーキ。もう、見るからに天敵である生クリームいっぱい。

が、レジのそばに「誕生日用のロウソク」がおいてあり、おいらはそっちに夢中になる。

お「お〜〜〜!!ロウソクあるじゃん!ロウソク!!!すばらしい!」
お「あ〜適当に選んでいいよ。ケーキ。」

普段はまずケーキは食べないし、出されても断るのだが、誕生日のケーキだけは相手を尊重して数ミリは食べるようにしているので、チーズケーキがない以上ぶっちゃけ何でもよかった。

お「あ〜、でもコーヒーがある・・・これならコーヒーと一緒に食べられるかも」
マ「・・・・」(ケーキ選びに夢中)
お「ロウソクは一袋5本だから・・・ここにあるの5袋買い占めか!ちょっと恥ずかしいな〜〜〜まぁ、でもいいか・・・」(ロウソク選びに夢中)
店「・・・・」
マ「どうしようかな〜」(まだケーキ選びに夢中)
お「ぬおっ!!5本じゃないじゃん!・・・・6本じゃん!!!」
店「・・・・」
マ「フルーツにしようかな〜」
お「ってことは・・・4袋でOKやん。一袋30円だから〜120円!高いのか?安いのか?一本・・・5円?この一本が5円?うぐむ〜〜〜ようわからん、必要だからいいか・・・」
マ「フルーツなら食べられるでしょ?」
お「よし、これで完璧!!!」(上の質問はうわのそらできいてる)
マ「じゃ、これください・・・」
店「はい」
お「これも!!!!ロウソク!!!ロウソク!!!」(喜色満面)

店を出たあと・・・

マ「あ〜〜〜〜!!!コーヒーにすればよかった!!!」
お「え?何が?」(ロウソクのことで頭がいっぱい)
マ「だって・・・これ食べれる?」
お「いや食べれないけど・・・食べるよ。少しならね。誕生日だし」
マ「あ〜〜〜〜コーヒーにすればよかった。そしたら食べれたのに!」
お「だから〜〜〜いいってば!それに、コーヒーって一番最初にいったよ?おいら」
マ「あ〜〜〜ごめ〜〜〜〜ん!!!」
お「だから〜しばくぞっ!なんでもいいって。全部苦手なことにはかわりなし」
マ「あ〜〜〜〜〜!!!」

しばらく、苦悩するマリメッコ。相変わらずバカだし、人の話聞いてない。おいらも聞いてないけどな。おいらはロウソクがあればなんでもいいし。

ってことで、家に帰るとさっそく映画を見始める。

一本目はdot the iマリメッコお勧めの映画だ。何度みても楽しめるらしく、すでに何回か見ているらしい。

dot the i3.4点(5点満点)

ガエルがでているし、ヒロインとしてスペイン人の女の子と聞いていたので、スペイン語でみれると思っていたのだが、のっけから英語でのけぞる。舞台はイギリスであった。

この映画はどんでん返し系で、ネタバレになるのであまり詳しくはかかない。そこそこ面白いので、興味ある人はみてみるのもいいいかも。

ストーリーは、男女の三角関係を描いたもの。男でこれまでつらい目にあってきたスペイン人女性と金持ちのボンボンで何でもできるイギリス人のカップル。イギリス人は彼女と結婚したい。そして、彼女もそうしようと思っている。

結婚直前のとある女だけのFiesta(パーティー)で、ある男(ガエル)と知り合う。彼は一目見て彼女を好きになる。

さてさて、どうなる三角関係・・・って感じ。

全般的にテンポもいいし、退屈になることもない。普通にず〜〜〜っと見ていられる映画。

なんだけど・・・一つ気になったのが、上にも書いたヒロインであるスペイン人の女の子の扱い。どうも、スペイン女性のベタなイメージを抽象化しているような気がしてならない。ラテン、情熱、わがまま、感情的みたいなやつ。それがなんか極端に書かれていて、ちょっとムッとした。

日本人だって、ラテン気質みたいな人はいるし、情熱的で、わがままで、感情的な女の子はいるだろう。アメリカ人でも、イギリス人でもしかりだ。なのに、そういうキャラクター(または役柄)としてスペイン人女性を選びだしているところがシャクに障る。それだったらイタリア人だっていいじゃないか!!まぁ、間違っているとは思わないが・・・それは一面でしかないだろう。

たとえば、アメリカ映画で、日本人はスーツで、背が低く、眼鏡をかけていて、いつもヘコヘコしていて、Noといえなくて、愛想笑いをしていて、最新の電子機器を使用していて、金感情にうるさくて・・・みたいな日本人がでてくるようなもんだ。

まぁ、そういう映画いっぱいあるけどね。某コッポラの娘とか。お前の映画はつまらん!なんじゃありゃ、バージン・スーサイズ!勝手にやってろ!

って話がずれた。

スペイン贔屓といわれればそれまでだが、あまりにもその部分だけ特化(映画でも重要な要素として扱われてるだけに)されてるだけに、ちょっと興ざめ。

あと、やっぱガエルには、南米訛りのスペイン語を話してもらいたい。マリメッコはガエルのあの笑顔だけで満足らしく、何度も悩殺されていてうるさかったが・・・。

その点を除いては何ら問題ないので、TSUTAYAにいって見たい映画がなかったら借りてみるのもいいと思う。



一本目の映画を見終わったころ、中華料理でやられて20%増量中の腹も大分おちついてきたので、先ほど買ってきたケーキイベントをやる。

まずは・・・

ぶっさす!!!

悪くない。

でもって、

ファイア〜〜〜〜〜!!!


火を見ると興奮するのはおいらだけ?



お「うお〜〜〜!すげ〜〜〜火事だ!火事!!!熱い!熱い!熱気が!」
マ「あ〜〜〜鑞がケーキに!」
お「馬鹿たれ!鑞が垂れることなんぞ、想定内だ!除けば食える!」
マ「・・・・」
お「はやく吹き消せ!吹き消すのじゃ!!!」
マ「ふ〜〜〜〜!!!」
お「おめでと〜もう日付変わってるけどな・・・」
マ「ありがと〜」
お「うおっ!!!この変な濃い灰色の物体なんだ?」
マ「あたしも気になったの・・・」
お「・・・この色、この感じは・・・ピータンだ!!!」
マ「・・・・」
お「ピータンだ!小粒のピータンだ!!!」
マ「・・・・」
お「すまん・・・葡萄だな・・・葡萄」

夜中の1時に大盛り上がり。

コーヒー片手に、なんとかケーキを平らげる。思っていたよりも耐えられたし、悪くはなかったが・・・3秒後にやっぱサブイボたって、ふるえが止まらなくなった。悶絶。


映画二本目。大抵大量に映画を借りてきた場合は、箸休めならぬ、脳みそ安めのために何も考えないでみることのできるコメディー映画を二本目にもってくるのがおいらの中でのセオリー。

ってことで、

【Bad Santa】2.7点(5点満点)

この映画は、前回か前々回の一時帰国の時に予告でちらっと見た映画。たしか「Super size me」と同じ時期の映画だった気がする。

ストーリーはない。あるけど、あえていうまでもない。

名前から想像できるように、善玉のはずのサンタさんが、悪玉として登場し、彼を巡り感動ストーリだ。いうたら、不良がちょっと良いことしちゃって、周りが「実は良いヤツじゃん!」となるのを利用して感動させる映画。

一応書いておくと、子供プレゼントを配る素敵な存在のサンタだが、デパートでサンタのバイトをする彼は完全に堕落した男。子供に悪態はつくは、飲んだくれだは、ナンパしてやりまくりだわ、とホントどうしようもない。大人は当然のこと、子供は当然びっくりするが、それでもサンタを信じている子供達は、デパートのイベントに行列を作る。その中に、かなりおデブちゃんな子供がいた。そのこと、Bad Santaの友情ストーリー。

クリスマスシーズンだったのもあってロードショー時期に危うく企画して見そうになったが、DVDで十分。

特に書くことなし。

どうして、アメリカの映画って、「ファッキン」ばっかりいってるんだろ〜って素朴な疑問を感じたくらい。根が下品なのか?もう、ファッキンしか聞こえてこないよ。米語わからないし・・・。

クリスマスのシーズン・・・カップルや友達同士でなんとな〜く選ぶならいいんではないかと。1人で見る映画ではない。



Bad Santaみている最中にマリメッコは例のごとく爆睡。たぶん開始後30分たっていなかった気がする。

おいらは不規則な生活のせいか全く寝れそうな雰囲気ではなかったので、家捜しして読めそうな本を探し出して、薄明かりの中ソファーに寝転がって読書。

気づいたら寝ていた。