ピザに落ち着く
今日は朝からご機嫌であった。
なぜなら,そう、8年ぶりくらいの進化の日だったから。
スペインに行く前直前まで、自作したPenIII450MHzくらいのPCを使っていた。組み立てたのは、たぶん7年とか8年前くらいな気がする。
で、帰ってきたときに、前の会社が何故かくれたものを使っていた母親のPCが壊れたというので、おいらの自作をPCを母親にあげて、拓也とおかむんの壊れたGateweyPC2台をタダでひきとって、組み合わせて治したものがおいらの部屋にあった。が、それはほとんど使わないまま(OSが入っただけのまっさらな状態のまま)、スペインに再び戻っていったのが、たぶん2年前。そのPCはAthronの900くらいだった気がする。HDDだけは、何故か大量にあって200GBあった。
というわけで、スペインでの大航海時代も含めて、ここ数年は、当時は(Pen4がではじめたころ)まだイケイケだったPenIII 1GHzのノートPCを使っていたわけだ。っていうか、いまこの日記もそのPCで書いている。
が、やはり11インチ程度のディスプレイでサイトを作ったり、快適なパソコン生活を
享受するには少々無理がある。スペインだったから我慢できたが、日本にいて、こんな時代遅れなPCを使っているのはいささかストレスがたまる。たとえ、このノートPCに愛着があったとしてもだ。
ということで、給料もはいったことだし、さすがに8年近くたって買い換えたのだったら誰も文句はいうまい・・・と、買い換えることにしたわけだ。
最近はもっぱら、この日は・・・つまり、今日という日を生き甲斐にして一生懸命あせみずたらして石積みしてきたのだ。
だのに〜だのに〜〜だのに〜〜!!
思い切り残業になって帰ってきたのは23時過ぎ。危うく午前様になるところだった。しかも、何故か地元、小雨降ってるしさ・・・。
今日だけでなく、ここ最近残業が多い。「その程度の残業で、「残業」とかいうな!」という人間はほうっておいて、おいらは、スペイン生活にのとって日々の生きることにしているので、お昼は2時過ぎだし、残業もしたくないし、ましてや土日に働くなぞもってのほかなわけだ。
まぁ、残業した分給料あがるから、都合のいい程度の残業はもちろんOK。しかし、うちの残業は、イマイチ何時に終わるのかわからない。
仮に自分の仕事が遅くて・・・とか、担当の仕事の量が多すぎて・・・とかいうなら、まだなんとか納得はいくのだが、「打ち合わせ待ち」で残業だなんて・・・。
今日は定時の7時前にはそわそわそわそわ。マリちゃんの誘いも断って、家についてそうそうヨドバシに行くつもりであった。
が!!!6時半頃・・・ようやく打ち合わせ。まぁ、その人はおいらと違って大量の仕事をもっているわけだから、文句もいえないのだが・・・。
女「今日中までになんとかFixしたいんですよ〜」
お「ええ。」
女「ここのイメージなんですけど・・・先方から○○みたいにして欲しいと」
お「ええ・・・でも、それって漠然としすぎてません?」
女「そうなんですよ。ですので、いくつか候補作っていただいて・・・」
お「ええ・・・でも、ここのアイコンかなり小さいので、イメージ限られてくるんですよ」
女「ですよね〜。でも、そこをなんとかして探してください。」
お「・・・・は〜い。たとえば、ここ・・・ピザとかありですか?」
女「ピザ・・・先方いわく、ストレートなのはダメみたいなんですよ〜」
お「・・・そうですね〜デザートとか・・・」
あ、いかん。この手の話書いちゃいけないんだった。
やめやめ。
で、結局どうなったかというと・・・10時くらいのうちあわせで・・・一番おさまりがいいピザに落ち着いた。
おいらの3時間はなんだったんだ・・・あれやこれや、ケーキから、ホットドックから、スコーンから、堅そうなパンから、プリンやらを一生懸命パス切りしたあの時間は!
さらにはヘッダのところも、最初に選んだものに戻ることになった。それじゃさすがに空しいので、なかなかおさまりのいい綺麗なイメージを一枚、案として提出してきた。
じゃないと、救われない。
とりあえず、飯も食べ終わって一息ついているところなのだが、なんともう1時を過ぎている。
La vida espan~ola en Japonの道は難しいようだ。
明日こそPCを買うつもりでいるが・・・たぶん残業になるんだろうな〜。
追記
バレンシアのガイドの仕事で知り合ったCことHちゃんが、またスペインにいくらしい。また!!!で、いうに事欠いて、帰りは成田に着くから呑もうとかぬかしおった!!「悔しいので呑みません!」と返事しようと思ったが、最近「スペインQueso」が食べたくて食べたくてしょうがなくなっているので、「一つ買ってきてくださいな」と頼んでみた。それが叶えば、いくらでも酒につきあいますぜ!なんで、スペインのQueso(チーズ)って、日本で売ってないんだろ。探せばあるんだろうけど、近所には売ってない。フランスとかイタリアばっか。みんな、な〜〜〜んもわかってない。スペインのOvejaのCuradoのあのうまさを!
追記2
久しぶりに恥ずかしいミスを犯した。学校紹介の仕事で、8Semanas(8週間)を8meses(8ヶ月)と書いてしまい、学校から送れてきたメールを見て飛び跳ねた。
「さ、32週間!!!なんじゃそりゃ!またDenisse〜間違えてるよ〜!!」
スペイン仕事なので、その手のミスは日常茶飯事なのだ。だから、自分のせいとはおもっていなかったのだが・・・念のため、送ったメールをチェックしたら・・・おいらのほうの過ちだったことが判明。
もうメールでひたすら謝りまくり。スペイン語で謝りまくり。といっても、スペイン語での謝り方なんてlo siento muchoくらいしかしらないけど。それじゃ、謝ってる気にならないので、一生懸命、おいらの誠意を感じて貰おうと
「穴があったら入りたい」というのをスペイン語で調べてみた。
まぁ、日本的表現っぽいから、スペイン語だと全然違うんだろうな〜。日本人だったら恥と思うことも、スペイン人だったらあまり思わないだろうし〜、と疑いをもちながら調べたのだが・・・
ありましたよ、ありました。
【Masaquitoのスペイン語講座】
穴があったら入りたい!
No se' do'nde meterme (de la vergu:enza)
※「’」は前の単語の上にアクセント。「u:」はuの上にチョンチョン
ノ セ ドンデ メテールメ (デ ラ ベルグエンサ)
または
!Tra'game,tierra!
トラガメ!ティエラ!
直訳すると、上が「どこに隠れていいかわからない(恥ずかしくて)」。下が・・・なんて直訳すればいいんだ?「大地よ!私を飲み込んで!」って感じなんだろうな〜。たぶん。
まぁ、穴という単語はないが、発想の拠点はとても似ている。
やはり、スペイン人には侘び寂びがある。うん。ある。日本と同じだなんて・・・。って、スペインでそうなら、ラテン語なら全部似たような表現な気がしないでもないが・・・。
覚えたところで、あまり使いたくない表現だ。