ヨモツシコメです。今後ともよろしく・・・

Masaquito2006-02-16

今日はせっかく記念すべきordenador nuevo購入日だというのに、昨日からのくずつ
いた天気は戻らず朝から雨。

「なんかついてないな〜」と朝からぼやきつつも職場のある黄泉の街へ。そして、いつもと同じように石積み。


「ひとつ積んではスペインのため〜♪」

「ふたつ積んではvinoのため〜♪」

「みっつ積んでは・・・」

ガラガラガラガッシャ〜ン!

びえ〜ん!

と、まぁ、脱衣婆こそいないけど、毎日そんな感じ。


(※どうでもいいんだけど、仕事的な諸事情、色々なイロニコ、でもって、実際にも
なんかそんなイメージという理由により、おいらの職場がある街(駅)を、この日記では「黄泉の街」または「黄泉」と書くことにする。駅名を文字として出したくない(どこからいろいろばれるかわからんから)だけで、日記を読んでいればわかる人にはすぐわかると思うけど、「コメント」や「掲示板」に「ドコソコでしょ!?」とか書かないようにしてください。por favor!

ついでに書いておくと、あまりつかうことはなさそうだが、会社名は「賽の河原」、仕事のことは「石積み」、会社周辺のことを「三途の川」と記すことにする。

まどろっこしいけど、すぐ慣れるでしょう。


さらに、これまでは自分の苗字を普通にかいてきたけど、それも日本にいると何かと不都合なので、第三者がおいらを呼ぶようなシチュエーションの時は「ヨモツシコメ」にする。男なのに「泉津醜女」?とか侘び寂びのないこと云わないように。餓鬼の類だからいいのです。)


で・・・

石積みは順調に進み、今日は残業もなく定時にあがれそうな感じではあったが、万が
一に備えて、「今日は残業しませんオーラ」を発しておいた。

具体的にいうと、必要以上に忙しそうな、またデザインに悩み込んでいるような仕草
(独り言とかの回数を増やしたり、頭をかきむしったり)などをする。これによっ
て、我が職場「賽の河原」ではしばしばある、帰宅直前の『あ、帰る前に、ヨモツシコメ君・・・打ち合わせをお願いします』を避けたというわけだ。


作戦はうまいこといき、7時を15分くらい過ぎたところで石積み終了。職場をでた
瞬間もう頭の中はordenador nuevoのことでいっぱい。小雨なんてなんのその!心な
しかスキップ状態ってなもんさ。

長すぎるし、殺風景だし、ややこしいし、気持ちをくさくささせるし、とあまりスキになれない、その名に恥じない黄泉の地下通路だが(ブレードランナーみたいな超長いエレベーターは見た目が好き。ManoloやSantiに送ったら喜ぶだろうな〜と思いつつも、状況的に盗撮に間違えられるのも困るので、いまだ撮れないでいる)、今日だけはそんなことも気にならなかった。

8時半ぴったりに家につく。


家に帰るや否や、両親の「おかえり」の挨拶も言い終わらぬうちに「ヨドバシいってくる!」とだけ言い放ち、荷物おいて、そのまま再び家をでる。

車に乗ってふと思い出す。母親がダイエットにいいという水「contrex」をケース買いしたいから一緒についていくと、前日いっていたことを・・・。

だけど、まぁ、小雨だし、パジャマみたいな服きてたので、いかないことにしたのだろう・・・と都合のいいように解釈しておいた。

ヨドバシは10時までということなので、それほど急ぐ必要もないのだが、「この日のために生きてきた感」が最高潮マックスフルゲージだったのだ。いうたら、走れメロスみたいな感じ。


15分後・・・無事、ヨドバシ到着。駐車場も運良く、入口真ん前のベストポジションがあきそこにいれる。


小走りでPCコーナーに向かい、お目当ての機種を探す。が、スペインに行ってる間に配置換えしやがったため、どこにどのメーカーがあるかさっぱりわからず。以前だったら目をつむっていても、お目当てのコーナーに行けたというのに・・・。あっちょんぶりけなのよのさ。

小雨の平日で、しかも閉店約1時間前ということで、店内にはいつもじゃまくさくたくさんいる店員さんもまばらだった。声をかけようにも、後片付けモードなのか、どこにもいない。

泣きながら探すが、何故か毎回プリンタのところにでてしまう。気づくとキヤノンのプリンタが目の前にある。あり得ない。ある種ラビリント。

小走りで5分以上はさまよった気がする・・・ようやく愛しの君と出会うことが叶う。

今回のターゲットはe-machineのハイモデル。他のメーカーのものに比べて圧倒的に地味だが、圧倒的に安い。ムダなものがはいってないから。

すでに買うことは決まってるので、迷うこともない。すぐさま店員を捜すが、遠くにいるのしかみつからない。すぐ後ろではyahooBBの人が叫んでいたのだが、どうもその人は関係なさそう。

しょうがないからレジの方までいき、がたいのいい、少々小太りの店員さんを呼んできたのだが・・・これが大失敗。おいらの高揚感をみるみると減らし意気消沈させていく店員であった。

新入社員なのか、バイトの新人君なのかわからないが、在庫がどことか、メモリがどうとか、そういうことがまったくわかっておらず、ムダに時間をとられる。メモリを増設しようと思っていたので、値段やらなにやらを質問したのだが、そのたびに「少々お待ち下さい。いまきいてまいりますので・・・」と返ってくる。

これが普段だったら、別に問題ない。見学にきて調査しているだけだから。だが、今
日は違う!「走れメロス」ならぬ、「走れヨモツシコメ」なのだ!

待たされたおかげで、おいらには珍しく買い物するのに「優柔不断」をやってしまった。それもこれも、すべてあの店員のせいだ。

お「すいません・・・メモリってパソコンと同時だと安くなるんですよね?いくらに
なるんですか?」
店「少々お待ち下さい。いまきいてまいりますので・・・」
お「・・・・」
店「えっとですね。ここに書いてあるのと同じになります」
お「(こんなそばに書いてあるんかい!)」
店「1GBですと・・・15000円です」
お「(う〜ん、高い!でも、8000円引きだだよな〜。秋葉いったらいくらだろ〜っ
浦島太郎すぎてDDR2とかいうメモリの相場しらん。高いのか安いのか・・・いったいどっちなんだっ!)」
店「いかがしますか?」
お「ちょっとまってください。考えます。」
お「(え〜っと、512MBなら8000円か・・・これならまだ買える気がする。しかし、まて!メモリ8000円って高くないか?いや、しらん間に相場があがったか?こんなことなら、メモリの相場調べておくべきだった!とりあえず、すぐそこに本コーナーがある・・・PC運んでくるうちに、そこで調べてこよう)」
お「え〜と、とりあえずやめておきます。」
店「かしこまりました。では本体のみということですね。」
お「ええ」
店「では、こちらでお待ちいただけますか?きいて参ります」
お「(またかい!)」
お「すいません。じゃ、そのあいだちょっとそこの本コーナーみてきていいですか?」
店「ダ、ダメです・・・ここでお待ち下さい。商品をみていただきたいので・・・」

お「(だ、だめ???っていった・・・今?変な接客(笑))」

5分ほど待たされる。

お「(余裕でメモリの相場調べたれたじゃないかよ!)」
店「こちらの本体、型番○○○でよろしいですね」
お「ええ・・・」
店「では、こちらへ」

お「(それだけのためにまたせたんかい!!もういい!こうなりゃPijoにいってやる!なんてたって、おいらはしばらく石積み人足!)」

お「すいません。やっぱり512MBのメモリ増設してもらえます?」
店「は、はい・・・了解しました。少々お待ち下さい。メモリ探してきます・・・」

お「・・・・」

1分後戻ってくる。さっきよりも全然早い。

店「すいません・・・1GBでしたっけ?」
お「・・・・いえ、512MBです。」

勘弁してほしいです。ホント。

そんなことよりも、ヨドバシカメラなんぞでメモリを買っていいんだろうか・・・バルク品じゃなくって、ちゃんとしたヤツだろうな〜たぶん。まぁ、それもいっか・・・いや、まだまだおいらは貧乏人。こんなところで余分な出費をしていいのか・・・やっぱ相場調べてからいうか・・・

お「す・・・すいません・・・ちょっとそこの本コーナーみてきてもいいですか?」
店「ダ、ダメです・・・・メモリを一緒にみてください。」
お「(え??一緒に見る?どれにするかってこと?)」

もうあきらめよう。8000円・・・秋葉までの往復の電車賃とか時間のこと考えたらどっこいどっこいくらいだろう。もしかして、全然安いかもしれないし・・・。

店「すいません。いまちょっとメモリをお調べしてますんで・・・」
お「(まだ探してるのかい・・・)」

あ「あっ!!そうだ!すいません・・・このPCってスロット残り1つでしたっけ?で、MAXが2GBですよね?ってことは、2GBにするには今ついてるヤツと今から買うヤツ両方とも買い換えなくちゃいけないってことですよね?」
店「え・・え〜っと・・・」

見るに見かねたのか、ほかの店員がやってくる。

店「ええ。お客様がおっしゃるとおり、二つ交換しないと駄目です。」

ふつうの返事だが、とてもててきぱきとした返事に思えてちょっと感動する。「少々お待ちください」がないもんな〜。


XP動かすのに今の512MBでは厳しいが、ここでさらに512MB足しても、次に足すときが無駄になるわけか・・・買うなら1GBの方が絶対得だ。あぶね〜あぶね〜。

お「あ、やっぱメモリやめます。本体だけにしてください。」
店「かしこまりました」

心なしか安堵の表情をする「少々お待ちください」店員。

今になって考えると、このダメ男君に助けられたわけか・・・これがてきぱき店員だったら、今頃、おうちについてメモリをさして、うぎゃ〜〜〜と叫んでいるころに違いない。

ありがとう、ダメ男君!キミのおかげで、無駄な金使わずにすんだよ。いらいらしてごめんよ。


カウンターでお金を払うと、ダメ男君がなにやらプレゼントをくれた。ダメダメだったことにたいする謝罪か?いやいや、そんなこと気にするな・・・結果的に助けてもらったんだからな・・・。

と手渡されたものをみると、プレゼン用ソフトであった。「パワーポイント互換!」とかかれている。

店「今、本体を買った方にプレゼントしてますので、お持ちください」


まぁ、そうだよね〜謝罪じゃないや〜ね〜。でも、最後の最後にダメダメプレゼントかい・・・・こんなんつかわねぇ〜よ〜。モノ捨てれないタイプなんだから、余計なものくれるんじゃないよ・・・ホント。っていうか、おいらが「プレゼン」とかしそうな顔に見える?するわけないやん。プレゼン・・・はっ!!

ダメ男君は、プレゼントをあげるという行為に誇りをもっているのか、声にはださないが「さっ!さっ!もっていってちょうだい!遠慮することないわよ!」と、自分のいらないお歳暮の残り物をくれるおばさんみたいな態度であったため、断りづらい状態であったため、断りあぐねていると・・・ふと、マリちゃんことを思い出した。

たしか、このまえ同期がパワーポイントを駆使してすごいプレゼンを作っていたのをみて、自分がパワーポイントを使えないということに不安に思っているとかなんとか。おいらはパワポもエクセルもワードもろくすっぽ使えないが、まったく困っていないので、そう励ましたが、環境が環境だけにそうもいかないのもわかる。

CDに張られた値札を見ると・・・1480円のソフトということがわかった。

まぁ、金取ってるソフトだったらそこそこ使えるかもしれない・・・パワーポイント互換って書いてあるが、ほとんどパワポみたいなもんなんだろう。

ってことで、ありがたくちょうだいした。

ダメ男君・・・さりげなくマリちゃんも助けたことになる。

そして、おいらはマリちゃんにこれで貸しを一つ作れることになる。

悪くない。うまいこといって大戸屋あたりでおごってもらおう。うん。そうしよう。


家に戻り、飯を食べ、早速Ordenador nuevoを開封!!!

いくつになっても、この瞬間だけはたまらない。ましてや、数年ぶりに買う高額商品である。石積み人足万歳である。世の同い年はこんな思いを年がら年中しているのかと思うと少々うらやましくも思えるが、その分スペインvinoをしこたま呑みまくったわけだから、等価価値ということで勘弁してあげよう。


マニュアルそっちのけでPCを組み立て起動!!!

いや〜〜早い早い。ボタン押した瞬間に画面が映し出されるじゃないか!さすがPen4 3GHz!!PCは進化しすぎてて、体感的にはあまり変わらないというが、Pen3の450や1Gを長年つかってきたおいらには、十分体感できる速度だ。

そうだ・・・まずこの新しいPCに名前をつけなくては!なんにしよう・・・

これまでPCの名前DEMIとかVALENCIAとかBARBAROSSAとかPENELOPEとかつけてきたが・・・さすがにもう持ちネタがない。好きな子だったら・・・加藤ローサ木村カエラ?・・・それはちょっとやりすぎでしょう。っていうか、わかりやすすぎ。

外人がいい、外人が!

そうなってくると・・・Pilar Lopez de Ayala

だめ・・・長すぎ・・・。

もっと短くて、渋くて、マニアックで、かわいい名前はないかっ!

あ・・・いた。うっかりしていた・・・もっとも大事な人の名を・・・

Mi amante de Corazon...Mi Carin~o....


ってことで、おいらのOrdenador nuevoの名前は・・・

Que Va おばさん

に決定。

なんてな。

それは・・・ヒミツです。


追記
彼女はまだ生まれたままの姿のため、一緒に遊ぶことができず。旧PCからデータを移動するだけで今日のところは終了。250MB+ノート分があったが、思いのほか早く移動だけはできた。あとは整理するだけなのだが・・・まだまだMi Carin~oと遊べる日は遠い・・・。


追記2
おいらの中のヨモツシコメのイメージといったらコレ。このゲーム・・・傑作。小学校時代かなりはまったゲームだ。今もでてるらしいが・・・。


追記3
Mi Carin~oとの初夜ともいえる今日の日記なのだが・・・ノートになれすぎて、キーボード打ちづらい。でもって、単語登録は移したが、学習機能の点で赤子なため、ものすごい変換がでてくる・・・。なぜか三国志の武将の名で変換される・・・スペイン人なパソコンなのに・・・