3年分

今日は昼を過ぎた時点ですでに石積みが早く終わりそうな予感がしていた。でもって、久しぶりの良い天気。こりゃ、寄り道して帰ろう!と思ったのもつかのま、夕方から突然春雷蠢く。

あり得ないくらいの大雨と、あり得ないくらいの雷。

一人で家にいたら興奮して、雨乞いの踊りでもしているところだが、あいにく石積み場。悪意に満ちてるぞ、日本。知らない間に地球の軸がさらに傾き、梅雨が早くなったのか?(関係あるかしらんが・・・)

ここ数週間だけで、Valencia生活3年分と同じくらいの雨をみた気がする。

しかたないので、おとなしく帰ってきてムクと遊ぶ。タオルの次ぎは、段ボールを引き裂いていて、以前は綺麗だった事務所も最近では毎日台風が通りすぎたあとのようになっている。

事務所にはパパンの仕事仲間である加藤さんがいた。帰宅後、事務所に行くのが最近の日課になっているのだが、毎日加藤さんがいるところをみると、彼は毎日仕事でかなんでかしらないが毎日来ているようだ。そして今日はさらにもう一人、釣り師の・・・名前忘れたさん・・・がいた。

GW中にやったパパン主催のBBQでは、Mexicanoのおじさんとも盛り上がったが、この加藤さんと釣り師さんとも仲良くなった。

BBQで食べたのは、加藤さんとその奥さん(伊豆出身)が「ウ必山水魚」したサザエやらエビだったのだが、取れたてだったからか、BBQで食ったからかわからないが、むちゃくちゃうまかったのだ。

その話で盛り上がりまくり、最終的にパパン軍団(なぜか若者に好かれるため、親分と子分のような組織ができあがっている。ちなみに見た目もやくざみたい。エジプト人みたい)で舞鶴に「ウ必山水魚」と釣りをしにいくという企画がもちあがった。

その決行日は4日後の日曜日。当然おいらもそれに参加することになった。

もしアワビをとったら加藤さんがおいらに土下座をしてくれるそうだ。そして、今日の話によるとトコブシ五匹でも土下座するとなぜか条件を下げてきた。

おいらは素潜りでサザエとかアワビを探したことなんかないが、トコブシならなんとかとれるんじゃないか・・・という気がする。アワビはかなり厳しいらしいが。

「ウ必山水魚」という行為がどれくらい悪いことなのかは知らないが、伊豆出身の加藤さんの奥さんがいうには、個人が楽しんでとって、食べるぶんには問題ないとか。もし見つかって怒られてもちゃんと謝れば向こうも、それ以上なにもしてこないらしい。問題なのは、とったものを売ったりする常習犯的に日々やってくる人間や、極端に大量のサザエやアワビをもっていく人間らしい。いうたら漁師じゃないけど、プロフェッショナルってやつ。大量ってどれくらいで大量なんだろう・・・10個?30個?100個?尺度がわからん。軍団でいくわけだから、それなりに数集まりそうな感じがするのだが・・・。

まぁ、どちらにせよ、おいらは何もわからない丁稚みたいな感じでついていくので、とれようがとれまいが楽しんでこようと思う。

ただ・・・日曜日・・・どうやららしい。

久しぶりに楽しそうな企画なのに・・・うぐむ。


追記
今日は多少サボル隙があったので、以前石積み場で暇すぎたときに作ったサイト用の「占い」の続きを作る。数ヶ月も前のことなのですっかり忘れていた。占いといっても、なんら根拠のないおみくじみ形式のもの。Javascriptを使ってランダムにメッセージがでるってやつ。とりあえず、100個のおみくじができたら、世に出そうと思う。それが今日のおいらの生き甲斐であった。