冷静と情熱の間

遊んで!

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まず、最近思ってること。

いったいいつb>「あたり」ってやつは消えてしまったんだろう。

毎日毎日毎日、自販で何本ものコーヒーを買っていてふと思った。

昔は「あたり付き」自動販売機が結構たくさんあった。ダーツみたいな絵のやつやら、野球盤を模したものから、ルーレットみたいなやつとか、まぁ、種類はいろいろ。

あたれば当然もう一本買える。

駄菓子もそうだ。昔は「あたり付き」だった駄菓子も、今は「あたりなし」で売られている。「昔ながらの駄菓子屋」とか銘打った店で買うよっちゃんいかにはあたりがついているが、スーパーで買うよっちゃんいかにはあたりがついていなかったような気がする。もしかしたら、よっちゃんいかはついてるのかもしれない。

十円ガムも、どんどん焼きも、とにかく「あたり」につられて駄菓子を買っていたような気がする。

いまだにたまに思うのが、アイスのピノ。普段アイスは買わないが、カエラちゃんがかわいいので、目にとまり先日買ってみたのだが・・・これも昔はプラスチックの下に「あたり」が隠されていたのだが、今はめくったところで何もでない。

そう思いながら、いろいろなもの調べてみたら、今の主流は「たくさん集めて応募して当てよう!」ってのらしい。

せこい。せこすぎる!

そんなんより、一本の缶コーヒーとか、ピノとかよっちゃんいかとか、十円ガムの方がどれだけ子供心をくすぐることか。

あっ!ガリガリ君ももうあたりないんじゃないか?

今の日本は「あたり」を必要としているんだと思う。たぶん。おそらく。しらんけど。


残業がほぼなくなってきて、石積みあとの時間が増えたのは大変喜ばしいのだが、前より仕事がやりづらくなった。どういう流れで「残業時間短縮」になったかわからないが、石積みの「キリ」ではなく、時間制限により「キリ」がこれほどやりづらいとは思わなかった。遊ぶ予定がたてやすいが、そう年がら年中呑んでいるわけでもない。逆に呑んでないときの方が多いわけだから、このストレスは少しずつたまっていくような気がする。もちろん「キリのいいところまでやらせてください」といえば「ダメ!」とは言わないが、定時の7時近くになって、まだ石が残っていると、少々慌てる。だもんで、煙草吸うのも、5分くらいの自主休憩をいれるのも忘れてしまう。

結局はこちらが慣れればいいだけなんだろう。6時すぎた残った石は「Para Man~ana」にしてしまえばいいだけだ。明日からはそうしよう。


なんかいろいろあって、石積み初めてから初の金欠。以前は旅する以外どうしていいかよくわからなかった金の使い道も、日本に住んでいるうちに徐々にわかってきたのはいいが、突然はじけたのか、散財しすぎた。金もってないときに使っていた「散財」とは全く質が違う、文字通りの「散財」。

たとえば、以前は欲しいVinoがあったとして、それをしばらく悩んで、「え〜〜〜い買ってしまえ!」というのがおいらにとっては「散財」であった。もっと平たくいってしまうと「金を使う」=「散財」だったのだ。それくらい逼迫していた。

が、今の「散財」は「欲しいと思った時、使おうと思った時に使う」ってやつ。それでも貧乏性なおいらの使う金額なんぞたかがしれているとは思うのだが、金欠は金欠。

来月からはスペイン時代の緊縮財政をに立ち返り、厳しくやっていこうと思う。というか、ちょっと人におごり過ぎ・・・。まったく頓着なさすぎて、今思い返すと・・・最近もっとも欲しい大型(21とか22インチ)のディスプレイ買えるじゃん!ってことに気づいて愕然とした。そういうことは正社員になってからやるべきことなんだろう。


先日「ウ必山水魚」にいった時の自分の写真をみてびっくり。そこにいたのは一匹のブタだった。そっちのほうもせっぱつまってきた感がある。未だに何がいかんかわからんが、まぁ、きっと酒の飲み過ぎなんだろうけど、それだけじゃ片づかない何かがある。

ちょうど「ウ必山水魚」に行った日のことを思い出した。あの日は朝5時に起きて、一日中遊びまくり、夜の11時にはものすごい睡魔に襲われてそのまま落ちたのだが、帰国してからこんな状況になったのは初のこと。スペイン時代は何レンチャンかで徹夜していて、もうダメ・・・と一日丸々寝るなんてことはよくあったが、今の生活ではそんなことは望むべくもなし。

もともと体力だけは結構あるため、普通に石積んでいても体力的にはまったくもって疲れていない。口でいう「今日は疲れた」というのは、精神的80%、体力的20%くらいの状態のことで、石積みから解放されてしばらくすると俄然元気がでてきてしまう。体力が80%も残っているからだ。なのに、次の日のことを考えて寝なければならない。寝たくないのに、寝るのだ。おいらにとってこれほどつらいことはない。

しかも、困ったことになぜか2時半をすぎないと眠りにつくことができない。体力と睡眠はつながっているようにみえて、実はおいらの中では半分しかつながっていない。おいらの中というか、みんなそうな気がする。疲れてないし、天気のいい昼間でもRioにいったら昼寝したくなるってのは、たぶんそういうことなんだろう。

バリバリ忙しければいいが、石積みが中途半端に退屈で楽なときは、寝不足でいくと、もう気持ちよくて船をこぎたくなる。それはさすがに石積み職人としていけないこと・・・なのだと思うので、できればそれは避けたいわけで・・・だから、ちゃんと寝るわけで・・・少しは大人としての自覚がでてきたわけで・・・。

とにかく、今日は帰ってしっかり寝てやる!と思っても、2時半すぎないと絶対に寝れない。中途半端に本など読み始めた日にゃ、4時くらいまで寝れない。

そこで思い立ったのが筋トレ。浪人時代は習慣づけて毎日やっていたら気持ち悪い体になってしまった、あれだ。風呂はいる前にたっぷりやれば疲れて寝れるのではないか・・・とさっきやってみたのが、疲れる以前に、デブになりつつあるおいら、以前に比べたら泣きたくなるくらいできなかった。特に腕立て。20回を3セットでばてた。体があがらなくなった。本当にもう手がプルプル。ユカにはいつくばるなんて久しぶりだ。腹筋はぶよぶよの腹の割にはなぜか問題なかった。30回を3セット+おまけの10回でもまだ余裕があった。なぜなんだろう・・・。まぁ、最初に張り切りすぎると続かないので、徐々に増やしていこう。

筋トレやるとなると、酒は多少断たなくてはいけない。多くて週2、最低週1というとおろで妥協しておこう。0にすると、本末転倒になるおそれがあるし・・・。


あとなんか書くことあったけかな・・・。

あ、タイトルに関連して、「ウ必山水魚」の日のことを写真付きで書こうと思ってたんだ・・・。

う〜ん、どうしよう。いいや、ダイジェストは明日に回そう。

あと書いておくことは・・・

そういえば、また北方水滸伝が危なくなってきている。9巻以降がなかなか見つからないので、ネットで調べては、いったことのないBookoff巡りをしているのだが、それでもなかなか見つからない。もう、そろそろ読み終わるというのに・・・。

だが、ラッキーなこともあった。5月は「日頃のご愛顧を・・・」と称して、単行本500円、文庫本105円キャンペーンをやっているらしく、偶然それにでくわしたおいらは、9巻ではないが、水滸伝の12巻と18巻を500円と格安で購入。さらには、おいらの大好きな宮城谷昌光の本も大量にあったりなんかして、津本陽の「水滸伝」と合わせて大量購入してしまった。陳舜臣なんかもあったのだが、安いといっても買いすぎるとさすがに痛いので、ぐっと我慢した。でも、もしチンギス・ハーンの一族」とかあったりしちゃったら・・・買ってしまうかも。明日は石積み後、サザエさん通りのある桜新町bookOffに行ってみる予定。9巻がありますように・・・。


あ、そうだ。ムク

最近とてもおとなしくなって、母親も大助かりのようだが、甘えん坊なのは変わらないらしく、毎日毎日飽きることなく「遊んでビーム」を出しているらしい。

一昨日、うちの駐車場で「ウ必山水魚」から帰ってきたあとやったBBQにはムクも参加したので、写真をとったので、ここに公開して、今日の日記はしめることにしよう。

あ、また思い出した。もう書いたかもしれないが・・・

ムク・・・・「まて」ができるほどお利口な犬だったのだ。

ももとこももはそんな教育というか調教していないので、投げたものを自分のところにまで運んでくる芸当なんてできなく、その時点でムクはおいらを驚かせたのだが、「まて」という芸は、その数倍おいらを驚かせた。

「なんで!なんで!おまえには「まて」の意味がわかるのだ!!!」

と叫んでしまった。

目の前に餌をもってきて「待て」というと食べないでじ〜っと見てるだけ。で、「よし」というと、食べるのだ。なんどやっても、ちゃんということを聞く。

鼻のあたまに小さい餌をおいて「待て」とやってから、「よし!」というと、器用にパクッ!と食べる。

なんなんだ!!!こいつは!

自分が「待て」されたことを想像してみた。

目の前にUtiel-Requenaでも、Ribera del dueroでもなんでもいいが、botellaをおかれて「待て!」。

・・・・

どうしても一つの答えしか思いつかない。

「うるせ〜ぼけっ〜!何が待てじゃ〜〜!」

と、もうキュキュキュとコルクをあけるに違いない。

おいらよりもムクの方がしっかりしてるとしか思えない。

飼い犬にも負けるのか、おいらは・・・。