大いなる休暇

Masaquito2006-06-02

a ver...

今日は、数ヶ月ぶりに「呑まない」金曜日にしてみた。いつもなら、「誰かと呑まなくては!!」と駆け回るのだが、今日はなぜかそれをしなかった。なんでか自分でもわからんけど、健康体になって、クサクサ感がとれたかもしれない。まぁ、酒呑んでた方がおいは健康な気がするんだけど・・・。

ヤフオクに出品していたものが6000円で売れた。買値は6250円だったので、かなりびっくり。

売ったのはノートPC用のCD/DVDドライブ。スペインで酷使しつづけてしまったからか、うんともすんとも言わなくなってしまったのだ。それが先日、どういうわけか、ノートPCのリカバリーCDを読み込んだもんだから、「これは!もしや!」と思って、再インストールを始めたのはいいが、2枚目のCD(リカバリーディスクは全部で4枚ある)になって、また読み込まなくなり、再インストールを断念。

これによって、ノートPC(通称penelope)も立ち上がらなくなってしまったのだ。

すでに4年間フルに使っていたノートなので、そろそろ買い換えてもいいころなのかもしれないが、まだ十分使えるし、スペック的にもあまり困るようなことはない。それに、このsharpのノート(MURAMASA)のキータッチは、おいらととても相性がいいらしく、長時間打ち込んでいてもあまり疲れないのだ。そして、愛着もある。

なんとか復帰させたくて秋葉原にて、新品バルクのUJDA770を買ってきた。今ついているのは同じパナソニックのUJDA720だったし、お店の人も「まぁ、たぶん大丈夫だと思いますよ・・・」というので、ダメもとで買ってきたのだが・・・

相性合わず

次の日慌てて、ダイソーで細かい作業ができそうなピンセット、虫眼鏡、キッチン用アルミホイル(粘着方)を買ってきて、米粒に般若心経を書くようなものすごいみみっち〜〜〜くて、うぎゃ〜〜〜ってなるような作業で、なんとかそのUJDA770を認識させようと思ったのだが、なんどやっても認識してくれない。認識はしてくれるのだが、CDブートができない。

おいらのショートさせる腕がダメなのか、それとももともと相性的に物理的に無理なのか・・・ネットであちらこちら調べて結果・・・

おいらと同じノートで、同じUJDA770を換装しようとしてダメだった人を2人も発見

このままでは6250円をどぶに捨てたようになってしまうので(これが改造が趣味というなら別だが、おいらは別にマニアではない)、ちょうどうちの会社(自宅)がヤフオクをやっているので、従業員のアサイ君に頼んで売ってもらうことにしたのだ。

半額で売れれば御の字・・・と思って3000円からスタートしたのだが、最終的に6000円。

う〜ん・・・なんか買った人に申し訳ない。

買った方はどうも江戸川区の人らしいのだが、送料混みで6500円。秋葉原で買えば6250円。

う〜ん。まぁ、いいか。ヤフオクってそんなもんだろうな。

ってことで、今度はその6000円を元にもう一度秋葉原にいって、確実に大丈夫だと思われるドライブを買いにいく。ちょうど徐々に鉄ちゃんになりつつあるマリちゃんに筑波山の散歩に誘われたので、その帰りあたりに行く予定。おそらく次ぎに買うのは1万2000円くらいのヤツになると思われる。コレでPenelopeが復活しなかったことを考えると・・・ちょっと怖い。

次ぎ。

スペインに行く前の話だが、リネージュというオンラインゲームをやっていたことがある。オンラインゲームは三国志onlineが初めてで、それは身近な友達(むんとかのびとかひ〜とか)を集めて数人でやっていた。

ゲームは基本的に一人でやるものだとは思っているのだが、三国志なんかの国盗りシュミレーションは序盤は盛り上がるが、後半は自分が強すぎて、そしてコンピューターが馬鹿すぎて、ほとんど消化試合になってしまうのが、とにかく寂しかった。

中学生のころ三国志IIを友達数人でやったことはあるのだが、自分がプレイしているときは、相手は後ろをみておいてもらったり、逆に相手がプレイしているときは自分が後ろを向いていなくてはいけなかったり、また後半は長考になるため、待ち時間に漫画が読めてしまうほどだったりするなの、いろいろと面倒なこともあったのだが、オンラインで、しかもリアルタイムだと、気分が全く違ってくる。

人相手の同盟も「こいつ裏切る気では・・・」ということも考えなくてはいけないのだ。とはいっても、うちらの中で裏切るのはおいらくらいだったが・・・あとは、みな心優しいから、ゲームの中でも裏切らない。一度同盟したら、一蓮托生(笑)。

ほかにも、勝てるはずもない強行突破を試みようとする同盟仲間を必至で引き留めたり、自分がおとりになったり、作戦を考えたり・・・とにかく、ヒリつくことができるゲームだった。ただ、やっているメンバーは全員知り合いというものだった。

そのころβ版で無料でできるというリネージュというゲームをみつけた。これは三国とは違って、RPGになる。わかりやすいかどうかわからないが、ドラクエでいうなら、自分と同じような勇者がたくさんいるわけだ。ただ、ドラクエと違って、目的は一つではなく、自分で考えて設定できるので、竜王(古いか・・・)を倒せば終わり・・・といった部類ではない。一応ストーリはあるのだが。

まぁ、そんなことはいいや。

とにかく、そのリネージュでおいらは、ベルセルクのガッツよろしく、つっこんでいっては敵をなぎ倒し、またつっこんでいっては死んで・・・ということを繰り返していたのだが、スペインに行くことになってリネージュからは離れた。そして、離れたまんま4年くらいがすぎた。

で、一昨日、そのリネージュを運営しているゲーム会社からメールが来た。

「かつてリネージュをやられていて、今はやっていない方を対象に2000円分(※一ヶ月分に当たる)のビットキャッシュをプレゼントするキャンペーンで、あなたは見事当選されました」

とのこと。

この手のメールは、最近とても多いので、「うさんくせぇ〜。なんで4年も前なのにいまさら・・・」と思って、公式サイトをみにいったら、本当にその2000円分プレゼントキャンペーンをやっていた。

もらえるもんはもらっておこう・・・と、そのメールに返信すると、早くも今日それが送られてきた。

もらったはいいのだが、結構悩むところでもあったりする。普段それほどゲームはやらないが、一度やり始めたら簡単にはまるタイプである。煙草は吸い始めてからやめたことはないが、おそらくやめてもまたなにかのきっかけですぐに吸い始めるタイプなのだ。おいらは。

しかも、今おいらはコミュニケーションに飢えている。実際に合って話す会話ではないが、スペイン時代、チャットで日本にいる友達をも話してきているおいらにとっては、チャットでも十分コミュニケーションだったりする。おいらの場合、そこにVinoやら、日本酒やらが必要なので、どうしても合って話すことの方が多くなるが、与太話するだけだったら、メールでもチャットでも別に問題ない。

あっちの世界にいけば、おいらの知っている人はもうほとんどいないといっていいが、一人だけ確実に残っている人がいる。久しぶりにその人と話をしてみようか・・・という気にもなっている。いや、2000円分もらった今、もう確実に一ヶ月は復帰するつもりでいるのだが・・・まだやらなければいけないことがたくさんあるのに、ゲームなんて始めたら、さらに時間がなくなること必至である。

2000円はうれしいが、まったくもって余計なことをしてくれたよ。NC JAPANよ。悔しいが、おまえたちの策略には乗らざるを得ないようだ・・・。

ということで、数年ぶりに我がKnight(名前はBarbarossa)が復帰する。もしかしなくても日記にそのゲームプレビューが書かれるだろう。そして、ゲーム日記になったりして・・・。

で、今日は酒も呑んでないことだし、久しぶりに映画をみることにする。タイトルは「大いなる休暇」

vamos a ver

【大いなる休暇】2.8点(5点満点)
公式サイトはこちら

噂によるとカナダの映画。2003年。でも、カナダの孤島の話で、台詞は全部フランス語。

見終わったあと、最初にもっと感想としては、「なんか読み切り漫画か本編にあわせた番外編みたいな映画だった」って感じ。

面白くないわけではない。おそらくみて「つまらなかった〜!」って人はあまりいないんじゃないかと思う。ただ、別にこれといって面白かったわけじゃない。

なんかこう、ストーリーを練りあげて作ったと言うよりは、テーマが一つあって、それに合わせて小さなストーリを組み合わせていっただけな感じ。

簡単に話を書いておくと、あるカナダの小さな島が工場を誘致したいのだが、その工場が条件としてあげていて「医者」がこの小さな島にはいない。漁師の町だが、すでに8年前から仕事がなく、保護手当だけで生きている。島民が生き残るためには工場が必要で、そのためには医者が必要。ひょんなことがきっかけで医者が島にやってきた。その医者にこの島を気に入ってもらおう!で、島民みんな一致団結でがんばるが・・・

てな話。

まぁ、いうたらDr.コトーの島民版みたいな感じ?あの漫画読んだことないけど。

ほのぼのするシーンや笑えるシーンはあるんだけど、なんか一つ一つがとても軽い。最初と最後が決まってて、間にいろいろなエピソードをつめこんでいっただけ。だもんだから、キャラクターの描写が一部を除いてとてつもなく軽いし、相関図もイマイチ。とくに、あのGuapaとしてでてきたと思われる女性・・・。なんだったんだ、あいつは。

映画と映画の合間のちょっとした箸休めに見るならいいが(3本も連続でみる人がいればだが)、あれ一本だけだとパンチが足りない。あまり映画をみた感じがしない。

とにかく軽い。導入も軽ければ、結末も軽い。ホント、読み切り漫画。

あと一つ気になったのが、字幕の訳。フランス語だから基本的にはなにいってるかさっぱりわからんのだが、たまにわかるやつもある。スペイン語に似ていたり、英語に近くなっていたりしたりして。それ以前に、字幕だけでみても、なんか違和感は感じたのだが、「ここでその単語とっちゃダメだろ〜」とか「その訳はなんかいまひとつ」とか思うところが何カ所もあった。

別においらは英語もわからんし、ましてはフランス語なんてまったく×なので、スペイン映画の日本語訳、または日本映画のスペイン語訳以外で、ケチをつけたことは一度もないのだが、普通にみていて気になった。もしかしたら、字幕つけた人がまだ新米さんだったのかもしれない。

ぼ〜っと見るならいいが、「今日は映画が見たい!」って日に借りない方がいいと思う。そんな映画だった。2.8点とちょっと高すぎる気がしないでもないが、登場人物が、おいらの好きないぶし銀系が多かったのでポイントアップしてみた。

関係ないが、うっかり感想書き忘れてそのままになっているが、先日(といってもかなり前だが)みた「ナイン・クイーンズ」(Nueve Reinas:2000年:アルゼンチン映画)はとてもおいら好みの映画だった。スペイン語の映画ってことでかなり贔屓目にはなっているのだが、なかなかよかった。点数だと4点くらい。

この映画みると、やっぱり「スリ」には気をつけよう・・・って思わされる。

おすすめ。