Mosquito

今気づいちゃったけど、MosquitoとMasaquitoってめちゃくちゃ似てないか?

ってことで、Mosquito・・・蚊についてかいてみる。

ちなみに、蠅はMosca。蚊はそれにito(ちっちゃいもんによくつく)がついて、Mosquitoなんだろうか?そうすると蠅と蚊はスペイン人にとっては同じようなもんなのか?

あ〜〜あ〜〜目がっ〜目がぁ〜!!
あ〜〜あ〜〜目があ〜〜あ〜〜!!

それはムスカ

いや、もうこんなドウしようもない事書いてしまうくらい今日は意気消沈。エレベーターで石積み場の人とあったときにも「あれ?今日は元気ないね〜」っていわれるくらい、もう元気なし。

ビジャのばか〜!スペインのばか〜!!

やっぱりW杯予選が本来の姿で、一次リーグは対戦相手に恵まれただけだったのかもしれない。

なんかいまい一つだったフランスに3-1で負けるなんぞ!!ブラジルに負けるならいざしらず、期待してしまったじゃないか!一次リーグの大量得点で!!

もう幻想や甘い期待をもつことなんてしない。
愛なんていらねえよ夏 2006年だ。
世の中理不尽であり、いつもいつも裏切られ、そのまま人間不信になって、寂しい想いをしておいらはきっと誰にも看取られることなく死んでいってやる。

ってことで、まだ続くW杯だが、テンションはすでに半分以下。ポルトガルとアルゼンチンが残ってるので、時間があれば試合は見るし、すでに観戦企画をやる予定になってしまっているので盛り上げるには盛り上げるが、ネジが8本くらいない状態でのことになるだろう。

no hay remedio.


スペインの試合が4時からあるということで昨夜は寝付けないじゃないかと心配していたが、なんてことはない・・・夜中にMosquito・・・そう、蚊が襲来してきておこされる。

うっかり窓あけて寝てしまったからだ。

外はだいぶ明るくなってきていた。

一生懸命寝ようとすればするほど、かゆさに神経がいってしまい全くだめ。蚊よけのために布団をかぶって寝てやる!ともぐりこんだのはいいが、蒸し暑くて、これまた寝られた状態じゃない。

しかたがないので、クーラーを付けて寝たが、今度は寒すぎて寝られない。

そうこうしているうちに1時間ほど過ぎてしまう。結局クーラーをとめ、「刺すなら刺しやがれ!ぼけ〜!」と無視して寝てやった。

石積み場の昼飯時間が設定されてしまってからというもの、いきつけのうどん屋もcafe de crieも混み混みで、とてもじゃないけど昼飯なんて食べれる状況じゃない。いや、食べれるが、まったくもって落ち着かない。

今日なんぞは、うどん屋もcafeの方も渋滞行列で、さらにメランコリックな気分に。


他に食べたいものもないので、天気もいいし、コンビニで弁当とお茶かって、近くの靖国神社でまったり食べることにする。そして、木漏れ日の差す良い感じのベンチを発見して陣取ったのだが・・・・

ここでもMosquito襲来。しかも、今朝のやつらよりも立ちの悪いヤブ蚊。あの黒くてケツのところが1pxくらいのシマシマでできてるやつ。小さいくせに、妙に造形がリアルで、昆虫界のステルスみたいなやつだ。

席について3分後には足を刺される。ジーンズの裾から入り込んだらしい。

食後は例のごとく読書。BOOKOFF巡りとのび〜の協力のおかげ先日ようやく全巻そろった北方水滸伝

毎日、昼のこの時間と帰りの電車のなかで、この本を開くときだけ、おいらのハートは燃えさかるかのように熱くなる。

なので、蚊なんて気にしない・・・

なんてのは無理で、集中しだすと、手の甲とかにモスカが止まってたりするから、まったく集中できない。

止まったばかりっぽい蚊を数匹抹殺したが、すでに血は吸われているらしく、小さい発疹がいくつか手の甲に。

かゆいかゆい。指と指の間のヒレみたいなところとか、もうかゆいのなんのって・・・。

蚊取り線香代わりになるかと、タバコを睡魔食ったが、ヤスクニ〜のMosquitoたちにはまったくといっていいほど効果はなかった。

百歩譲って血を吸うのはよしとしても、なぜやつらはかゆくなるなにかをお返しでくれるんだ?嫌がらせのためだけとしか思えないのだが・・・。

Mosquitoで思い出したが、カンボジアにおけるMosquitoは日本での恐ろしさの比ではなかった。

だって、ガイドとかに

マラリアとか黄熱病にかかります」

とかかいてるんだもん。

ガイドに書いてあることだから、「あり得るので注意」くらいにとったのだが、それでも十分怖い。

で、その後にかかれているガイドの対応策も

「蚊にさされないように・・・」

って。

おちょくられてるのかと思ったもんだ。

だから、カンボジアでは地雷よりも・・立ちションするときにちょっと怖かったが・・・Mosquitoに注意した。

宿には当然のように蚊帳が張ってあったので、蚊がいないことを確認し、裾を少しだけもちあげ、そして、えぐるように、えぐるように体を滑り込ませてベッドの上に。


それを毎日繰り返す。

だけど、Mosquitoが入ってくる隙間や、隙なんていくらでもあり、たぶんだけど、2回くらい刺されたような気がしないでもない。たぶん、刺された。

しかし、今生きているので大丈夫だったということなのだろう。

余談だが、なんだかんだといいながらも、都会っこなおいらにとって蚊帳のある生活はとても楽しかったため、ガイドの兄ちゃんに頼んで、近くの市場に蚊帳を買いに行った。そして、カンボジアでの滞在で同様に気に入った、ハンモックも購入。

ハンモックは500円しなかったと思う。そして蚊帳も恐ろしく安かった。

日本に戻ってきて、早速自分の部屋に蚊帳をとりつけ、蚊帳のある生活を楽しむ。

カンボジアの時のように1人体を機敏に滑り込ませてはウシシウシシとにやける。

天井裏にあるおいらの部屋において、普段は部屋の模様替えもさせてくれない、ものすごい邪魔な二本の柱が、ハンモックの存在によって、まさにそのためにここにある!といわんばかりに輝きを増した。

ちょっと角度はつらいし、通り道にあるので多少邪魔なことにはかわりないのだが、浪漫のためだったら苦にならなかった。

こうして、スペインへいく直前まで、蚊帳とハンモックの生活は続いた。

しかし、一時帰国したときに蚊帳とハンモックはママンに無惨にも取り外され(ほこりがたまるため)、そして、おいらの部屋は物置となった。

しかも、ご丁寧なことに母親はカンボジアの臭いと想い出が一杯だったそのふたつを・・・洗ってしまったのだ!!!!!

聞いたときは怒り心頭になりそうだったが、ママンの「何度洗っても泥水になったわよ」という話をきいて、納得した。

カンボジアのあんな環境にあったら、新品でもそりゃ汚れるわな〜。

蚊帳とハンモック・・・・もう一度とりつけようかな・・・・。


追記
今日も試合があると思ってドキドキしていたら・・・次ぎは30日だった。うむ。