めくるめくOLの味

たまってるのでさくっと行く。

■絆創膏
イマイチやる気がでないので、yahooニュースを熟読していると、面白いニュースを見つけた。これ
なになに・・・「呼び名で分かる:地域編 出身地を推測できる「ばんそうこう」」ですとっ!

この手のネタは大好きなので、しっかり地図をみてチェックする。

おいらは神奈川なのでバンドエイドとなっていて、実際「バンドエイド」といっていた時期もたぶんあるのだが、しばらく反芻してみたところ、いつからかわからないが、おいらはバンドエイドとはいわず「絆創膏」といっていることが判明。読みとしては「バンソウコウ」ではなく「バンソコ」と読んでいる。

びっくりしたのが「サビオ」と「リバテープ」。他の呼び名はなんとく耳にしたことがあったが、先の2つは30年間で初めて聞いた。

おいらの友達で他県にいる人をリストアップし、地図に照らし合わせて面白い呼び名をしているかどうかをチェックする。残念かことに、バンドエイドな県に住んでいる人間が多い。しかし、リバプール・・・じゃなかった、リバテープの本拠地らしい福岡人がいた。エリゾウである。

石積みそっちのけで、すぐにエリゾウにメール。

『すごいくだらないことで申し訳ないんだけど・・・
「バンソウコウ」っていう?
「バンドエイド」っていう?
リバテープ」っていう?』

あえて三択にしたが、当然期待している答えは「リバテープ」である。

返事が来る。

く、くだらねぇ〜。

・・・おいらは結構本気なのに、ヤツには謙遜の二文字は通じなかった・・・まぁ、返事をくれるだけウイ奴ではあるが・・・。

しかし、その続きもおいらの期待を裏切る返事であった。

「私は大体バンドエイドって言います。でもバンドエイドって商品名だよな…ってたまに思うので、気が向いたら絆創膏ですかね。ただ、絆創膏といえば「三つ目がとおる」のアレが思い浮かぶのでなんかしっくり来ないんですよね。
リバテープは小学校の友達が多用してて、初めて聞いたときは何のこっちゃわからず、軽くカルチャーショックでした。」

・・・バンソウコウで『三つ目がとおる』を思い浮かぶ22才の方がカルチャーショックだよっ!相も変わらず年齢不詳なやつだ。

悔しいのでメールのきっかけとなったニュースのソース元を送ると再び返事が。

「残業してますか??
実はさっきのメールに、リバテープってこっちでしか使わない用語だと思ってました。って文を入れようとしたんですよ。めんどくさくてやめたんですけどね。うん、今日は冴えてるわ〜♪帰り道でコウモリを発見したし。
確かに、我々バンドエイド派はマイノリティでした。しかし福岡、熊本でジョンソン&ジョンソンより普及してるとは、リバテープもやり手ですね。
(中略)
今日、ターバンを巻いたインド人らしきお客さんが来たので、営業部の30後半ぐらいの人に、チャダみたいなお客さんって説明したら、やけに意気投合しました。ちょっと悲しい。」

ふむふむ・・・データ通りなわけか。マイノリティーに属しているあたりがエリゾウっぽいので許す。普通の福岡人は『リバテープ』といってくれるに違いない。

それよりも、コウモリが好きなところに共感してなぜかご機嫌になる。犬の散歩途中にコウモリにであうといつもしばらく眺めてしまうくらい好きだからだ。浪漫がある。奴らには。でも、チャダをしってる22才には共感できない。やっぱ変な子だ。

誰か、おいらの目の前でリバテープもってる?」とかいってくれないもんかね〜。


■めくるめくOLの味
今日もラクシュミさんとヘケットさんと昼食に行く。いつも場所で迷うのだが、今日はヘケットさんが行きたいという、石積み場から数分のところにある・・・たぶんフランス料理屋さんのランチを食べることにする。少々高く1000円ということだったが、エンゲル係数が高いここ最近ではあまり気にならない。っていうか、ず〜っとうどん+コーヒーしめて600円くらいで食べていたおいらにとっては、何喰っても高いと思うので、もうどうでもよくなってきている。金よりも会話だ、会話。

夜はちゃんとしたレストランになる店のランチメニューだったのだが・・・いやはや、うまいうまい!こんな近所にこんなうまい店があるとは思わなんだよ。

普段はそこそこ高い割には、なんというかモノトーンな味の昼食が多いのだが、今日の店の味はとても複雑美味で、思わず海原雄山よろしく「こしゃくな!このヨモツシコメの舌を試すのか!」と叫んでしまうほど。

何がうれしいってLentejas(レンズ豆)がたくさん入っていたのがうれしい。スペインでよく食べていた食材。味付けこそ違うが、まぎれもなくLentejasで、ヨモツシコメご満悦である。

余談だが、スペイン時代は良くすでに戻してある瓶詰めのLentejasを使っていたが、ちょっと気張って本格的に作ろうと乾燥Lentejasを買ってきたことがあった。水に浸してかなりの長時間戻るのを待ってようやく使えるようになるため、朝買ってきて晩飯に使おうと水に浸したのだが・・・戻す分量を誤って・・・いや、見た目的には全然普通だと思って一袋の半分をいれてしまったら、仕事から帰ってきたSantiに

「MASAQUITO、今日、誰か夕食食べにくるのか?」
M「いや、うちらだけだよ。なんで?」
S「なんだこのLentejasの量は!!」
M「え?え?多いの?」
S「バカ〜〜!!多いなんてもんじゃない!今日から3日はLentejasだぞ!」
M「え〜〜〜〜!!!!」

としばらくは寝ても覚めてもLentejasなんて日もあった。

戻る。

おいらがLentejasに感動していると・・・ヘケットさん

ヘ「これでヨモツシコメさんもOLの仲間入りですね!」
ヨ「お、OL??おいらがOL?」
ヘ「これがOLの味です」
ヨ「そっか〜OLってのはこういうもん食べてるのか〜」
ヘ「そうですよ。めくるめくOLの味です」
ヨ「め、めくるめく・・・」
ヨ「何にせよ、これでおいらも社会人の仲間いりか・・・それにしてもうまい!」

ヘケットさんはイマイチ天然なため、会話の機微を少々つかみとれずお茶を濁す。というのも、OLという単語を彼女なりのジョークとして使ったのであるならばいいのだが、彼女の場合、OLの意味を知らない可能性がなくもない。そんなはずはない!といいたいが、結構目がマジだったため、話を盛り上げることができなかった。ちょっと反省。

サラダが「オードヴル」・・・「ヴ」がポイントっぽい・・・となっているレストランでの昼食。一ヶ月に一回くらいは食べてみてもいいかもしれない。

この昼食のおかげで午後はご機嫌であった。


■カーリーの逆襲
なぜか人気のあるカーリー。なぜか日記を読んでいる友人からしばしば『カーリー』について聞かれるほど。すでに3人には聞かれている。どこにでもいるタイプで、わかりやすいからなのだろうか・・・。

今日はそのカーリーの逆襲にあった。なんに対しての逆襲かはわからないが、なんとなく逆襲な気がするので、逆襲といわせてもらう。

3時頃、デザインが一つ終わったので、確認をしてもらうべくメールする。別に直接みてもらってもいいのだが、アワアワと忙しそうにしているのと、メールの方が確実に見て返事がもらえるのでそちらを選択した。

メールと一緒にデザインしたもののJPGを添付して、GOサインがでたら、「いざコーディング」とあいなるわけだが、いつまでたっても返事が来ない。すでに6時を回っている。別にカーリーはいないわけではなく、机に座って作業をしている。メールをみていないなんてことはない。

ここで自分から『okですか?』とききにいくこともできるのだが、わざわざサボリ時間にすることができる「待機時間」を自らつぶす必要もないので、根比べではないが、ひたすら待ってやることにする。

6時半・・・打ち合わせで外出していたゴブリン君が帰ってくる。そのメールはCCでゴブリン君にも送ってあったのだが・・・そのゴブリン君から返事がくる。

「・・・ヨモツシコメさん・・・添付ファイルないですよ・・・」

な、なんですとっ!!!

慌てて送信済みメールフォルダを開き、送ったメールを確認・・・

JPG画像・・・添付し忘れてた・・・

・・・っていうか、カーリーよ・・・確かにおいらの完全なるミスですが・・・メールみてるなら、一言くれたっていいんでないの???

3時間、根比べしていたおいらの立場は?

おいらの位置からはカーリーの後ろ姿しかみえないのだが、ニンマリと・・・牙を見せて・・・見えないが2つ目の右手には血で汚れた剣が、そして左手にはおいらの生首を持ってほくそ笑んでるカーリーの顔がしっかりと見えた。

完敗なり・・・。