女の敵は女

ここ最近、時給並の石を積んでいる自分が誇らしい。

忙しくてぶ〜ぶ〜いってるのだが、実はメリットもあったりする。10時から19時までの9時間がおいらの就業時間なのだが、それが体感時間3時間くらいとなる。席について、一つ積んでは父のため〜二つ積んでは母のため〜と石を積んでいて、気づくとおいら昼飯の時間である1時半。実際は3時間半くらいたっているのだが、気持ち的には1時間もたってないような気分。これはとてもすばらしいことだと思う。

ただ、やってもやっても石はなくならないから、「むき〜〜っ!」となるんだけど。

今日は帰り道、怖い目にあった。

退石積み場が遅かったため、帰りはあまり人もいなく、とぼとぼ歩いていると、なにやらポスターを見ている女性を発見した。普段だったら気にもとめないが、人があまりにいないから立ち止まっている人が目立ったのだ。

何をみてるんだろ〜と思って、その彼女がみているポスターに目をやると化粧品だか、雑誌かだかのポスターで、どでかく「エビちゃん」がでていた。

エビちゃん好きなんかな〜この子・・・」と通り過ぎようとした、そのとき!!

その掲示板の片隅に予備の為にさしてあると思われる画鋲を引き抜き抜くや否や、エビちゃんの目にグサッ!!

左目キラリ。

こえ〜〜〜〜〜っ!!!

目に画鋲がさしてあったり、ボールペンなんかであけたような穴が空いていたり、鼻毛がかかれていたりするポスターなんかはよく道ばたで見かけるが、その現場をみたのは生まれて初めて。

この手のいたずらって、酔っぱらった学生集団とか、待ち合わせてる間に暇な若者とかが、「暇つぶし」にやるもんだとばかり思っていたが、それはおいらがこれまで知らなかっただけで、実はこのような女性が全部やっていたのかもしれない。

しらなんだよ、しらなんだよ、しらなんだよ!!!

一見普通の女の子でそんな風には見えなかったのに・・・怖いよ、怖いよ。

マジで怖いよ。

普段からめっぽう速い歩速をさらに速めて改札に逃げ込んださ。パスネットを買っている間に後ろから画鋲で刺されたらたまらんと、買うのをあきらめるくらい逃げたさ。

男が「女の敵」として引き合いに出されるのを良く聞くが、いやいやいやいや・・・女の敵は女ということが、わかったさ。

男のいじめよりも女のいじめの方が陰湿としばしば言われるのは、こういうところなんだろうな〜。

トゥーシューズに画鋲。

そっか、女の子って画鋲が好きなのか!あとカミソリか?古いか・・・。


帰宅後、ぼ〜っとしてるとマリちゃんから電話。面白いサイトをみつけたという。彼女の地元である「紀州弁・新宮弁」を紹介しているサイト。

方言好きということで、テストを受けてみたが、結構な確率であたり、「わからないだろ〜」と問題をだしているマリちゃんの鼻をあかす。そしておいらは「ふふふ・・・誰に方言好きを自称してないさ〜」と鼻高々。

「もうそれくらいかな〜」とテストは終了しかけたが、鼻高々なおいらは「まぁ、つづけてみ〜」と促す。

しかし・・・今度は「これはわかちゃうだろうな〜」と彼女が出す問題にほとんど答えられず。正解率10%くらい。

マ「『とごる』は?」
フ「とごる?」
マ「コーヒー、あまないとおもたら、砂糖とごったぁったわ」
フ「忘れる!」
マ「え〜〜〜!!とごるだよ〜。」
フ「え??コーヒーが甘くないと思ったら砂糖いれるの忘れた・・・じゃないの?」
マ「沈殿するだよ〜」
フ「わかるか〜!」
マ「じゃぁ、『はた』は?」
フ「はた?旗?」
マ「違う。「うちのはたにあるよ」とか言うよ」
フ「畑!!」
マ「ええ〜〜〜〜!!!」
マ「ついはたにある・・・とか」
フ「ついはた?」
マ「すぐそこ、って意味だよ」
フ「つい???はた???「つい」ってすぐってこと?」
マ「そうだよ〜」
フ「『よそごと』は?」
マ「他人事!」
フ「違う!「違うこと」ってことだよ。授業中よそごと考えるな〜とか」
マ「むむむ」
マ「『てがう』は?」
フ「あてがう?」
マ「違う」
フ「手で触れること?」
マ「違う」
フ「・・・」
フ「からかうことだよ」
マ「・・・さっきより全然難しいやんか〜!」
フ「そうかな〜」
マ「日常で頻繁につかれてるからあんたはなんとも思わないかもしれないけどさ〜」

鼻へし折られたさ。


追記
嫌われ松子の一生』のサントラ『嫌われ松子の歌』をゲット。いや〜かなり楽しいわ、このCD。映画を思い出して一人ニヤニヤニヤニヤ。ドラマでやっているのを一、二度みたが、やはり内田理名(だっけか?)よりも中谷美紀だな。

ま〜げ〜て〜〜〜♪の〜ば〜して〜♪お星さまをつかもぉ〜〜♪

愛はバボ〜愛はトラボ〜♪

この歌、映画のための替え歌だと思ってたけど、本当にこの歌詞なのね・・・。風呂屋の歌だったのか〜。そうだったのか〜。

借りてきてから、このCDしかきいてないさ。もうノリノリさ。