欲しいときが買い時?

今日も一日干されてカビカビ。

ヨ「ゴブリンさ〜ん、石くださいよ〜Give me 石!」
ゴ「今ないんですよ。探しておきます」

ヨ「ゴブリンさ〜ん、石でてきました〜?」
ゴ「う〜ん、ないですね〜」

ク「ヨモツシコメさん、これ修正お願いします!」
ヨ「あいよっ!」

10分後

ヨ「終わりましたっ!」
ク「どうもありがとう」
ヨ「・・・・Give me 石〜〜!」

ヨ「ゴブリンさ〜ん、待ってますよ〜」
ゴ「いや〜○○○が終わって今落ち着いちゃってるんですよ〜」

(※サ=サキュバスさん:引き継ぎ相手)
サ「ヨモツシコメさん・・・このデータのアップ場所なんですが・・・」
ヨ「はいはいはいっ!え〜っとですね〜これとこれだけは○○なんですよ〜」
サ「あ〜わかりました」
ヨ「ほかにわからないところとかあります?」
サ「大丈夫です。だいぶつかんできました」
ヨ「そ、そうですか・・・」

ヨ「ゴ、ゴブリ・・・」
ゴ「ないです。あ、そうそう。この前終わった××・・・月曜日にアップされます」
ヨ「もう修正ないんですか?」
ゴ「OKでましたよ」
ヨ「そ、そうですか・・・」

こんなんで一日終わった。

あまりにやることないので、今日もEl Paisとにらめっこしたり、あと4日でやめるというのに、Googleをカスタマイズして遊ぶ。

やっぱりもう大人だから、天気予報くらいみないとな・・・と天気予報をとりあえずいれて、明日の天気でも調べてみる。

「明日は晴れか〜よかったよかった・・・おお!!!日、月と雪が降るではないかっ!なんか雨まじりの雪っぽいな〜」

全然つまらん。

「ん??なんだこれ・・・コンコン指数?なになに・・・風邪に注意 室内は加湿器も有効!・・・?」


「コ、コンコン指数なんてこんな公的な情報で書いていいのか?ジメジメ指数とかっていうけど、あれって不快指数のことでしょ?コンコン指数って正式名称なによ。コンコン指数なのか?」

暇なので、コンコン指数という表記についてあれこれ考える。

まず、これ・・・スペイン人・・・つまり外国人がみたときどうするんだろ?日本に長くいるスペイン人ならいいけど、日本に観光客として、日本の天気を調べたとする。なにも、日本語のサイトで調べなくても・・・と嫌なつっこみを入れる人もいそうだが、おいらだってスペインにいるとき、スペインの天気をわざわざ日本のサイトで調べんかった。たとえ、4つの天気予報サイトみたら、4つとも違う天気が表示されていたとしても、意地でも見た。郷に入りてはだ・・・。

で、スペイン人が見たとき・・・このコンコン指数で頭を悩ませるに違いない。「コンコン」って何だ?と。

よく笑い話としてあげられるが、動物の鳴き声なんかは国によって見事に違う。学校の授業中に各国の動物の鳴き声表現・・・つまり擬音語を言い合うようなことをするのだが、なぜかものすごい爆笑される。当然「コケコッコー」が一番笑われる。こっちはこっちで、相手国の擬音語を笑うのだが、ヨーロッパはヨーロッパで、違うものはあるが、結構共通だったりなんかして、見方が多いのだ。あまりに悔しいので、「キスの時の音は「ズキュ〜〜〜ン!」だ。」といったら、周りにもっと笑われた(実話)。こんちくしょう。

おいらがスペインの擬音語で好きなのが「クラッ(ク)」だ。マウスをクリックする音ではない。何かを折るときの音だ。はっきりした発音で「クラック」というのではなく、最後の「ク」は聞こえるか聞こえないかくらいの発音で、下をうまいこと使って発音する。あひるの「クワックワッ」の「ワ」を「ラ」に変えたような感じ。

日本だと「ポキッ」とか、太そうなものだと「ボキッ」というが、うちらの耳にどちらが近いかというともちろん「ポキッ」「ボキッ」なのだが、音の響きに関しては「クラッ(ク)!」の方が好き。

あっちでは結構、気をつけて会話の節々にかっこよくいれるように練習したものだ。この音、何かが折れるときだけじゃなくって、壊れたりするときにも使えたりする。使えるというか、日本のように擬音語が発達(?)していないのかもしれない。車がぶつかった時も、軽く言う「クラッ(ク)!」ではなく、大きな声での「クラッ(ク)!」でいうのを聞いたことがある。日本だと「ドガシャ〜ン」とか「ガン!」とか、まぁ多種多様だ。

で、なんだっけ・・・そうだ、コンコン指数。

だから、絶対、コンコン指数はわからないに違いない。妄想はさらに広がり、もしこの「コンコン指数」を説明しろとかいわれたら、なんて説明しようかと、本気で考える。もちろんスペイン語で説明だ。

フ「コンコンっていうのはね、咳の時の音だよ。コンコンッ!っていうでしょ?」
ス「コンコン?コンコン?意味がわからんよ」
フ「だ〜か〜ら〜日本では「コンコン」って聞こえるの」
ス「聞こえないって。「○○○」だよ(スペインでの咳の擬音語がわからん)」
フ「日本では「コンコン」なんだ、このやろ〜!」
ス「まぁ、いいや。百歩譲ってコンコンだったとして、どういう意味なんだ?」
フ「空気が乾燥するってことだと思うよ」
ス「空気が乾燥すると、咳でてコンコンなのか・・・へんなの」

で、たぶんその後、マスクをした日本人とかみて、スペイン人は「なんなんだ!エンフェルマ デ チナ(SARSのこと)か!!!あはははは」と笑うに違いない。彼らは風邪引いてもマスクをする習慣がないから・・・当時、なんでマスクしている人の写真をみて笑っているのかまったく意味がわからなかった。

ということで、「コンコン指数」はスペイン人に見せない方がいい。

そして、おいらはそれくらい暇であった。

時は金なりなので、今欲しいものについていろいろ調べる。

その前に、おいらの買い物の仕方について書いておこう。

おいらはとにかく買うまで考える。衝動買いなんぞほとんどしない。考えて考えて考え抜いて、それが本当に必要なのかどうか決まらないと絶対に手を出さない。優柔不断といえばそうともいえるし、慎重といえばそうもいえる。だから、おいらの部屋にはくだらないものはむちゃくちゃ多いが、無駄なものはない。でもって、一つ買うと、それが壊れて使えなくなってしまうか、「超年代物」にならない限り買い換えないもんだから、中途半端に年代物が多い。靴も履けなくなるまではくし、服も破れない限り着る。つい最近のネタでいえば、ポータブルMP3プレイヤー(Rio500)がそうだろう。iPodをプレゼントしてもらったから強制的に世代交代が起きたが、そうじゃなかったら、しばらく使っていたかもれしれない。

たまにこの性格に困る・・・というか、適度にしとかないとな〜と思うこともあるのだが、考えてる間に時代がかわったりして、進歩の早いPC関連の世界での買い物では無駄金を使わなくて済むというメリットもある。

将来、旅行ではなく物にしか金を使えない状況になったら、この性格も変わるかもしれない。

貧乏時代が長いからというのもあるんだろうけど、これって性格だと思う。ただ、これは物に対してだけ適応される性格で、消え物・・・具体的にいえば、Vinoとか日本酒とか酒や食いもんは大丈夫だったりする。特に酒は悩まず「これ買う!」とすぐ決まる。経験値というか、経験しないとだめなものだと大丈夫らしい。ようは代わりになる物がない物ということなんだろう。うん、書いてて今わかった。なるほど。そっか〜だからCDとか映画はOKなのか〜。旅にはいくら金かけても何ともなかったもんな〜。バイト代全部、旅にしか使ってないし・・・う〜ん、自分発見。

で、そんなおいらが今欲しいものは

・24インチディスプレイ
・一眼レフデジカメ

の2つ。

両方とも現時点では代わりがある。今使ってる17インチディスプレイ(かれこれ9年くらい使ってる?)と、SANYOのデジカメ(これは3年前くらい)、キヤノンの一眼レフ(4、5年前くらい)。

さっきのルール(?)に適応させると、普段なら買わないものなのだけど、かなり欲しいのだ。欲しくて欲しくてたまらないのだが、おいらの性格が邪魔してるわけだ。で、一生懸命調べてる間に時代がかわってしまうのだ。

なぜ欲しいかというと、本格的に今の石積みの勉強をするなら24インチとまではいかなくても、もう少し大きい作業スペースが欲しい。今の石積み場で22インチのディスプレイを使ってるもんだから、家に帰ると不便に感じてしかたがないのだ。普通にネットみたり音楽聞いたりする分には困らないのだが、何か作ろうと思うと、「狭い!!!」となってしまう。昔はそう思わなかったのに・・・。スペインでは11インチくらいのノートで3年間過ごしてきたから、逆に帰国後は「これでちゃんとサイト作れるやん。リニューアルできるやん」と思ってたのに、そのまま一年たってしまった。

一眼レフデジカメが欲しいのは、スペインの写真をとりたいから。今のカメラよりも綺麗に撮りたいから。これは好きな子をかわいく撮りたいと思うのと一緒だろう。おいらは変な顔した写真をほしがるが、その変な顔も変な顔らしくとりたいのだ。

同じ理由で、スペインに留学する前に一眼レフカメラを買った。もちろんたくさん写真は撮った。かなりいい写真が撮れた。ただ、旅行にいったときすごい不便なのだ。おいらは風景はサイト用にデジカメで、Fiestaとかみなで遊びに行ったときには一眼レフを・・・と使い分けていたのだが、旅行中に2台のカメラを使うのはかなり大変だし、田舎町にいってまで彼らのイメージする「典型的ハポネス」に自分がなりたくないというのもある。日本人なのだが、

「あれみて。カメラ二台よ!二台!ほら、カルロス・・・みなさい・・・あれが典型的な日本人よ!滅多にこの村には日本人がこないからしっかり目にやきつけておきなさい!二台のカメラよ!」

とか後ろ指さされたくないのだ。

さらに、うちの学校(コスタ・デ・バレンシア)の校長が一眼レフデジカメをもっていて、学校イベントなどのときにたくさん撮っている。バレンシアにいたときは、そのデータを今やってる「コスタ・デ・バレンシア紹介サイト」用の素材として、DVDに焼いてくれるのだが、その写真の綺麗なこと、綺麗なこと!!

フ「欲しい!!アンドレアス(校長の名前)、そのカメラくれ!」
ア「フェルミンは日本人だろ!日本で安く買え!これも日本製だぞ」
フ「うぐむ・・・でも、今はスペイン人だから買えない。くれ!」

というようなやりとりを飽きるほどやるくらい欲しくなったのだ。


スペイン旅行を控えて、同時に2つ買うのはかなり厳しい。スペインを重視するなら一眼レフカメラだろう。ただ、先を考えると24インチディスプレイなのだ。

そのもの自体、買うか買うまいか迷っているのに、そこを何とか気合いで通り抜けても、またそういう問題がでてきて悩まされる。

こういうとき、何も考えないで買える性格が欲しい!と思うだ。


石がないのは周知の事実なので、どうどうと、価格comを熟読。

24インチディスプレイを買うとなると、グラボを買わないといけない。いいグラボを買うと、電源もかわなくてはいけない。いったいどれくらいの出費になるのだろう?ディスプレイが7万円くらいで、グラボが2万円弱、電源が1万円くらいとすると・・・10万か・・・。うむ〜。

一眼レフは・・・買うメーカーは決まっている。ペンタックス。なんで?って聞かれると困るが、おいらは「二番目」が好きなのだ。カメラに詳しいわけではないので、ペンタックスが二番目かどうかわからないが、キヤノンニコンとかが「一番目」な気がするから。CMとかよくやってるし。ソニーはまだ新参ものらしいのだが、今の機種はなかなか人気があるとのことだが、ソニーなので怖くて買えない。富士フイルムのは、一人周りにアンチ富士フイルムがいて、その影響を受けて買えない。なので、ペンタックス。これも欲しいのだと11万くらいする。11万。

おいらの買えない病は、料金に関係なく発病する。2000円のものでも、しっかり悩むというのに、11万じゃ悩まないはずがない。

とにかく、スペインにいくまでに、どちらか一つ買いたい。

Patatas Bravas(パタタス・ブラバス:スペインのポテトフライ)とか、Boquerones(ボケロネス:鰯の酢漬け)とかを、一眼レフですげ〜綺麗に撮りたいから、やっぱ一眼レフかな〜。
(※今「え?Patatas Bravasを?Boqueronesを?」と思った人はスペイン好きを自称してはいけません。)


追記
今日も当然定時あがりだったので、帰宅後、でかけたかったのだが、車が出せず。駐車場いっぱいすぎ・・・。なので、Google Earthでスペインにいって遊んだ。

追記2
明日は予定通りならクーフーリンさんと呑むことになるのだが、本当に大丈夫なんだろうか?毎日終電で帰っている様な人が、8時前にあがれるのだろうか?あまり期待しないで、なんか代替えの予定を考えておかなくては・・・帰って映画みるってのでもいいか・・・。

追記3
昼飯にカレー食べたら、晩飯もカレーだった。

追記4
帰りにデジカメの本と、「黒鷺死体宅配便」の6巻を買ってきた。