日曜日だけど考える。

昼頃もっさり起きる。

昨夜、力つきて寝たようで、コンタクト外し忘れた模様。

起きてまず思ふ。

「大人呑みしたからな」とかいいつつも、「なぜ乗り過ごさなかったのか?」と本心ではかなり不思議だったりする。

昔は酔っぱらっても、こんな感じで、朝ベッド状態だったので、昔に戻りつつあるのかもしれない。

そういや、最近かわりつつある。今の石積み場での石積みのゴールが見え始めてから。

あの金曜日の独特の焦燥感がない。

「誰かと呑まなくちゃ!」
「誰かと遊ばなくちゃ!」
「誰かと会話しなくちゃ!」

ってのがないのだ。

そうすると、自ずと酔わなくなるらしい。酔うけど、「酒に呑まれる」という悲惨な状態にはならないみたい。

やっぱりストレスってやつなのか?あまりストレス持たないようにしてるつもりなんだけどな〜。まぁ、ストレスって、そういう風に感じないからストレスっていうんだろうけど。

さて、考える。

う〜ん、今日も暇。

誰かと遊びたいな〜と思いつつも、遊んでくれる人もいなさそう。でもって、遊んでくれる人を捜すのもちょいと面倒な気分だったので、のんびりすることにする。

デジカメの本をまた開く。二度目。今度はかなりしっかり読むことに。

この本、週間アスキーかなんかのデジカメ特集のムックで、2006年にでたたくさんのデジカメについてレビューをしてくれている。5点満点での採点などもついていて、検証した人たちの評価もすぐわかるようになっている。

で、あることに気付く。

当然といえば、当然なのだが、「高いデジカメ」は評価が高い。

そりゃそうだ。

最初読んだときは、値段などは特にみず、そのメーカーの特徴(画質や明るさなど)やら、レンズの種類とか、そういうのばかりみていて値段できちんと検証しなかったもんだから、今になって、「なんかこのカメラベタ誉めやん!」って調べてみると、「実売価格23万8000円」とかなってて、「買えるか、アホ!」と叫ぶ羽目になる。

撮影する対象によってメーカーを選んだり(色味なんかで得意ジャンルがある模様)、実際にサイトにいって「サンプル画像」を見るために、いくつかめぼしいサイトはまわってみたりなど、いろいろと機種を絞っていく手順はあるが、まぁ、対象がなんであれ、どこのカメラであれ、ぶっちゃけ、どれも綺麗なんだわな。

おいらが比較できる画像といったら、今もってるコンパクトデジカメの画像(600万画素?)なので、当然それに比べれば迫力が違うわけで、どうしようもない。

各メーカで同条件下のもと、同じ対象をとったというサンプルがあれば一番分かり易いのだが、そんな都合のいいものはなく・・・あったとしても、カメラ好きな方が自分のブログに載せたりしている画像で、とてもありがたい情報ではあるが、比較対象が少なくて、また、自分が普段とるような写真じゃなかったりなどして、いまいち比較ができないし、あとは同じカメラで、ISOなどのモードを切り替えて同条件同対象の画像を比べたものが多い。

もっとちゃんと探せばネット上にあるんだろうけど、なんか疲れてきた。

今読んでいる雑誌に、まさにその同条件同対象物での比較評がでているのだが・・・・そっちはそっちで、写真が小さすぎて、またよくあるように、一部を拡大してみせてくれてしまっているため、もうよくわからん。拡大された箇所での、明度、シャープネス、コントラスト等は確かにわかるが、「年賀状を作ったりするときとか、パス切ったりするときしか、そこまで拡大しないよ!」ってくらいの一部分拡大なため、同じく全体像がつかめない。

どうせ素人なんだから・・・いままで一眼レフのデジカメなんてもったことないんだし・・・なわけだから、自分のこだわりやら自分の好みなんて、よくよく考えたらないわけで・・・・比較もできやしないわけだし、最初は直感でいいでしょ・・・ってことで、ペンタックスに完全に絞る。他は見向きせんことにした。

ペンタックスといえば、数日前の日記で、今持ってる普通の一眼レフカメラのメーカーをキヤノンだが、ミノルタだか書いてしまったが、書いてて「ん?」と思いが消えなかったので、ちゃんと調べてみたら、一眼レフもペンタックスだった。どうもおいらはカメラを選ぶとペンタックスになるらしい。

ちなみに、愛機のメーカーを忘れてしまったかというと(忘れてしまう程度の愛機ではあるのだが)、2年前か3年前かに、拓也がスペインに来たときに、「貸して」といったまま、日本に持ってかえってしまい、つい最近、仙台に行くときに「返せ〜!」といって返してもらったばかり。

まぁ、いい。

ということで、ペンタックスK10DK100Dの2つに絞る。手ぶれ補正機能がカメラ本体についているというのも気に入った。自分がとるときって、かなり手ぶれしないように気にするから、「絶対ないと困る!」とはならないが、誰か人に頼む時・・・特にスペインとかで、親切な人が「撮りましょうか?」といってきてくれるのはいいが、使い慣れていないのもあって、良くぼけていることが多い。そういう写真に限って、店で仲良くなったDuen~o(マスター)とか店員さんとの写真だったり、友達と仲良く呑んでいる写真だったりして、後で結構悔しい思いをすることが多い。特にいまおいらがつかっているSANYOのやつは動画の面で特価させたので、動画はかなりのクオリティーで楽しめるのだが、写真はいまいち。手ぶれも多いため、そんなことがよくある。

他にもK10Dには自動ゴミ掃除機能がついていたりする。何でも、一眼レフにとってゴミは大敵らしい。おいらは「敵」とくらいは思っていたが、「大敵」とは思っていなかった。K100Dにはそれは着いていない。

値段の差はともに「レンズキット」の方でヨドバシ調べで4万5千円くらい。レンズ一つ分(交換レンズがまた高いんだ!)くらい違う。

まぁ、部屋でウダウダ考えていても始まらない。

ってことで、町田のヨドバシに車でばびゅ〜んと行くことにする。いろいろ買い物もあるし。


まず、先日、ついに事務所に移動し、デビューしたBrotherの複合機をネットワーク接続するためのLANケーブルを購入。7mで1340円。

日本ってLANケーブル安い。スペインは、なんかむちゃくちゃ高かった。ありえない値段だった。さすがに今はそれはないだろうけど、当時はまだLANが主流じゃなかったからしかたない。1mとか3mくらいはあるが(それもそこそこ高かった)、部屋と部屋をまたぐくらい長いケーブルはほんと高かった。というか、売ってる場所があまりない。業務用みたいなところいかないとなかったりして、結構苦労した。大きめなエルコルテいって発見して購入したが5m未満で、4000円とか5000円とか。スペインに到着したばかりのころだから、4年くらい前か・・・。


なんかムダに長くなってきてるな・・・。端折ろう。

ヨドバシ。

他のカメラには見向きもせず(見ると迷うから)K10DK100Dを小一時間、実際に触って堪能。

ただ、被写体となるものが、その辺の客だったり、カメラだったり、カメラのオプションだったりと、スペインの風景とはほど遠く、またPCにいれて大きな画像で確認できないため、シャッター音や重さ、サイズ、操作パネル等を調査するに留まる。K10Dは結構重くてびっくり。

記録メディアは両方ともSDカード。これは秋葉原に行けば安く買えるだろう。

電池はK10Dが専用バッテリーで、K100Dが単3電池×4。昔は緊急な場合対処しやすい単3電池のデジカメが好きだったのだが、今のSANYOのデジカメは専用バッテリー。充電池に比べるとかなり長持ち。欠点としては予備をもつとなると高くつくところ。充電池の場合は予備をもっても安いし、最近の受電値はおそろしく長持ちするという話なので、これはまぁどちらでもよいかも。スペインで使うために買うとならば、充電池の方がいいかな〜とも思う。

K10Dの方だけについている、レンズお掃除機能はどれくらい役立つものかは不明。以前、カメラを盗まれてしまったMi Kyungにシュコシュコ空気を送るクリーナーをもらったので、まぁそれでいいかな〜。

各カタログをゲットし(ついでにistなんとかという同じくペンタックス一眼レフカメラのパンフレットもゲット)、再びPC売り場へ戻る。

階段で「PS3大量入荷!在庫あります!」の文字に「へぇ〜」とちょっと興味がわくも、あまりにムダなのですぐ頭から追い出す。ちょっとやってみたいだけだから・・・。

先日買って、かなり重宝しているCDケース(96枚収納可。とってつき)を購入。980円。このケースのおかげで、以前はバラバラで、ドライバーディスクを探すたびに、部屋が散乱したが(収納している箱の数が多い。タグをつけていないのでとりあえず全部ださないといけない。)、いまでは、すぐに発見できる。

なにを今更・・・と思う人もいそうだが、貧乏だったので、ありあわせで頑張らざるをえなかったのだ。「980円」と「部屋散乱」だったら部屋散乱の方をとらざるをえなかったのだ。あと、まさかそんなに安く買えると思ってなかったので、調べたこともなかったというのもある。

HMV

昨日かいそびれた、Natalia LafourcadeのCDがあったらいいな〜と思って行ってみることに。だけど、みつからず。やっぱりマイナーなのか?同じHMVなのでコーナーは一緒なはず。だのに、みつからないということは、ないってことなのだろう。

2月7日に木村カエラがニューアルバムをリリースするという情報をつかむ。初回限定でDVDがついているらしい。3500円くらいらしい。あまり金使える状況じゃないけど・・・

買う。

なぜならDemasiado Guapaだから。
(※demasiadoは基本的に、否定的な方での「〜すぎる」の意味で、Guapa(かわいい)みたいな良い意味の単語には使われない。だもんで、使ってもスペイン人につっこまれる可能性大。おいらの周りは、おいらがあっちこっちで連呼したせいで、理解してくれる。)

そういえば、今HMVにおいてある無料冊子の最初の数ページでカエラ特集(?)をやっているが、それもDemasiado Guapaだ。おいらの周りだと、誰も賛同してくれないけど・・・あ、KさんとMさんは賛同してくれてるや。

三省堂

現在、スピリッツでやっていうる4コママンガ(1コママンガもあり)「気まぐれコンセプト」のマンガが23年というときをおいて出版されることになった。その名も「気まぐれコンセプト クロニクル」。ホイチョイ・プロダクションズ著だ。

当時のmodaをおもしろおかしく諷ししたマンガで、スペイン行く前からのファン。庶民的なネタが多く、卒論で江戸時代の流行歌(世の中を風刺しているもn)、風刺画なんかも勉強したのもあって、この手のネタは大好きだったりする。それが23年分というから、その量もハンパじゃない。読破するのに必ず2晩かかるという。

1月20日くらいに発売されてからというもの、そのマンガを探すために、本屋をよく覗くようになったのだが、何故か全然みつからない。単行本の4倍くらいの厚さというから、小さいところでは扱ってないのかも・・・と思って、結構大きめの三省堂にいったのだが・・・ここにもなかった。本屋としては大きいが、マンガコーナーが小さいからだろうか?それとも23年という月日の分、待ちに待った人が多く、あっという間に売り切れているということなのだろうか?

むむむ。渋谷のBook1stに行けばまず確実にあると思われるが、わざわざ渋谷でおりていくのも面倒なので、今度用事があるときにでもいってみようと思う。そういや、昨日も渋谷のTSUTAYAにいったのだが、そこにもおいてなかった。

もしや・・・マンガコーナーにないとか?テーマ的にサブカルチャーとかに置かれてたり?

次は店員さんにきくことにしよう。


東急地下食品売り場。

もう大人だから、折り菓子くらいもっていこう。こういう習慣ってのは、日々の積み重ね。

自分が嫌がることは、人にするな・・・とはよくいわれるけど、自分がいらないから、相手もいらない・・・というのが間違いだということは最近学んだ。

「そんなおかまいなく〜!」
「いえいえ、手ぶらできてくださっていいですよ」
「普段着でおこしください」
「つまらないものですが・・・」

最後の「つまらないものですが・・・」以外は、もうかなり使いこなせるし、その意味もわかるくらい大人になりました。
(たぶん、まだ理解していない言い回しは多々あると思われる)

かまわなくていいっていうから、かまわない。手ぶらでいいっていうから、手ぶらで行く、普段着でいいっていうから、普段着着ていく・・・そんなのあたりまえ。

「つまらないものですが・・・」だけはどうしても無理。どうしてかわからないけど、昔から無理。スペインいく前から無理だから、本当に無理。

「いや、これマジうまいんだって・・・」
「これ、かなり遊べるよ」

と最初にいってしまう。だって、買うときワクワクして買ってるのに「つまらないもの」なんていえないでしょ。で、もしおいらが「たいしたもんじゃなくてごめんよ〜!」っていったら、本当に「たいしたことないもの」or「たいしたもんじゃねぇ〜な〜」って思ってるってこと。

送る相手はもちろん石積み場。

うろうろする。

やっぱ、甘いもんがいいかな〜疲れとれるし・・・でも、甘いものよりも、どうもお煎餅系の方が人気があったな・・・うちは・・・ってことは煎餅だろう。甘いもんはカーリーのご機嫌伺いみたいな気持ちになるし・・・。

煎餅屋を探してウロウロウロウロ。お客さんがほとんどいないため、妙に目立ち、あっちこっちから声をかけられる。

「ご試食できますよ〜」

羊羹はいらん!

いろいろ種類がありすぎて一つずつ味見をして選ぶの大変なので、最初に声を掛けてきた煎餅屋さんで買うことに決める。もちろん、いまいちの味だったらかわんけど。

「どうぞ〜試食してみてくださ〜い」

来た!

味見する。

うん。結構うまい。

「数が多くて、いろいろな種類楽しめるのはどれですか?」

「こちらですね」

「じゃ、それください」

2100円なり。

この値段が、石積み場に送る折菓子として相場的にどうなのかはまったくわからない。経験値がないから。でも、次のランクの5000円はやりすぎな気がする。っていうか、5000円もイヤ。

そう考えると相場なんて関係なく、バレンタインと一緒で、気持ちの量を現金化するだけでしょう。

そうなると3000円くらいが妥当なところ。でも、3000円ってのがなかったので(3500円みたいのはあったのだが、それはいろいろ入った同じ復路が一杯で夢がなかったので却下)、2100円とランクダウン。


折り菓子ミッション完了。

あれ?折り菓子?菓子折り?

まぁ、たぶんどっちもOKだな。


ヨドバシに戻って、車に乗り込み帰宅。

家に荷物をおいて、駅向こうの中華屋に向かう。

荷物をこっそりおいたにもかかわらず、ムクにみつかってしまい、ものすごいいや〜な鳴き声だ泣かれる。

「ク〜〜ゥンク〜〜〜〜ゥン!」
「ワンッ!」
「ク〜〜ゥンク〜〜〜〜ゥン!」
「ワンッ!」

日本語訳すると

「ねぇねぇ〜つれてってよ〜!」
「つれてけぼけっ!」
「すまん、いいすぎた・・・なぁ〜なぁ〜いいだろ〜!」
「頼むっ!」

家をでて100mくらい・・・政夫の店の前あたりまで、ず〜っとそのムクの鳴き声は聞こえた。


中華屋には、パパン、ママン、エビちゃん(最近あだ名がかわったっぽい。ききとれなかった)、加藤さん、その奥さんアナゴちゃん、魯智深の6人が先にやっていた。

加「うわ〜〜!!きたよ!実験君が〜!こりゃ〜今夜長いぞ〜!」
フ「いやいやいやおや。おいらは今日は呑みませんよ。昨日も結構呑んでますからね〜」
ア「紹興酒?」
フ「いやですから、呑みませんって・・・そこにある、瓶ビールでいいですよ」

とりあえず、朝から何も食べていないので、呑み屋モードになっているところもうしわけないが、1人定食を頼むことにする。「ニラ肉定食」。

VIVA、もやし!

加「実験君!このアナゴ食べてみ!」
魯「あとこれも・・・」
フ「うまい!アナゴもすげ〜うまい!」
加「これ昨日つってきたスズキとアナゴだよ」
フ「え?ここで料理してもらったんですか?」
魯「スズキはね。」
フ「アナゴは?」
魯「うちで作ったやつ」
フ「すごいうまい〜!」
加「だろ!!」
フ「アナゴって、いつもの釣りで釣れるの?」
加「つれるよ。餌はイカ。」
フ「イカ喰うの?アナゴ!?」
加「おもしろいよ〜引きが強いからね。あと竿おいといて、話してるだけでいいから、楽だしね」
ア「実験君!実験君!アナゴなら私が教えてあげるわよ!」
フ「まじっすか!釣りいきたい!」
ア「でも、夜よ?」
加「アナゴは夜でてくるからね」
フ「フフフ・・・仕事あと3日くらいだし、2月たぶん暇なんで、いつでも釣りいけますよ!何曜日でも、何時でも・・・」
魯「じゃ〜いくか」
加「昼でて〜10時くらいまでだね〜」
マ「嘘嘘!次の日の10時でしょ?」
加「いや、それはさすがに・・・(笑)」


ということで、2月はアナゴ君になる予定。アナゴ・・・寿司でも好きなネタの一つ。

会話しながら釣りができるってのもいいね〜。会話に飢えてるおいらとしては・・・。