Dobry den!!

Masaquito2007-07-07

自慢になるかどうか微妙なところだが、おいらは一升瓶が似合う漢ランキングでいうと、かなり上位に食い込むんじゃないかと思う。

ってことで、昨夜は金曜日ってこともあって、珍しく(一人で酒は呑まない)「鉄コン筋クリート」を見ながら、たまたま残っていた「山田錦」の純米酒兵庫県)を一升瓶で呑んだのだが・・・・起きたら床の上で、体がむちゃくちゃ痛くなった。最悪な目覚めである。

酔っぱらってというよりは、映画見始めた時点でかなり巨大な睡魔に襲われていたのだが、映画を見始めたら寝ることはまずない(これまで3本だけつまらなくて寝た)・・・という自信を根拠に見始めたのだった。映画はほぼ最後まで見たのだが、ラストを覚えていなかったので、ほとんど寝ていたのだろう。

何時に起きたか覚えてないが(4時くらい?)ベッドに戻って寝直し、再び起きたのは12時過ぎだった。

今日は朋美嬢と呑む約束があった。土曜が休みなのはかなり久しぶりで、さらにはトゥ君が結婚式で仙台にいっているということで、まったり呑みたくなったらしい。

時間も場所も決まっていなかった。「昼くらいからどっかの公園でまったりビールでも・・・」というメールをもらっていたのだが、昼間は就石積み1週間記念と称して、先日から目をつけていたクルテク シールブック including クルテクメモパッド&ミニ情報!!(581円+税)を買いにBOOK1stにいっていたので気づかず、4時過ぎまでダラダラしていた。

経済的にもあまり余裕がないので「うちで呑む?」という提案に飛びつき、電車でガタゴト自由が丘方面に向かう。ついでなのでマリカルメンも誘う。

話は飛ぶが、「クルテク シールブック」について書いておこう。

このシールブック・・・BOOK1stでも、30歳の男が・・・しかも、一升瓶が似合いそうな男が行くような場所には勿論おいていない。絵本コーナーだったら、大人でもありだが、セーラームーンとか、ポケモンとか、その手のアニメ関係の書籍(またはそれ関係のもの)がおいてあるコーナーに埋もれていた。

このシールブックはほかにも沢山あり、手にとって一通り見てみたのだが、明らかにこの「クルテク」だけ異色な気がした。ほかは、見たことも聞いたこともない「おでん君」だか「おでんマン」だか、ヒーローモノだったり、ピカチュウだったり、蒋舒向けアニメのシールブックばかりであった。

「610円か・・・ちょっと前のおいらの一日の生活費か・・・」とひよりながら、ものすごい長さになっていた行列に並び購入。

本屋を出て車までの道すがら、超合金を買ってもらった子供みたいに、袋をべりべりとあけて早速見てみた。

秀逸也!!

想像していた以上にレベルが高い。絵柄こそ子供向けだが、中身は大人でも全然問題ない作りになっていた。

「Happy Birthday」とか「Thank You」とか「Just for you」とか、シールの中の単語は英語で書かれているが、各ページのタイトルはチェコ語で書かれている。「春・夏・秋・冬」、「お誕生日おめでとう」、「良い一日を!」、「あなたの名前は?」、「仕事はなんですか?」、「勉強しよう」、「お話しよう」などなど。

「仕事はなんですか?」というタイトルがある点からも子供のためだけではないことがよくわかる。中をみたら「アポイント」とか「打ち合わせ」とか「準備」とか「出張」とか「プレゼン」とかそういうシールが並んでいる。「アポイント」なんて、おいら未だにないよ・・・。

おいらのお気に入りは、カラフルな卵を持ったクルテク、「打ち上げ」で万歳しているクルテク、「ごめんなさい」で泣きじゃくっているクルテクあたりだ。かなりかわいらしい。木訥としている表情がとても素敵だったりする。

とても素敵なシールブックなのだが、ただ、一つだけ問題がある。それは、おいらが後先考えずに冷蔵庫やら机やら引き出しにペタペタとシールを貼るには、年を取りすぎてしまったということだ。かといって、たまに眺めるだけではシールの意味がない。

PC本体にはすでに「さるぼぼ」が住んでいるため、微妙にバランスが悪くなる。そうなってくるとiPodとか携帯になってくるのだが、普段持ち運ぶものだから、はがれてしまって切ない思いはしたくない・・・ノートPCの「mebius」のロゴの上に貼ろうとも考えたが、あまりに人の目につかなさすぎる。

悩み所だ・・・。

ちなみにタイトルのDobry denはこんにちはの意味だ。


もう一つ、どうでもいいことを。

大人なので、朋美嬢の家に行く前に何かを買っていくことにする。すでに何の意味もなさなくなっている我が街Utielの商店街において、数少ないまともな店である和菓子屋さんで、適当におやつを買うことに。

この和菓子屋・・・だいたいどれでもおいしいのだが、特においらの好きな「すあま」(素甘)を買うことにしたのだが、マリカルメンは「すあま」を知らないようで「なにこれ!なにこれ!」と騒いでいた。もしかしたら関東の食べ物で、関西にはないのかもしれない。以前、バイト先の出雲に持って行ったときも「すあま?なにそれ?」と全然年上のケルピーさんたち(長崎出身)にも言われたこともあるし・・・。

雰囲気的には、江戸時代くらいの和菓子といった感じ。中には何もはいっておらず、ちょっと甘みのある餅という感じ。歴史について検索してみたが、ぱっとみたところ見つからなかった。源材料はうるち米の粉と砂糖。「州浜」というお菓子と名前が似ていて、良く間違えられるらしいが、全く別の和菓子らしい。おいらは子供の頃から、よく食べていた(といっても、別に毎日食べていたわけではない)ので、なじみ深い和菓子なのだが、転勤族で石川、福岡、広島などを転々としていた朋美嬢も知らなかった。マイナーな和菓子なんだろうか?見た目は、コンビニにあるような毒々しいピンクではなく、ほんのり桜色で、その日に作って売っているため、柔らかさも全然違う。甘い和菓子を想像していると裏切られるので、もしかしたら苦手な人もいるかもしれない。甘いモノが苦手なおいらにはちょうどいいのだが・・・。調べていたら「たれぱんだ」の好物が、この「すあま」らしい。ホントどうでもいいことだが・・・。


今回は、旅前に買った一眼レフデジカメをもっていくことにする。せっかく買ったのに、旅以外で使わないのはもったいないし・・・。

歩いている最中、聞いたら誰もがむかつきそうな台詞を思いつく。例えるなら、先日矢田亜希子との間に子供ができたと報じられた彼の台詞(語録)みたいなやつだ。

試しにマリカルメンに言ってみる。

「オレはこのカメラという道具を使って、この退屈で平凡な日常を切りとってやるんだ。見ておれ〜!」


案の定、すごいむかつかれました。気持ち悪いとも。

買い出しのために駅まで迎えに来てくれた朋美嬢にも「なんかすごいもの持ってるね〜」といわれたので、今日のテーマとなるこの決め台詞を吐いてみたのだが・・・。

「やめて〜〜〜ムカツク〜〜〜!」

やっぱりむかつかれました。

大成功だ。

しばらくは、むかつかれながらも、日常を切り取っていくことにしよう。そのたびにこの台詞を吐いて。いや、日常を切り撮るの方がもっとムカツクかな?あ、でも、音は一緒だから、意味ないか。

朋美嬢がゴーヤチャンプルーを作ってくれていたので、それと、なにやら豚の角煮みたいな形をしたスモーク豚?とトマトとしそのサラダを肴に酒を呑む。

酒はビールがメインとなったが、おいらは途中から酒屋で久しぶりに見つけたEL COTOを呑む。RiojaのVinoで、今回買ったのは2003年のCrianza。1380円かなんかだった気がする。

EL COTO公式サイト

このEL COTOはmercadonaでも簡単に手に入るVinoで、全スペインでおいてあるかどうかまでは知らんけど、Valenciaでは、いろんなBarでおいてあるVinoだ。RESERVAやGRAN RESERVAになると10euros前後になるが、Crianzaだったら3euros今日くらいで買えるお手頃Vinoで、店に入ってとりあえず恐れず注文できる一本だ。

ただ、スペインに行った最初の頃は、Vinoを飲み慣れていないため、Riojaだし、安いし・・・とよく飲んでいたのだが、途中から飽きてしまいほとんど飼わなくなってしまった。おいしいが、劇的にうまい(癖がある)感じではないのだ。すべてが無難な感じで。

しかし、スペインVinoを久しぶりに呑んだのもあって、かなり楽しませてもらった。これで1380円(1480円だったか?)なら満足だ。もちろんあっちで買えば500円くらいだけど、日本では致し方なし。うちの近くに売ってないか今度探してみよう。


ビールとVinoを呑みながら、もう一度「鉄コン筋クリート」を見る。朋美嬢ははまりまくったようで、今日の昼間、DVDを5000円くらい出して購入してきていた。それによって、おいらのプレゼントは無駄になったわけなのだが・・・。ショックで言葉を失う朋美嬢・・・笑えた。

シロの台詞に「もちもち・・・こちら地球星、日本国、シロ隊員・・・」というのがある。クレヨンしんちゃんみたいな感じなのだが、その台詞が気に入ったので、映画を見ながら一人真似をする。

「もちもち・・・」
「もちもち・・・」
「もちもち・・・」

「やめぃ!!!!」

二人につっこまれる。

自分ではかなり似ていると思うのだが・・・コジコジの次郎君の物まねの次くらいに。でも、彼女たちは全然似てないと言う。しかも、「自分の声は違って聞こえるからね〜」という科学的根拠まであげて。

悔しいので、今日は一日中「もちもち」と「日常を切り取る」という台詞で、二人をいやがらせしてやった。

「鉄コン」のあとは、しばらくいろんなCDを聞いて楽しむ。朋美嬢は、のんびりした曲(ハワイアン)みたいなのが最近の好みらしいが、スカっぽいやつやら、ハードロックも好きらしく、ジャンルバラバラで聞く。メタリカなんてかなり懐かしかったが、若いマリカルメンは、エンターサンドマンを知らないという。おいらは懐かしさでノリノリであったが。

その後、BGV的な感じで映画を二本見る。が、二本ともタイトル忘れた。

朋美嬢はかなり映画をみており、話していると、おいらの知らない映画のタイトルもたくさんでてきて、また好みがあったりなどするのだが、「プラダを着た悪魔」だとか、おいらが絶対にみたいと思わない映画なんかも「面白かった〜!」と言ったりもする。イマイチつかみづらい。好みの俳優も「ガエルが好き〜!」いった側から、「トムクルーズも大好き〜」と言ったり。やっぱりつかめない。

二本目の映画を見ている最中に、朋美嬢陥落。ベッドですやすや寝始めてしまった。明日も仕事だというので、11時くらいに解散。

おいもら、ここ最近の規則正しい生活のせいか、すでに眠く・・・帰った途端、コンタクトだけ外して爆睡してしまった。


わざわざアップするほどじゃない気がするが、今日の「切り撮った日常」

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右下あたりのピンクが「すあま」


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「止まれ見よ」と売られている一山100円バナナ。
「止マレ見ヨ」とカタカナで書いた方がいいのに・・・。


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ありがちな構図で・・・朋美嬢(モザイク付き)。


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やたらとすすめられたおにぎりと「今日のアイテム」車ライター。


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寝る直前の朋美嬢(モザイク付き)と鉄コン筋クリートの漫画(買ったばかり)


次回はもっとうまく日常を切り撮ってやる。