鬼畜バルバコア
9時半に目が覚める。日曜なのに。やはり健康体になりつつあるようだ。夜型人間になってしまうと、当然デメリットもあるのだが、周囲が完全に寝静まった時間帯の、あの何ともいえない静寂と、それを打ち壊すかのように大音量でまったりかけるBGMもかなり捨てがたい。そして、なぜか「健康体」に対する畏怖みたいなものもあったりなかったり。おかげで、週末の日記もかけてしまった。嗚呼、恐るべし健康体。
暇なので、日常を切り撮って遊ぶ。
話は飛ぶが、スペインのTIPICOってわけではないのだが、たまに家におじゃますると見かける蝋燭で作るオブジェ(というほどでもないのだが)がある。そのオブジェはどういう基準で見つかるかは全く謎なのだが、5軒に1軒くらいの割合でみたような気がする。多少、年輩の人がいる家庭に多いのかもしれない。もしかしたら、昔流行ったとかなのか?
スペイン時代、おいらも作ってみたのだが、それなりの年月と根気が必要なオブジェで、3年間、気づいたとき程度なのだがやり続けたのだが、中途半端なできのまま帰国となってしまった。
それに対する忸怩たる思いがあったのかしらないが、先日IKEAにいったときにふと思いついたので、また作ってみることにする。
土台となる瓶はタカシ君が前回お土産でくれたJerezの瓶を使うことにする。IKEAで買ってきた蝋燭を取り付け、根本を溶かして瓶口に貼り付ける。そして、点火!
結果、前回のあれはなんだったのだ・・・というくらい、調子よく蝋がたれはじめる。前回の時使った蝋燭は表面が螺旋階段のような感じに隆起していたからダメだったのか?
あとは、何度もコレを繰り返し、鍾乳洞のようになれば完成。Germanの家にはかなりの年代物ともも思えるこのオブジェがあるが、アレはおそらく10年くらいかかっているのではないだろうか・・・。
とりあえず、現時点でのオブジェを載せておく。
もう一つ。
これまで日本では一生懸命探してもみつからなかった「縁なしの額」。おいらはこれをスペインで見つけ、大興奮で買い込んだ。割れ物だったが、帰国時にも大量に買って、丁寧に梱包して持って帰ってきた。「なんで日本にはないんだ!ハンズくらいならおいてあってもいいのに・・・」とがっかりしていたのだが、その「縁なし額」をIKEAで発見。いくつかサイズがあったが、今回は横長のヤツを買ってきた。580円くらいとかなりお安い。
飾りたいポストカードはありすぎるほどあるのだが、特に気に入っているスペインの絵はがきを入れて飾ることにした。
かなりご満悦。
(写真は「映り込み」になってしまったが・・・奥に写っているのはスペインで買ってきたハガキサイズの「縁なし額」。中はピカソ。犬がスーペルかわいいのだ。)
夕方、マリカルメンから連絡が入り遊ぶことになったのだが、「頭が痛い・・・クーラー病だ!クーラー病だ!あ、でも外にでると大丈夫だ・・・」と自分勝手に騒ぐだけ騒ぎ、2時間後にはさっさと帰っていった。
再び暇人に・・・と思いきや、今日は我が家で臨時バルバコアが開催されるというので参加することに。
メンバーは社長軍団の主要メンバー。少数精鋭といった感じで、魯智深を筆頭に濃いメンツばかりが揃う。ゾンビ君から2kgものササミが献上されたということで開かれたバルバコアだったのだが、当のゾンビ君は不参加であった。さらには、西伊豆出身のマタギ奥さんからはイノシシやら鹿やらの肉、25歳にもかかわらず、その貫禄から「おやっさん」という名誉あるあだ名をつけられた若者からは「馬刺し」、四国から帰ってきたばかりの魯智深は現地でしか買えないという純米酒が献上され、当然モツもあり、見事な鬼畜バルバコアとなった。
例のごとく話はポンポンと飛びまくる。たとえば、41歳の男性(おいらはよく知らん)がおもちゃのムチを買ったという話から、おやっさんが杉本彩を知らないという話になり、そこからSMの話、三角木馬の話、ゴルフボールみたいな猿ぐつわ(ハミ?)にうつり、最後は中世の拷問器具の話にまでなった。そういえば、泪橋の話もしたか・・・。
12時過ぎに解散。ビールばっかりで、全然呑まなかったのだが、健康体になったせいか、なぜかちょっと酔っぱらってしまった。
追記
近所で発見して、かなりときめいたが、目がやりすぎな気がして買うのはやめておいた。すごいシワを刻んだおじいちゃんが、このジョウロで植木に水をあげていたら、かなり渋いだろうな〜。