蓄膿

原因はまったくもって不明だが、頭痛といえない頭痛のもとは「蓄膿」のようだ。頭痛だと思っていたけど、正確に痛さの場所を探すと頭よりだいぶ下がって、右目の下のほっぺたの上あたり。鼻の奥も痛い。プールとかに入って鼻に水が入ってしまい、つ〜ん・・・っなる状態が何時間も続くという感じ。まったくもって集中できない。

朝と夜はなぜか平気なのだが、痛石積み電車から降りると徐々に痛み始める。クーラーが悪いのか、はたまた座って下向いて目をつむっているから、膿とかが移動するのだろうか?

病院にいったわけじゃないから、本当に蓄膿かどうかわからないが、ネットで調べたら「急性蓄膿」みたいなのがあり、症状もなんかぴったりなような気がするのでたぶんそうなんだろう。原因はまったくもって不明と書いたが、冷静に考えると心当たりがなくもない。月曜あたりに耳鼻科にいってみようと思う。

石積み。

会話がないない騒いでいたが、今日はおいらあてに電話がジャンジャンなった。そろそろリニューアルサイトがアップされるということで、現時点でのものが石積み場内出回ってるらしい。麻呂がなにやら大仰なことを宣伝をしているらしい。

会話ができるのは嬉しいのだが、どうも話がちぐはぐで頭を悩ます。今までWEBを専門でやっている人がいなかったから、ここぞとばかりに「専門にきこう!」みたいな流れになっている。それはそれで別にいいのだが、入って3週間。おいらはまだうちの石積み場が何をやっているのかほとんどわかっていない。何を扱っているかはわかっているが、それがどんなものなのか全くわからんのだ。

だのに・・・内容に関わるところを「おまかせで!」とまるで寿司屋の板さんに頼むみたいに頼んでくるのだ。各ページの関連リンクなども「あったほうがいいですよ〜」と勝手に作ったのだが、その関連づけを頼まれたりもする。

一番困るのが、おいらは知らなかったのだが、各ページに担当があるようなのだ。コラムとか著書がいるものならわかるが、社員募集はどこどこの部署、取り扱い商品はそこそこの部署、説明会などはどれどれの部署、顧客用のリンクはあっち、お客様の声はそっち・・・と別々に注文がくる。WEBサイトなんて統一感をださなきゃいけないのに、そんなにバラバラできたらちぐはぐになるよ・・・打ち合わせもしてないのに・・・。でも、それでなるほどなっとく・・・どうして旧サイトはあそこまでコードからしてちぐはぐなのか・・・それはおそらく部署部署でバラバラにページを作って、トップページからそれぞれをリンクさせただけなのだろう。うぐむ〜。

そういえば、デザインについてもたまに頼まれるのだが、電話だけをかけてくる人は打ち合わせをしてないからこれまでの流れをまったく把握していないのと、おいらの権限がどこまであるのかを理解していないため、「え〜っと・・・それはおいらにはわからないんですよ〜」と答えざるを得ないことも多い。バベルの塔はワークフロー命みたいなところがあるから、ワークフローに入っていない異分子なおいらに対してどのように注文していいのかもわからないようだ。そして、おいらも何が何だかわからない。いま、おいらを組み込んだワークフローを作ろうとしているらしいのだが・・・。

そんなわけで、2ヶ月短期の予定だったが「延長」することになっている模様。そんな匂いがプンプンしていた(2ヶ月とは思えない将来的な構想を何度もきかされていたり)が、実際に延長となると迷うところだ。

まず、スーツがない。ないから買わないといけない。スーツだとクールビズみたいに安くは住まないだろう。2年くらい石積むならOKだが、半年くらいで「じゃっ!」とか契約着られたらスーツ買い損だ。まぁ、買ったら買ったらで次回からの選択肢が増えるのは確かだが、スーツをきる石積みを好んで選ぶとは思えないしな〜。

あとバビロニア自体、まだ楽しめてないがやはり人が多すぎる・・・どうでもいいが、朝の人混みに紛れて、たまに柱の影ですでに疲れ果てた感じで座っている外国人観光客なんかを見かけるのだが、そんなときはいつも心の中で「人おおすぎてごめんよ〜!!」と謝ってしまう。おいらは悪くないが・・・「こんなとこいないで九州いきな〜高千穂とかさ〜」って思ってしまう。逆にたくましいのが台湾人だか中国人だかのアジア人集団観光客。早朝のものすごい流れの人混みの中に、旗をもって岩のようにたつ添乗員。その説明を聞いている観光客。たくましいわ〜。

で、なんだっけ・・・あ、そうだ。葛藤だ。葛藤。

もし延長するなら一日一時間くらいの残業はしたいかな。今も別にダメとはいわれていないからやっても問題ないんだろうけど、残業する意味もないので5時半には帰ってしまう。で、今日知ったのだが、規定外時間なんたら・・・みたいなのがあって、あまり長時間石積みすぎると休暇をとらないといけなくなるらしい。デザイン会社しかしらんから、そんなのあるのしらんかったよ。それで麻呂は締め切り間近だというのに休暇をとらないといけないらしい。嬉しさと申し訳なさが入り交じったような雰囲気でおいらにそう説明してくれた。

入ったばかりのころから、有給休暇を皆がばっちり取っているのをみて「すげ〜石積み場だな〜」って驚いていたが、そういう理由もあるのだろう。「有給休暇って使って当然の権利でしょ!」と現実に対して不満ブ〜ブ〜であったが、まさに理想というか、当然の環境がうちにはある。日雇いじゃなくって、正石積み職人も当然のように5時半に帰る人もいるし、帰っても「まじであいつ帰るのかよ・・・」的な理不尽なプレッシャーを含み視線も全くない。

ってことで、おいらにとってどっちがいいのか未だよくわからないので、もう少し様子を見ることにする。でも、有給がとれるってことは、気兼ねなくスペインに行けるってことだよな〜。それはかなりでかい気がする・・・。

受付嬢。そろそろあだ名をつけるべきか?

いつもはたぶん3つくらいある椅子の真ん中に座っているのだが、今日はなぜか一番左の席に座っていた。しかも、今日のアルカイックスマイルは不調で、伏し目がちな感じで何かをやっていた。たぶんクロスワードだ!!と勝手に確信した。相変わらず退屈そうだが、昼飯の時にちらっとみたら、守衛のおじさんと話していて、なぜかほっとした。

そういえば、マリカルメンに受付嬢の話をしたら「そんなの狙ってるに決まってるでしょ〜!友達の友達でいるけど、たいていその子を見初めた誰かが合コンとかセッティングして商社の人とかと結婚するらしいよ〜」とリアルな世界の話をされた。
「友達の友達」ってところもそうだが、世間一般でいうところの「噂」やら「やっかみ」やら「イメージ」やら「偏見」やらが入り交じったデータのような気もする。

こうやって毎日数秒を数回見ていると、夏休みの朝顔とか向日葵とかへちまを観察しているような気分になってくる。観察日記も書いてるし。大きな変化がないから、徐々に飽きつつもあるが、夏が終わるまでは気合いで続けてやる。

明日は金曜日・・・だけど、おとなしくしていよう。蓄膿だし。