Como puedo entenderte?

って、タイトル書いて気づいたけど、これ先週末にかこうと思ってたことだ・・・。もう一週間たってるのか。早すぎ。

書くことないので、一週間前の7月22日のことだけどここに書く。ん・・・だったら、22日の方に書いた方がいいのか?

まぁ、いいか。

7月22日の日記

mamiさんと会う約束があった。サイトのお客さん。ご近所。前回の旅前に一度会ったことがあり、そのとき「7年前にいったバレンシアのBarを探してその名前を調べてきて。場所はたぶん・・・おそらく・・・陶芸博物館の側だと思う。メニューにアグア・デ・バレンシアがあって、打ちっ放しっぽい3階建ての店・・・」という、ミッションインポッシブルをもらった。だが、メモ魔としてはその気持ちが痛いほどわかったので、快く引き受ける。で、2日にわけて火祭り最中のバレンシアを徘徊したが、現在のバレンシアはバブル景気なので、工事中の建物が多くみつからなかった。バレンシアといえどもさすがに7年前だときついか・・・。

同じくブログつながりでマリカルメンも知っているということで、彼女も呼び3人で近所のファミレスでcafeでもしようと思っていたのだが、お子さんが急に熱を出したということで流れてしまった。

マリカルメンはすでにうちに集合してしまっていたが、ぼ〜っとして過ごすことにする。最近DVDになったツインピークスみたり。
(※ツインピークスについては苦い想い出があるのだが、それは後日かきたら書きたいけど、たぶん忘れて書かないだろう。)

夕方、マリカルメンが騒ぎだす。「IKEAにつれていけ!IKEAにつれていけ!ソファ買う。ソファァァッァ〜〜〜!」と。

「あほぅ!給料日まで金がねぇ〜つってるんだろうが〜ぼけぇ〜!何が悲しくて金なしでIKEAいくんだ!」といってはみたものの、予定をつぶしてしまったことを不憫に思い、不本意だが連れて行くことにする。あくまで荷物持ちとしてだが・・・うまいこといけば小さい植物の一つでもどさくさに紛れて買わせることができるかも・・・という皮算用もあった。

ちょうどママンがRequenaから買い物に帰ってきた。小さい鏡やら、ちょっとした生活雑貨を買いにいったのだがみつからなかったらしい。その話をきいてふと思いつく。皮算用を確かなものにしておこう。植物+αだ・・・

母親をIKEAにつれていくのは、鬼に金棒を買いにいかせるようなものなので、少々躊躇したが、一度見せておいても悪くない・・・と思い誘ってみると、「行く」との返事が。

ってことで、鬼二人con荷物もちでIKEAへと向かう。

お「そもそもソファを何で買うんだよ?」
マ「勉強しようと思って・・・ベッドじゃさすがに限界かな〜と」
お「はぁぁぁぁぁ?なんで勉強するのにソファなんだよ?」
マ「勉強しやすそうじゃん」
お「あほか。勉強は机でしろ!それか図書館かファミレスか・・・おまえさん、勉強をなめるんじゃない!大学院行ったら、それこそ毎日勉強だぞ・・・まぁ、おいらは勉強しなかったから、今の状況があるんだけどな・・・とにかく、ソファで勉強ってなに考えてるんだ」
マ「だって・・・」

まぁ、金持ってるヤツが、自分の金で何買おうとおいらの知ったこっちゃないので、言いたいことだけ言って、それ以上はつっこまなかった。

が。

マ「ねぇ〜このソファはどう?」
お「座り心地はいいね。でも、勉強するには・・・」
マ「ねぇ〜こっちソファはどう?」
お「勉強するにはいいけど・・・座り心地はちょっと固い気も・・・」
マ「じゃ、これは?」
お「う〜ん・・・悪くはないけど・・・」
お「うがぁぁぁぁぁぁ!!」

おいらに聞くなって〜の。勉強するのにソファを買いに行く人間の気持ちを理解できないっていってんだろうが〜〜!Como puedo entenderte!!

結局、女の子には良くありがち・・・・らしい・・・・最初に買いに来たものではないものをマリカルメンは購入。勉強机と椅子だ。かろうじて椅子にはソファー色がなくもないが、形状的にはソファと呼べる代物ではなく、座り心地の良い椅子。

ママンはママンで・・・「あら、どうしましょ!あたし、センスが良すぎるから、欲しいと思うモノ全部高いわ!!」と、一週間に一回は聞くような台詞を1年分くらい聞かさせられた。そういいつつも、安い生活雑貨を次から次へとカートへ放り込んでいく・・・。

なんか、どっと疲れた。

これなら鎌倉くらいまでムクの散歩したほうがつかれないんじゃないだろうか・・・と思うほどだ。

ここまでつきあってるんだから、手数料として「観賞植物」くらいOKだろう・・・とカートにいれておいた。植木鉢も一緒に。微妙に割にあってない気もするが・・・

動物園でカピバラとかウォンバットとかハリネズミとか見てるのと限りなく近い感じで、「女」という生き物をとてつもなく面白く思うのだが、やはりどうにも理解不能な点が多すぎる。中高6年間男子校じゃない人間だったら、もう少し理解出来てるものなのだろうか?慣れているものなのだろうか?これが買い物じゃなかったら、ここまで面白くないのだろうか?そもそも、女性と買い物にいき、さらには役立つ男ってどんな男なんだろうか?「自分の好きな形」、「自分の好きな色」、「自分も欲しいモノ」という観点以外で、何がアドバイスできるんだろうか?

「服でも物でも、他人が良いっていっても、自分が気に入らなければすぐに着なくなる(使わなくなる)やん」などと現実的なことを言ってしまうおいらには一生理解できない気もする。だって、自分がVino買いに誰かといって「これどうかな?」とラベルをみせながら聞いたとしても、買う買わないはやっぱり自分の好みで買う。じゃ〜なんで聞くの?って自分で思うけど、せっかく買い物にいっても、何も聞かないのも変だし・・・そういうもんだ・・・と思うからだ。

なるほど。書いてて納得だよ。

たしかに、おいらも人間だし、男だし・・・一緒に行って聞かれれば「いや、そっちよりもこっちの方がいいんじゃない?」などと、要領よく、微妙に真剣に考えているそぶりをみせてしまったりもする。

そうだよな・・・人間関係ってそういうもんだよな。正論とか無駄だよね。そうだよね。そっかそっか。

でも、やっぱり買い物は苦手。