ゲゲゲ

せっかくの金曜日。当然のように「寄り道気分」に包まれる。ってことで、先日車内広告でみつけたこれに行ってきた。妖怪博士 水木しげるの妖怪大冒険。入場料600円。クーポンもっていくと500円。安い!これなら貧乏なおいらにも行ける!!

値段が値段だからお子様用かな〜って思ってはいたのだが、想像以上にお子様用だった。基本中の基本のネタが多くて、勉強になる・・・というほどではなかったのだが、おいらが子供の頃に持っていた「妖怪大辞典」だったか「鬼太郎辞典」だったか忘れたが、それの図説が使用されているのがなんとも懐かしかった。世のお子様が「妖怪好き」になってくれることは、おいらとしても望むべくことなので、おいらが満足しようがしまいが、企画的には素晴らしいことだと思う。

展示場には若者(カップル)もいなくはなかったが、やはり圧倒的に多いのは子供。彼らは文章よりは、展示されていた仕掛けの方に夢中で走り回っている。彼らのお母さんたちは、おいら同様懐かしさを感じているようで「ほら〜たっくん・・・一反木綿よ〜」、「ほら〜えりちゃん、こなき爺よ〜!砂かけ婆もいるわよ〜」と息子、娘を必死に呼ぶが、お子様たちはそんなことお構いなしで走り回る。「すげ〜〜〜!すげ〜〜〜!こっちになんかいる〜〜〜!!!」と。ほほえましい。

基本中の基本といえども、改めて読む妖怪の説明は心ときめきくので、結構必死で説明書きに食い入っていると、後ろから小さい女の子が、「いぎゃ〜〜〜!いぎゃ〜〜〜!!!おうちにかえう〜〜〜〜!いぎゃ〜〜〜!!!」と手をばたつかせながら猛ダッシュしてきた。どうも、側に近づくと空気が噴出する「大かむろ」が本気で怖かったもよう。大かむろは「ははは〜すげ〜な〜」とほほえましく通り過ぎたがおいらだったが、その子には「びくっ!」とされられた。

3時間くらいがっつり見学してこようと思ったが、かなり真剣に読んでも1時間かからなかった・・・時間が余ったし、腹も減ったので冷製カレーそば喰って帰ってきた。

あ、そういえば、物販コーナーで素敵な物を発見。かなり愛らしい妖怪花札にも心奪われ買ってしまいそうになったが、貧乏なので目玉のオヤジランプにした。957円(税抜き)。

思ったよりも雰囲気があって、結構気に入った。