ナイトズーラシア

今日こそは・・・とコレに行ってきた。ナイトズーラシア。動物に癒されるのだ。癒されるったら癒されるのだ。

メンバーは、マリカルメン、むん、お嬢の4人。

動物の愛らしさを言葉で表現するのは無理なので、写真を載せるが・・・おいら・・・動物の写真撮るの下手だわ。動物相手に「動くな〜!」と理不尽なことをいってしまうくらい下手だ。途中で「スポーツモード」みたいなやつで撮ることを思い出したけど、なんか気に入らず。人が多すぎたってのもあるのだが・・・。

まぁ、とりあえず・・・。

花子

花子って名前をつけてみる。本当は違う名前なのだが・・・それだけで泣ける。


マレーバク

「貘」と書きたいところだが、妖怪好きとしてはカタカナで「バク」。シンプル イズ ベストを見事に表現してくれてる感じがして好き。なんか喰うのおせ〜んだ。バク。もしゃもしゃもしゃもしゃ・・・口だけ動いてワラ減らず


マレーバク

「もうオレの仕事時間終わりだろ〜なぁ〜なぁ〜」とうちらに背を向けてにこりともしないシロクマ。気持ちはわかる・・・わかるけど、顔みせてくれよ・・・。頭が良い感じの動物は、だいたいこの時間、扉の前でウロウロしている。


アザラシ

こやつも完全にやる気なしモード。これはこれでかわいいのだが・・・。水槽の下はガラス張りになっていて、彼が優雅に泳ぐ姿が本来だったらみられるのだが・・・まぁ、この猛暑じゃ、だれるわな。


レッサーパンダ1

足が太くてかわいいよ〜。しっぽが太くてかわいいよ〜。なんだかんだで人気のあるレッサーパンダ。後ろを弟分みたいなのがついてまわっているのだが、アニキがたまに「しゃっし〜たい!」と一撃喰らわす。それでもついて回る弟分。


レッサーパンダ2

パンダよりも先に発見されたのに、「パンダ」の名を奪われレッサーパンダ。まぁ、おいらならぐれてるね。


オカピー

かわいいのか、かわいくないのかよくわからないオカピー。ただ、人形はかなりデフォルメ化されていてかわいい。がっつり稼いでくれてるんだろうな〜と下世話なことを想像してしまう。顔はほとんどキリン。舌もかなり長い。でも、確かに体は不思議な感じで綺麗。珍獣ってのも、まぁ〜納得だけど、最近ではなく、かなり昔に発見されていたらキリンの方が珍獣に思える気がする。人間そんなもん。


ナイトズーラシアは、本来なら4時半までの開演時間を、闇と光の織りなす夜の同粒園というコンセプトをもとに8時半まで延長しよう!という企画。

なのだが・・・正直「暗い動物園」という感じで終わってしまった。子供たちがズーラシアをテーマに手作りした燈篭が散策ルート脇に並べ照れてたり、多少ライトアップ的なものがあったりはしたのだが、動物たちにとってはそんなことはどうでもよく、上のシロクマみたいに「早く休ませろ〜」、「オレ・・・もう寝るよ・・・」とぐでんとなってしまっている動物が多く、「夜は夜でまたいいね〜」となるまではいかなかった。これなら、普通に昼間きて、餌あげたり、活動的に動いている動物たちをみてるほうが心癒される。

でもって、夏休みということもあって、人のなんとまぁ〜多いことか!!動物園だし、子供が多いのは当然なのだが、多すぎて何度か膝で蹴りそうになってしまうこと数度。やんちゃくれな彼らは隙間があれば、そこに進入してくるので、気づかないうちに足下にいるのだ。気配がしないから、足にあたって初めて気づく。「あ〜ごめんね〜」と謝るが、やんちゃくれたちは膝蹴り一つくらいじゃ動じない。だから、おいらも動じないことにして、心大きなく踏みつぶさせてもらった。

オカピーのそばで、「これぞ迷子!!!」と嬉しくなってしまうくらい下手な男の子を発見。手には入り口で配っていたうちわを持っているが、泣きまくった状態で、辺りをキョロキョロキョロキョロ。もう、今にもへたり込みそうな男の子。

お「どうしたの?お父さんいないの??」
男「(うん)」(言葉ではなく、首を縦に振るだけ)
お「どこで離れたの?この辺?」
男「(うん)」(言葉ではなく、首を縦に振るだけ)
お「じゃ〜探そうか〜」
男「(うん)ぎゅっ!!!」(言葉ではなく、首を縦に振り、手をぎゅ〜!と握られる)

彼ももう必死である。たぶん今のこのご時世だから「知らない人には絶対についていくな!」って言われているとは思うが、そんなことはお構いなしで手を握られる。そして、その手はおそらくふりほどくのに相当苦労するだろうと思われるくらい力強い。

とりあえず、係の人が側にいたからそこにつれていけば、何らかの対策をしてくれると思い、手を引っ張っていくが、すぐに名前を叫んでいる男性を発見。

父「かおる〜〜〜!!!」

か、かおる???え?この子男の子だよな?かおる?井上馨がいるから、かおるでもありか?でも・・・かおるぅぅぅ???

そんなことを頭に巡らせつつ、その男性の方向へと歩いていくと、果たしてその子のお父さんであった。

迷子救助は1分も経たずに終了したが、手をぎゅっと握られたとき、「あ、おいらお父さんなれるわ・・・」とちょっと思った。良かった・・・人並みで。