Cafe de 鬼

【Cafe de 鬼(2004年Version)】
オレは背骨の無い男
(ハァ〜ない男ったらない男)
ブルセラ通いの潔癖症
(バンバラバンバンバン!)
女はシビれて感電死
(う〜んビニール本!)
ウンジャラハゲジャラ食べチョロゲ
だんちょね〜
(だっちゅ〜の!ゲッツ!)

今メシを喰った
もうハラが減った

今はちっちゃな鬼だけど、いつかはでっかい鬼になる
人を襲って命を奪い 生き血をすすってえびす顔
まだまだちっちゃなツノだけど いつかは絶対バッファロー
娘さらって売りはらい 儲けたマネーで積立貯金

渋谷にゃカラスとお店が多いから
くみ取り便所に潜伏中なのだ
ベランダづたいにお出ましストーカー
金比羅船々中古の下着で修羅の群
(ハァ〜しゅらしゅしゅしゅ)

今メシを喰った
もうハラが減った

今はちっちゃな鬼だけど いつかは立派な鬼になる
隣の夫婦のいとなみを 天井裏からアドバイス
まだまだちっちゃなハコだけど いつかは絶対ディナーショー
村を襲って焼きはらい 小脇に盗んだプランター

youtubeにある「カフェ ド 鬼」のビデオクリップ

これがおいらの最近の通石積み場カンシオン。完全にツボにはまった。この1曲聞くだけで、朝からなんか石積み気力が倍増する。

電気グルーヴの「カフェ・ド・鬼」を知ったのは二枚組アルバムの「The Last Supper」のヤツ。その曲もかなり気に入っていて、良く夜のドライブの時には持って行ってここぞとばかりにかけていた。タイトルこそ同じだが、上のものとは全く異なる曲。歌詞からして英語だし、曲がそもそも全く違う。例えるなら、同じ「YOUはSHOCK」というタイトルで片方は本物の北斗の拳の「愛をとりもどせ」で、片方は「ムンライトセレナーデ」というくらい違う。この2つの曲が同じタイトルと気づいたのは、実は先週のこと。それまで何度も聞いていたが、全く別な曲なため気づかなかったのだ。

おいらは部屋でも電車でも昼飯中でも音楽を片時も離さないが、ほとんどBGMと化しているため、歌詞はほとんど聞いていない。たまにマッキーがかかると思わず聞いては涙してしまうが、他は意識なく口ずさむか、踊るくらいだ。だから、好きな曲はインストゥルメンタルが多い。歌が入っていたとしても好んで聞くのは女性ボーカルばかりだ。

電グルは男ボーカルだが好きなアーティストの一つで大学生前後から聞き始めて、上にも書いたとおり未だに良く車に持って行ってはかけている。「もてたくて2001」という漢をみがくグループを作ったこともあった・・・そういえば。

The Last Supperは自分で持っているCDだが、今回の話にあがっているカフェ・ド・鬼が入っているのは「SINGLES and STRIKES」というベストアルバム(になるのか?)。だいぶ前になるがマリカルメンが持っていたのを奪ってきた。てなわけで、これまで何度も聞いているはずなのに気づかなかったのは、やはり歌詞を聴いていなかったから。

バビロニアの駅を降りて、バベルの塔に向かう途中に偶然この曲がかかった。

「おお〜電グルやん・・・」

出だしの前奏部で歩速が倍になる。

「ほほう・・・朝にはもってこいだな・・・」

本を読んでいるわけではないので、自然と歌詞に耳が行く

「まだまだちっちゃなツノだけど?」

いつかは絶対バッファロー

ここでやられた。

毎回にやけ顔隠すのに苦労しつつも、その日以来、必ずバビロニアを降りるとこの曲をかけるようになった。

さらにどうでもいい話だが、京都の壬生寺のすぐ側に「カフェ・ド・武家屋敷」という喫茶店があったのだが(今もあるか知らんが・・・)、おいらはそれを「カフェ・ド・鬼」と呼んで周りを何度か困らせたことがある。

ついでに、誰それに似ていると言われることは多々あるが、「ピエール瀧」に似ているといわれたときが一番嬉しかったかもしれない。顔というよりは、動きが似ているようだ。自分でもわかる気がする。


さて、日記。

最近、時間が経つのが早くて大変よろしい。リニューアルも一段落ついてきて、戦後処理になっている状態がここずっと続いているのだが、たまに「こんなのできませんか?」みたいな注文が入ってくる。

注文してくる相手は当然専門ではないので、「そんなん余裕っすよ!」ってことから、「そんなことこのサイトできるか〜!」とちゃぶ台ひっくり返したくなるようなものまでホント注文の内容は幅広いのだが、たまに「おっ!物理的には可能だが、おいらはやったことがないぞよ」というものも出てくる。今のサイトでそこまでやる必要はあるのか・・・そこまでやるんだったら違った作りにしたほうがいいんじゃないか・・・とも思うのだが、「修行中の身」に身を投じたいおいらとしては、そんなことはお構いなしで「時間くれるならやってみます・・・」と引き受ける。

それは、PHPだったり、Javascriptだったり、CGIだったりといろいろなのだが、どれもこれも既存のものを利用して作ってきたおいらには、それらのプログラムを一から作る作業はとにかく楽しい。一からといっても、既存のものを参考にはしているのだが、うちのサイトにあうものを作らないといけないので、ほとんど一から作っているようなもんだったりする。いままで、その辺りのプログラム関係はおざなりにしていたのだが、理解し始めると「へぇ〜へぇ〜なるほどね〜」となる。

数学で2点をとったことがあり、さらに大学では史学専攻だったため「理系?文系?」と聞かれたら迷わず「文系!」と答えてきたおいらだが、実は理系要素も少しはあるんじゃないの?とも思えてきた。

人生・・・ってほどでもないが、日常では・・・特に呑みの場みたいなところでは、人間のように「曖昧」な存在の方楽しいのだが、石積みでは曖昧よりも「答えが一つ」であるものの方が楽なことに気づいた。合理的だったり、すぱっと半分に割れるものはあまり好きではないのだが、人によって「好き嫌い」がはっきり分かれるデザインよりも、「ここここをこ〜したらこう!そこそこがそ〜違ってたから、ダメだった」みたいなわかりやすい方が石積みではいいのかもしれない。

プログラムの良いところは、最初に書いたとおり時間があっというまに過ぎるところ。気づけば1時近くになっていて、昼飯食べて戻ってきて椅子に座ったらもう終業時間が来ている。4時間くらいがものの1時間にしか感じられない。その間頭かきむしってウンウンと独りごちているのだが、それもまたよろし。

先週なんぞ、あまりに悔しいので帰りに本屋によってプログラムの本を立ち読みしていたらあっという間に1時間経っていた。

今日、そんなプログラムの一つがようやくできあがった。プログラム的には30行くらいだし、まだまだ改善の余地が確実に残っているのもわかっているし、知っている人がやったらちゃちゃちゃ〜と数分で済むようなものなのだろうが、あ〜でもない、こ〜でもない・・・と手を変え品を変え作ったので満足度もでかい。

今後もこの手のプログラム系の注文がくるといいのだが・・・そうもいかなさそう。なんか、デザインやコーディングだけではなく、ディレクションもしないといけなかったり・・・まぁ、今まで「面倒くさい」と逃げていただけで、おそらくデザインよりもディレクションの方がおいらには向いているんだが・・・。

チヤホヤされていただけあって、どうも条件アップで石積みが延長となりそうで、Pendonだったおいらにも追い風が吹きつつある。今となってはスーツを着させられ、そんでもって「髭」を失ってぶ〜ぶ〜と文句いってはいたが、その髭とスーツで釣った魚は大きかったといわざるを得ない。一番でかいのがやはりスペインが釣れたことだろう。だが、油断は禁物だ。おいらのことだからいつ出奔するか自分でも予測がつかない・・・。

話は飛ぶが、バベルの塔内で引っ越し作業が行われ、おいらのオフィスは半分以上人が減ってしまい、なんとももの悲しい雰囲気に包まれることになった。ガランド〜ン!って感じだ。Aunque 会話がなかったとしてもだ。

先週くらいから、見ていて楽しい子を発見したのにその子も消えてしまった。その子は別にかわいいとかそういうわけではなく、ウォンバットみたいな感じの子で、いつもニコニコしながら、小動物・・・いや、ノームとかゴブリンみたいにといったほうがいいだろうか・・・そんな感じで歩く。そんでもって、歩くと、今にもタラちゃん音が鳴りそうな感じなのだ。とにかく、見ていてほほえましい。癒されるのだ。

先日、その子が突然おいらのところにいつものようにニコニコ(石積み用の笑顔な気もするが)顔で近寄ってきた。「おいらじゃないよな!?」とびくびくしていると、果たしておいらのところにやってきた。「な、なにがおこるんだ!」とさらにびくびく感を強めていると「おみやげで〜す」とはにゃはにゃとのたまう(同じハニャハニャでも、電話でいつもやりとりしている人とは違う)。

土佐の「かつおせんべい」(かつおぶしせんべい?)頂戴する。

「せ、せんべいじゃないっ!!」

ちょっと興奮する。

お盆休みということもあり、先週は仙台やら鹿児島やら大阪やらといろいろお土産をもらったのだが、甘い物が多かった。ずんだどら焼きは「ずんだ餅」が好きなので半分くらい食べられたが、あとは食べることができず。お土産は「気持ち」が大事なので、そのあたりのことについてぶ〜ぶ〜いうつもりはないのだが、やはり食べられるものをもらえると嬉しい。

「おお!ありがとうございます!」

と心からお礼を述べる。

九州に負けじと土佐の子も悪くないと思った。かつおに釣られたわけではなく・・・

ちなみに、そのせんべいは激ウマであった。薄いせんべいなのだが、一枚じゃ足りなかった・・・。

今度、土佐にでもいったときに買おうと調べてみたが・・・なぜかみつからず。こんな感じのせんべいだったのだが、一枚一枚袋にはいってたし・・・なんかメーカーも感じだった気がするし・・・袋捨てないでとっておけばよかった。喜八堂ってやつな気もするのだが・・・そんなせんべいないし。うむ〜。

石積み後、コンタクトをとりにいった。いつもなら10日間くらいかかるが、今回もウルヘンテで!といったところ、なんと5日くらいで届いた。これなら「特注」でも問題ない。この時期のメガネ生活はとにかくうざいので、ほんと助かった・・・頭の大きさも規格外なため、おいらはどうも普通のメガネじゃダメっぽい。鼻の支えのところが、靴ずれならぬ、メガネずれして皮向けてきたし・・・。頭の大きい日本人の中にあって、さらに規格外じゃ、いったいどの国行けばおいらは救われるのだろう・・・マレデデウ。

今日は気合いで、先々週くらいの日記から大量に書いてやろうと思っていたが、なんか疲れてきたので、明日にする。先週も先々週もいろいろあって楽しかったので、意地でも書いてやるつもりだ。

追記
いや〜それにしても、2週間ぶりだというのに、どうでもいいことばかりだな・・・。