グラインドハウス
solamente …,pero ….:たかが…、されど…。
辞書にない。だから、実際、合ってるか知らんが、このフレーズをそう使っていたし、たぶん合ってると思う。ただ、侘び寂びは見事に失われている気がしてならない。
「されど」・・・つまり、「さにあれど」すなわち、「左様にあれど」・・・そんなもんスペイン語にはないような・・・いや、あるかもしれないけど、聞いたことがない。だから、pero。しかし。なんだかな〜。残念。
たかが五分、されど五分。
Solamente 5minutos,pero 5minutos・・・
う〜んう〜んう〜ん。
なんか違うな〜。
マリカルメンから映画に誘われる。タイトルは「グラインドハウス」。タランティーノとロバート・ロドリゲスが共同製作したという二本立ての映画。B級映画ってところが売りらしい。
タランティーノの方は先日見ようと思って動きかけたのだが、タイミングが悪かったため結局みられず仕舞いとなってしまった。残念がってると、友人からメールが入った。「タランティーノのグラインドハウスみたよ〜」って。なぜか3人もの友人から。普段、そんなメールこないのに・・・。おいら=B級映画とか思われてるのだろうか?はたまた、おいら=B級っていいたいんだろうか?
なんにせよ、この映画は友人においらを思い起こさせたようだ。謎だ。
で、今回マリカルメンに誘われたのは、というか両方ともなのだが・・・ロバート・ロドリゲスの方のグラインドハウス。
以前、タランティーノの映画で盛り上がっているときに「フロム・ダスク・ティル・ドーン」の話を彼女にした。監督はロバート・ロドリゲスなのだが、製作総指揮の方にタランティーノの名が連ねてある。
B級をウリにしていたかどうかまで覚えていないが、あの不自然なほどの話の急展開加減と、最後のジョージ・クルーニーの台詞(行動)にやられ、おいらの中では「結構楽しめた映画」になっていたのだが、マリカルメンはあの映画は全く面白くなかったとブ〜ブ〜いっていたので、今回のこの「グラインドハウス」に誘われた時には少々面食らった。宣伝みた感じだと、同じように見えていたから。
おいらはいいけど、マリカルメンには合わないような気がしつつも、昨夜はすぐ寝てしまって何もしてないので、寝過ぎで体が痛かったのだが見に行くことにした。
しか〜し!
最近、なにかとつけてタイミングが悪いことが多いのだが・・・おいらの車の前に二台も車が止まっていたため、ゴルフォ君を駐車場から出すのに手間取り、しかも、普段と違うルートでいったため、道を間違え上映時間に間に合わず。
たかだか5分くらいの遅刻ではあったが、映画を見るとなると、「されど5分」となってしまう。その5分がすべてとなって映画が進む場合もあるからだ。
ってことで、結局、こちらのグラインドハウスも諦めて、おうちでおとなしくレスリングの世界選手権を見ることにした。
終わったあと、久しぶりにブーメランが投げたくなり、PS2の電源を入れる。
こちらはこちらでセーブのタイミングが合わず、結局朝の6時までプレイしてしまった・・・。夜中の5時とかに鳥の影追っかけてるのも、なんとも切ない。
なんて週末だ・・・無駄に疲れただけでな気がする・・・。