九州贔屓

disputarse(動)(自)(互いに)争う、戦う、奪い合う。

なんかしっくりこない・・・Correrを使った気がするのだが、手持ちの辞書を調べてもそれがメインで出てくる・・・。やっぱ辞書じゃだめだ。スペインにいかねば・・・。

日記を少しでもutilなものにしようと志し、さらには、将来この日記を半強制的に読ませてスパルタ式スペイン教育を我が子に施そうと思っているおいらとしては、知らない間にスペイン単語を知っている・・・なんて、そんな都合が良すぎることを考えつつも、あ〜どうにも止まらないな状況に落ちつつ、とりあえず初めて見ることにした。

できれば、日記のキーとなりそうな単語を一つ。迷ったら2つ以上というのはありで、単語を調べていく。知ってる単語じゃなくって、なんか使えそうなのがいいが、そう都合良くもいかないだろうから、まぁ、そのあたりは適当に。

さて、日記。

さりげなく順調であった日記が、ここ最近滞っているのは、さぼっていたわけではなく、なんとなく忙しかったから。でもって、なんか眠かった。

石積みでボディーブローの様な感じでじわじわ疲れてきているところに、先々週の奈良に続き、先週は真鶴で海に潜って危うく死にかけ(これは書く)、月曜日も石積みで(これも書く)、そのあとどうにも止まらない喜びの呻きにつきあわされ(これも書く)・・・とまとまった休息がとれていないのが原因だ。

そんな状態で少々不安だが、今週は今週で滋賀県に行く。さっき寅さんと話したところによると、なにやら琵琶湖の側でテント張って、BBQやるらしい。なんか制作費数億円の超スペクタクルな話になっていてちょっと驚くも、他人任せってラクチンでいいな〜としみじみ思う。例のごとく、金曜日の夜中に出発。まずは田無の方に住んでいる寅さんの家までいって、彼を拾うことになった。テント張るのに4人しかいないというのも寂しいので、誰か誘いたいが、滋賀に住むユウコ氏は人見知りだっていうからな〜。誘えば来るだろうか・・・来たら手品見せてくれるだろうか・・・。サプラ〜イズ!って。

石積み場に微妙な空気が流れつつある。男ながらに「私のためにケンカしないで!」といってみたかったが、まさか石積み場で言う羽目になろうとは・・・シクシクシク。

ぶっちゃけめんどくせ〜。石くれるならどっちでもいいねんって。

話はややこしいようでいて、ややこしくないようでいて、ややこしい。

もともと一つだった石積み場が別れた。おいらが入石積み場したときは別れていたが、まだ別れて大して時間が経っていないことが判明。これと同じシチュエーションっていうと、何になるのかパッと思いつかないのだが、とある定食屋で仲良くやっていた二人の弟子が、のれん分けされた途端、思い切りぶつかるわけではないが、お互いを意識しすぎて、なにかあるごとに「うちの鯖の味噌煮の方が・・・」、「うちのショウガ焼きの方が」みたいなことを言い合っているみたいな感じな気がする。今回の場合は、やっていることが微妙にかぶって、微妙に違うってところがまずいのかもしれない。

もともとおいらはローマに雇われる予定の傭兵・・・じゃない、石積み人だったのだが、環境的な関係でコンスタンティノープルに就石積みすることになった。最初に聞いた話だと、コンスタンティノープルに席はあるが、やるのはローマの石積みということだったので、特に問題はなかったのだが、ここに来て石積みを延長することになり、話がややこしくなった。

コンスタンティノープルの石を積んでいる最中に・・・まぁ、「兄弟のため〜♪」くらいのところで、評価を得た。もともと積まれていた石があまりにひどいので、至極当然な流れなような気もするが、結果、それが延長につながったわけなので、ラッキーともいえる。2ヶ月間石を積んだあとで、正石積み職人の道も促されもしたが「もう少ししがない傭兵で修行を・・・」といって断り、そのままコンスタンティノープルで日雇い石積み職人を続けることにした。

ローマの方は8割方完成したのだが、今度はやれ「大砲をつけてくれ」とか「矢を射るための場所を」とか「この辺りに塔を」ということになり、なかなかローマの石積みから離れられない状態が続いていた。

それとちょっとかぶるように、コンスタンティノープルも城壁・・・って、おいらの石積みはいつから城壁作りになったんだ?・・・を補強してくれという。ローマと同じように・・・いや、それ以上に・・・うちはあれこれいわない・・・自由にやってくれていい・・・と。

しつこいようだが、おいらとしては、石さえ積んでいれば、どこだろうがかまわないので、「あいよ〜」と答えたのは良いが、ローマからも相変わらず石積みの指令書が届けられる。最近までの流れ的に、ローマを終わらせたいので、コンスタンティノープルに頼まれた石積みは、とりあえず本格的に手をつけないで、ローマをやっていたが、終われば終わったでまた指令書が届く・・・その繰り返しが続く。

もともと奇抜な石積みなんぞできないのし、頭混乱するし、石の積み方がエラク似てくるし、もともと綺麗に線を引きたいタイプでもあるので、同時に別々の場所で石を積むのは、わがままかもしれないが避けたかった。

急な締め切りがないのが我が石積み場の「ぬるさ」の由縁なのだが、さすがに「今こんな感じです」と見せないと行けなくなった。今日の話。なのだが、ローマの方で手一杯で、ほとんどコンスタンティノープルの方は進んでいない。

ローマの方は書状の形で指令書を送ってくるので、おいらがアワアワしている状態を理解していない。アワアワといっても、ヘケットさんのアワアワとは違う。残石積みができれば、いくらでも可能なのだが・・・うちはどうやら残石積みは「しないで」というよりは「するな」の方向性らしいので、下手に残ることもできない。今日、初めて15分の残石積みをして「おお〜〜!残石積みしちゃったよ〜!」と喜んだくらいだ。日雇いは、報奨金でないと大変なのに・・・。

なんか、全然まとまってないな・・・まぁ、いい。

帰り際、コンスタンティノープルから督促状が届いた。同時に、ローマからも指令書が届いた。

う〜ん・・・無理・・・絶対無理。残石積みさせてもらえなきゃ無理。

ってことで、上官に今の状況を説明すると・・・

「よし、わかった!今後、ローマの石はつまんでよろしい!まずはコンスタンティノープルを優先させることにする。それは私の方からローマの方に伝えておくから、君は気にしないでよろしい。あちらはしばらく待たせることにするから」

と返事が来た。

日雇いながらも、両者の関係から考えると、いろいろと慮らざるを得ない。自分に主導権があればいいのだが・・・なんか、政略結婚させられた戦国武将の娘みたいな気持ちだ。

そんな娘っこの気持ちのまま、ふと陰謀を思いつく。

もしこのままローマの石積みをしない状態が続いたら、あちらはあちらで別のおいらと同種の石積み職人を雇うかもしれない。先日、さりげなく、おじゃる丸とハニャ子にそう促したところ、少々難しいとのことだったが、もしもそうなったら、おいらに仲間ができる。石は減りそうだが、ローマの石を積んだのはおいらなので、打ち合わせしたり、話をする機会とかもあるんじゃないだろうか。

それ、すなわち呑み。素晴らしい。

うちの石積み場、男人口が圧倒的に少ないから男にしてくれ・・・。

そういや、今日サイクロプス君とたまたまエレベータで一緒になって、久しぶりに昼食を一緒にとったが、あちらのオフィスは彼一人男であるらしい。つらい・・・つらすぎる・・・おいらならおそらくやめてるな。石積み場。多勢に無勢な状態なため、「男」ということは理解されつつも、いないモノと扱われているようで、耳をふさいで石を積んでいるらしい。嗚呼・・・考えただけでも怖い。

話は急に飛ぶ。

スザンヌという、恐ろしく何も知らない女の子(グラビアなのか?)を先日発見した。今日も、たまたまテレビでみていたら、彼女がでていて、そのあまりの知識のなさに驚いたが、中途半端感が全くないので、ここまで来ると気持ちが良い。なんというか、小刀で横腹刺されたという感じではなく、日本刀で綺麗に見事にパックリ切られたような気分だ。「もう、どうにでもなれ〜」って感じ。

で・・・よく見たら、彼女の顔の作りはおいらの好みにも近いことも判明。たぶん、口と輪郭。おそらく、女の子からは嫌われるタイプっぽいが、そんなことはしったこっちゃない。Guapaだ。ちなみに、ハーフとは思ってないので、見誤ったわけではない。

ほんでもって、調べてみたところ、なんと熊本出身。九州ではないでぃすかっ!なるほど、ちかっぱいGuapaなわけだ・・・。

九州ってきいたら・・・もう、おいらとしては・・・。

10puntosさらにあげよう。

おいらのスペイン贔屓と九州贔屓、さらには岐阜贔屓と奈良贔屓は、おそらく誰にも止まられまい。