読んだ本は、きちんと本棚へ・・・

basura:(名) 1.ごみ、くず、がらくて、廃物 2.ゴミ箱 3.くだらないもの、役に立たないモノ 4.(牛馬の)糞

学校では普通に「ゴミ」程度の意味で習ったのだが、意外とutilな単語。まず、おいらは良くManoloに部屋をのぞかれては「que basura!!」と叫ばれていた。「散らかっている」という単語は普通だとdesordenado/daを使うが、「que basura!!」と叫ぶことによって、その壮絶さは倍増される。悔しいので、おいらもいつか誰かの部屋に行ったら使ってやろうと、虎視眈々と狙っていたのだが、なかなか部屋が散らかっている人がおらず、ほとんど使った記憶がない。

あと、よく使うのがpara basura。これは、上の2の意味で使う。映画とかを見に行って、どうにもならないくらいつまらなかたっときなどは「para basura」と表現する。「ゴミ箱行き〜!」的な感じだ。映画以外にも、焦がした料理、残った残飯とかにも使える。「もったいないけど、腐りかけてるから、para basuraだね・・・」とか。

で、basuraだ。

なんか、マリカルメンが遊びにくると、部屋が異様に散らかるような気がする。ヤツが帰ったあと必ずあるのは、なんかしら甘いもんの空き袋とコーラ(カロリーゼロのやつ)のペットボトル(500ml)。

おいていくモノこそそれくらいなのだが・・・なんか荒れているのだ。tifón(台風)でも通り過ぎたのか?ってくらい。

もともと自分が普通に一週間かけて散らかしているところが多いのだが、なんなんだろう・・・・この尋常ならざる散らかりかたは・・・。

あ、いま悟った。簡単なことだった。

部屋にいるとき、おいらが所定位置はPCの前かベッドの上の2カ所だけ。ソファーはあるにはあるが、脱いでたたんでおいた(たまにたたまないが)ジーンズとか、服とかがおいてある。PC机のすぐ隣の椅子にも石積み用の鞄とか、さっきまで着ていた服とかがかけてある。

日本は地べたにモノをおいても、まぁ問題はないが・・・っていうか、床もモノを置くスペースというのが普通なのだが、スペインでの生活のせいで、なぜか床にはあまりモノを置かなくなった。おいても鞄とか、本とか、スペインでの生活でも置いても問題ないものばかり。ただ、服はとても汚れてしまう気がしたから、かならず外から拾ってきた(それこそ、本当の意味でのbasuraから)椅子なんかにおいといた。だから、おいらのスペインの部屋は椅子だからけであった。

まぁ、それはいい。

おいら一人だったら汚れるのは、机の上だけ。ベッドはまぁ布団がむちゃくちゃになってるくらいで、特にモノは散乱しない。寝るだけだからだ。

しかし、マリカルメンが来るとソファーに座る。おいらがPC机の椅子に座ってるから、当然そうなるのだが、その際、椅子の上にあるものを床に全部落とされるか、または、ソファーの上にあるのをお構いなしで座るかのどちらかとなる。どちらにしても、服はエライことになる。散乱するか、つぶされて無体な姿になるか。

で、もう一つあった。やつは、ベッドで勉強するタイプであった。おいらはベッドの上で本はあまり読まない。たまにやるが、なんか体制的につらいから、寝る前の読書っていうときくらしかやらない。ただ、やつはベッドの上も普通の日常生活の場となるため、本棚から大量の漫画なり本をもってきては、ベッドの上で読みふける。読みふけるのはいい。だが、そのあとしまわない。今も後ろを振り返ってみてみたら「動物のお医者さん」はベッドの頭のところに。「聖徳太子」は床に積み重なっている。

これか〜〜〜!!!

今度東急ハンズとかいったら「読んだ本はきちんと本棚へ・・・」という看板を買ってきて貼り付けよう。そんなもん売ってないか・・・・。

看板で思い出したけど、たまに見かける車の背面に張ってある「赤ちゃんが乗ってます」の看板・・・っていうか、標識というべきなのか?・・・あれって、赤ちゃんが乗ってるからどうしろってことなのだろう?見るたびにいつも考えてしまう。

やっぱ普通に考えれば「だから、遅いですよ」ってことだと思うのだが、「あおらないで」ってこととも「突然の疳の虫で騒ぎ出す可能性があるから、車がすぐに動きださないですよ」とも「赤子が泣き出したら急ブレーキかけますよ」とも「おしゃぶりを飲み込んで中は大変な騒ぎになってますよ」ともとれてしまう。できれば、「赤ちゃんが乗ってますから、○○しないでください」までいってくれると、こちらは助かるのだが・・・それとも何かい・・・中の状況まで想像して運転しろと・・・とにかく、何に備えていいのか全くわからん。

作った理由としては普通の「若葉マーク」と同じなのだが、内容が具体過ぎて・・・若葉マークや紅葉マークよりも、応用性がないというか、汎用性がないというか・・・。

違うか・・・どっちでも一緒か。たぶん、赤子ってので気にしすぎなんだろうな。赤子のせいじゃ怒れないもんな。猫と一緒で。そういうことなんだろうな・・・。でも、そう考えると、たまに右車線と左車線をクネクネ行く「赤ちゃん乗ってますカー」は「憤怒〜〜!」となってもおかしくないだろ。「赤子・・・乗ってねぇだろ!」と。赤子を盾にするのヨクナイ。乗ってない時は「赤子乗ってます」表示は禁止。必要以上に構えて、こちらが事故りそうだ。


追記
今日はまたもやママンが・・・そしてパパンが出奔したため、ムクとおまけの当番。家からあまりでれず。昼過ぎ、bookoffにいって、むんが勧めてくれた本を探しに行く。あと、なぜかうちから無くなっていた「寄生獣」を再度全巻購入。正確には8巻をのぞいてだが。なぜか8巻だけあった。誰かに貸したんだろうか?タクヤが誰かに貸したような気がする・・・。むんが勧めてくれた本、川上健一の「翼よどこまでも」(だったかな?)と、藤沢周平の「用心棒シリーズ」は両方ともなかった。用心棒シリーズはあったにはあったが、2作目〜4作目まであって、肝心な1作目だけ抜けていた。残念。