三歳児のためのスペイン語

cambio:1.変化、変更、変遷 2.小銭、釣り銭 3.取り替え、交換、交替

modificación:1.変更、修正、変形 2.(要求・刑罰などを)緩和する、加減する

alteración:1.変更、改変、改造 2.(心の)動揺、怒り、いらだち 2.動乱、動揺、乱れ 4.論争、論議

mutación :1.変化、変更、転換 2.突然変異(体) 3.(演)場面の転換 4.気象の変化

variacion:1.変化、変動 2.変奏曲 3.変異 4.偏差

transformación:1.変化、変形、変質 2.加工 3.(生)変態;(物)変換、変化

vicisitud:移り変わり、変遷、栄枯盛衰、浮沈

transición:過渡期、変遷期、移行期 2.移行、移動、変化


「変化」で調べたらエライでてきた・・・さすがに疲れた。

今日は、昨夜の続きを書こうと思っていたのだが、今日の調練は張り切りすぎたため、すでに思考力ゼロな状態。過去を遡ったところで、まとめられそうもないので、延期する。が、これはきちんと書く。いつもそういって書かないが、本当に書く。明日、調練は少し軽めにして書く。絶対書く。

で、変化・・・調べてて、すげ〜ショッキングな事実に気づいてしまったが、それはこのあと書くとして・・・これらの中で使っていた単語なんて、4つくらい。上はすべて名詞だが、使っていたのは動詞の方。cambio(動詞はcambiar)とmodificación(動詞はmodificarse)とvariación(variar)とtransformación(transformar)の4つ。これはかなりギリギリの4つで、実際のところちゃんと使っていたのはcambiarだけといってもいい。「何かが変わる」=「cambiar」で済ませていた。街も時代も人格も顔も体もぜ〜〜〜んぶ、これ1単語で済ませていたといってもいい。

で、気づいてしまったのだが・・・この単語調べやりはじめて、なんかえらそうに「これはつかわん」とか「これは使う」とか「これは聞いた」とか書いていたが、思い切りおいらの勘違いであったんではないかと。

スペインにいるときのおいらは、産まれたばかりの赤子が3歳児になった程度。日本語でもととなる言葉を知っているから、物の名称からすべて一から覚えるわけではないが、赤子であることには変わらない。

たとえ、「スペイン人がそういってた」といっても、それはそのスペイン人が3歳児のおいらにいっているだけで、普段使ってるかどうかということまでわからないということだ。3歳児には「今日は思考力がない」ではなく「今日は考えられない」というだろう。前者はわからんが、後者なら三歳児でもわかるのだ。

で、いろいろ過去を思い出すと、たしかにSantiとManoloが本気モードで会話すると、スピードから会話の内容までチンプンカンプンであった。それは帰る直前までもそうだった。「○○の話をしてるな〜」という程度はわかるが、その○○について、何を語っているか細かくはわからない。そのあと、ManoloとSantiが申し訳なさそうに、おいらにわかりやすく説明してくれるのだが・・・まさにそれが「三歳児のためのスペイン語」なのだ!!

それはそれでとっくの昔からわかっていたことだが、この日記の頭で「使う」「使わん」を断定することなどおいらにはできないことなのだ。

あ〜やっちまった〜・・・って感じ。

そんなしょんぼりしているおいらを少し励ましてくれるのが「映画」。映画はその映画ないの言語を話す人を前提に作ってると思われるので(そうでないものもありそうだが・・・)、その映画でよく使われてる表現だったら、まぁ〜いってもいいかな〜と。

まぁ、なんにせよ、へんにウンチクたれないで、おとなしく経験談だけを書こう。

ショックというより、穴があったら入りたいさ・・・でも、せっかく書いたものを消すのも嫌だし・・・まぁ、これはこれで「三十路のいたり」ってことにしよう。そんな言葉があるならばだが・・・。


さて、変化。調練による変化。この場合、いったいどの変化が一番適当なのだろうか?やっぱりtransformaciónだろうか?まぁ、そんな感じだろうな。

どうでもいいが、vicisitudの「栄枯盛衰」という意味にちょっと興奮した。いつか、その意味で、ここぞとばかりに使ってみたい。BarとかでVinoのグラス傾けながら、Barのオヤジにむかって、「あ〜〜!なんかvicisitudだね〜。」って突然。

いかん、妄想はいった。

続ける。

まず、見た目的な変化は当然ない。世の中そんなに甘くない。というか、まだ、入った日にはかってから一度もはかってないので、どうなってるのかがわからない。これは3ヶ月か、1ヶ月後にとっておくのだ。

終わらなさそうだから、箇条書きで書く。

1.腹が減る。やたらと腹が減る。ひもじいくらい。
これはちょっとびっくり。朝とか普通にハラヘリンコだ。前は「目を覚ますため」、「体内を動かすため」にたべていた朝食だが、今は普通に腹が減ってるので食べる。一番腹減るのが、今だ。今。帰ってきて30分もすると、「腹減った〜!」になる。なんか、良い兆候っぽい感じがしなくもないが、なんかつらい。もともと腹減るってことがあまりないから、どう対応していいかわからないのだ。

2.目が冴える
初日は興奮してたから・・・と思ったが、明らかに目が冴える。体は疲れてるのにだ。調練に行った日は必ずそうなるので、もうもうこれは副作用としかいいようがない。で、これも今だ。今が一番目が冴えている。思考能力がないだけで・・・。2時くらいになっても眠くならないが、体は疲れてるはずなので、諦めて布団にはいっている。

3.あっさり起きれる
寝るのが遅くなったのに、これだ。完全に憶測だが、やはり疲れてるから眠りが深いのではないかと・・・。寝ている間のことなんてわからないが・・・。おかげで朝、慌てず風呂に入ることができる。

4.体が筋肉痛
これは時間の問題なんだろうけど、最近は毎日腿とかはってる感じだ。土日月と休むともとに戻るのだが、平日は基本的に筋肉痛。ただ、それほど重症ではない。どちらかというと心地よい。体が叫んでいるというよりは、喘ぎ声を出しているという感じか。悪くはない。

5.甘い物を欲する
これが一番びっくりした。なんと、自分でコンビニにいって「チョコレート」を買ってしまった。

ママンは食後、必ずといっていいほど「あ〜〜〜!甘い物食べたい!!」と叫ぶ。「またかいっ!」「あんたも食べたくない?」「だ〜〜か〜〜ら〜〜〜おいらは甘いもん食べれないっていってるだろ!」。そんなやりとりがこれまで数え切れないくらい交わされていたのだが・・・まさか、おいらがそれになるとは・・・。

チョコレートなんぞ、みんなで旅行に行くときの買い出しの時か、調練以前も2年に一回くらいは「チョコレート食べたい」と思うこともあったので、買ったことが全くないわけではないのだが、買ってきても1つ、2つ食べるだけで満足してしまう。LotteのALMONDOチョコレートを一箱食べるのに2週間以上かかっていたのだが、一昨日購入した一箱は3日でなくなった。もしかして、「絶対、おまえ人生の半分損してるよ!」っていわれなくなるのか?ちなみに、今も1つ、2つなら食べたいと思う。

甘い物といってもチョコレートがギリギリで、ビターなやつかアーモンドがはいってないとダメだ。バーバーパパのシュークリームみたいのは絶対無理だと思う。

6.様々な欲望がなくなる
人間の三大欲はとりあえず無くなる。「腹が減った」と書いておきながら、矛盾みたいに思えるが、その「腹減った」は事実ということだけであって、決して食欲に結びついているわけではないのだ。ただ単に腹が減ってひもじいのだ。それが食欲・・・ってんだったらしょうがないけど、食欲って腹が減っていても、いなくてもあるもんな気がする。一番顕著なのが性欲だろう。もう全くなし。微塵もなし。聖人君主になったような気分だ。明日からシッダルタと呼んでくれてもかまわないくらいだ。

ついでに、これは完全になくなると困るのだが・・・旅欲求もかなりなくなっている。だいたい1ヶ月。ひどいと2週間おきくらいにおそわれるのが、この欲望なのだが・・・今のところ、まったく考えてない。おそらく2ヶ月後の今頃には、とある権利と共に、爆発しているとはおもうが、時期的にちょうど良いので、危機感を抱きながらも、甘んじて受け入れている。

でもって、同じくなくなると困るのだが、酒欲求。呑みたいには呑みたいが、それは誰かと話をしたいんであって、「酒に酔いたい、呑まれたい」的なものがなくなっている。今のところだけど・・・。金曜日に帰ってきたら、調練にいけるではないか・・・と思ってしまうほどだ。ただ、誘われれば絶対いくけど。会話したいし・・・。

7.一人遊びができる子になりかけてる
この前の旅につづいて、これもおいらの成長のための試練なのか・・・あきらかにッ八百万の神々が「おまえ、一人で生きていく準備しろ」といってるとしか思えないようなシチュエーションだ。でもって、困ったことに、なんか大丈夫だったりする。はては「結局、人間は一人さ・・・」というところまで到達しかねない。それはそれでおいらは困るので、これはなんとかしたい。だもんで、今日は初日にヒムナシオのオトナのおもちゃについていろいろ説明してくれた若者と休憩がてら15分くらいお話をした。

ラグビーをやってるらしい。大学は明治らしい。理工学部らしい。ルームランナーはあまり好きじゃないらしい。バイクの免許をとりにかよっているが、ロッカーの鍵をなくしてしまい、その中にヘルメットがはいっていて、うんたらかんたらで、かれこれ1ヶ月ほど足が遠のいてしまってるらしい。大学はいってバイトするとしたら、ヒムナシオと決めていたらしい。

もう2回くらいお話したら、綽名をつけなくては・・・なんか、番長(スナ)っぽいから・・・そんな感じの綽名にしたいが・・・。


とまぁ、なんか、いろいろおかしくなってきている。「自堕落」=「おいら」みたいなのがあったから、なんとなく寂しいといえば寂しい。悪いことではないはずなのだが・・・。これに「素直になった」とか入ったら、そのときは本気で考えようと思う。