Super natural

fenómeno:(名) 1.現象 2.(口)すごい人、驚くべき人(物)、途方もない人(物)、変わった人(物)  (形)(口)すごい、すばらしい (副)(口)すごく、すばらしく、楽しく


本当は、「超常現象」を和西で調べたらでてきたfenómeno paranaturalを載せたかったのだが、paranormalがおいらの西和にはなかったため、fenómenoだけにしておいた。

おいらはこの単語を知ったのはPepeのFiesta。かなり大きなFiestaで、さらにはvalenciaでBodega(Vinoを作っている方のBodega)を経営している「Pepeのいとこ」が、自分のところで作っているむちゃくちゃ旨いVino(Mercado Centralで一本20Euros〜26Eurosで売っているほどすごい)を1ダースももってきてくれたときのことだ。(そのVinoのラベルは未だに持っている)

スペインのFiestaは盛り上がってくると電気を薄暗くして、また音楽を大音量にして、呑み狂い、踊り狂うのだが、そのさい、開けっ放しになっていたテラスへの窓を誰かがうっかり閉めてしまったため、酔っぱらったおいらはそこに激突し、ガラスをわってしまった。腕は血だらけ。

が、酔っぱらってるのでそんなことはどうでもよく、そのまま飲み続けていたらPepeのいとこに「fenómeno!!!」といわれまくり、Manoloに「どういう意味?」ってこっそりきいたら「大物という意味だ」という返事が返ってきた。「ガラス割ったのに大物?」と意味もわからず、ただ褒められたのかな〜と思って家に帰って、調べたら上のような意味だった。おそらくイロニコを含んでいるのだろう・・・。だのに、うっかり褒められたと思ってはにかんでしまったよ。

まだ抜けはたくさんありそうだが、とりあえずTSUTAYAで借りれるスペインの映画で重要そうなのはあらかた見てしまったため、ここらで単純なやつをみようとアメリカドラマを借り始めることにする。LostもPrison Breakもまだ続きでなさそうだし・・・。

ドラマの方もイマイチみたいのはなかったのだが、兄弟愛もののホラードラマ(アメリカの妖怪や都市伝説みたいなんを題材にしてる)を借りてみた。

悪くない。

日本の妖怪好きとしては、アメリカの妖怪というか、その手の物の怪・・・とはいわないか・・・なんていえばいいんだ・・・やっぱゴースト?悪霊?・・・まぁ、いいや・・・の情報がはいるのは嬉しい。一時期は「カラス神父」を目指していたおいらとしては。

アメリカドラマっぽく、彼らのいう「シニカルなセリフ」が存分に使われているが、兄弟間なのでさほど気にならず。「el dia de bestia」っぽいくだらなさもあって、しばらくは楽しめそうだ。一話完結というところもよい。

週末ということで、続・ひきこもり。

海軍の男に気にいられアントワープまでいくことになったついでに、一気にスカンジナビア半島制覇だ〜〜!と意気込んで向かったところ、ドイツ語圏のブレーメンで言葉が通じず断念。

このゲーム、なんとお金で言語能力が買える。すでにスペイン語のみならず、フランス語、イタリア語、オランダ語ポルトガル語、英語と、ジョディーフォスターも真っ青な状態なマサキート。「ありえねぇがうらやましすぎる・・・英語が1000円で話せるようになるなんて・・・」と、リアルとバーチャルの狭間でもがき苦しむ。

お使いの「バルセロナで火薬5樽買ってこい」と、その海軍の男にいわれていたのだが、どうせ北でもはいるんだろ・・・と買わないでいったら、どこにも売っておらず、むかつくエジンバラとダブリンを回ってバルセロナにとんぼ返り。あ、途中でボルドーにより呑んだくれてやった。

バルセロナまでいったら、やっぱりバレンシアにも・・・とそのままひきこもり、その日は寝た。