ファンタスティック!チェコアニメ映画祭

República Checaチェコ共和国(レプブリカ・チェカ)
Pragaプラハ(プラガ)

逃げちゃった・・・。

ファンタスティック!チェコアニメ映画祭 公式サイト

これにいってきた。

チェコ・・・この前いって、なんかちょっと身近になった国。将軍ロベルトのせいというか、おかげで・・・なんか、思い出深い国にもなっている。他にも、なんかいい人と知り合った。チリ人とか。

参考
2007年5月28日 「等価交換の法則」

2007年5月29日 「将軍ロベルト」

2007年5月31日 「Mi Cumplean~os 2007」

チケットは渋谷のTSUTAYAで購入。一本ずつみると、各1500円だか1700円だかかかるが、4000円の4回券が複数人で使えるということがわかったので、それを購入。一緒に見に行くマリカルメンとわければ2本ずつで、1本1000円。悪くない。

吉祥寺でもやっているが、当然、昔(高校とか大学の時)良くいったユーロースペースへ。プログラムはA〜Dまであるが、時期と曜日によってわかれていて、今日はBのアニマルプログラム。ガーリープログラムとそれをみたかったのでちょうど良い。

チェコで見つめられて金縛りにあったクルテクとかいるかな〜と思ったが、さすがにいなかった。

余談だが、このクルテク・・・BOOK1stあたりいくと絵本が置いてある。ただ、なぜか「クルテク」と彼の名前ではなく、「もぐら君」ってタイトルだった・・・なんで「クルテク」にしないんだろ?

ってことで、感想

Fantastic!Czech Animation(ファンタスティック!チェコアニメ映画祭)

Fantastic!Czech Animation

【点数】3.4点(5点満点)

【制作年】1957年〜1991年 【制作国】チェコ 【監督】アドルフ・ボルン、イジーシャラモウン、ブジェチスラフ・ボヤル 他 【公式サイト】公式サイト

【感想】

今回みたのはアニマルプログラムだけなので、その感想のみ。

全部で78分あり、監督もごちゃまぜで、短編、中編、長編すべてひっくるめて全9作品であった。一個ずつ簡単に感想かいとく。

「ネコの学校」ブジェチスラフ・ボヤル/61年/16分
ネコがかわいすぎる。日本でみるどのタイプのアニメネコとも違うのだが・・・彼らが踊るシーンは、オヤジとも思えぬ、微笑みで見てしまった。ストーリーも◎。9作品の中で一番好きだった。アニメ、アニメしている。

「失敗作のニワトリ」イジー・ブルデチカ/63年/10分
なんか社会主義時代のチェコっぽいな〜って話。風刺してるのだろう。主人公の男の子が康雄に見えてしかたなかった。ってことは、あの「い〜こい〜こ」する女の子はりのか?う〜ん。微妙に教訓めいていたが、あっけなく終わってしまった。

「かしこいウサギの話」イジーティレル/80分/5分
これもニワトリ同様、なんとな〜く社会主義時代のものっぽい匂いがする。同じく、教訓少々。

「イラーネク超短編集」ヴァーツラフ・ベドジフ/75年/5分
アニメというよりは線画。結構シュール。風刺的でもあり、一発ギャグ的でもあり。嫌いじゃ〜ない。新聞の4コマにありそうなタイプ

「鳥になった生活」H・マツォワレ、H・ドラブラヴァ/73年/8分
お父さんと子供が反省して終わると思ったのだが・・・ちょっとマチスタな話。せっかくお母さん、鳥になって解放されたのに・・・。って、おいらは人のこといえないんだけど・・・。イマイチ面白くなかった。結末が。

「グレイキャットの物語」ヤロスラフ・ボチェク/77年/9分
アル中のネコの話。最初意味がわからなかったが、なるほど納得。彼は「アルコール依存症」を治すことができるのだ。ワインの酒樽についてる蛇口からワインを呑む、そのネコの姿をみて「あ〜なんかおいらと似てる・・・」と共感。アニメのキャラとしても渋くて好き。自分っぽいからいってるわけではない。マリカルメンも「おいらっぽい」といっていた。

「ラブラブラブ?」イズー・ブルデチカ/78年/10分
なんかとてもほんわかする話と思っていたのだが・・・結末は寂しい。ありといえばありだけど、やっぱりなんだかね〜。優しいクモだったのに。クモが糸でパンストを作るという発想はおいらにはない。解説に書いてあるとおり「愛」っちゃ〜「愛」なんだけど・・・なんだろね、コレ。でも、9作品の中では好きな方

「劣等感」H・マツォワレ、H・ドラブラヴァ/81年/12分
ケンケンみたいな犬が主役。とても賢く、飼い主を陥れるのだが・・・犬は悪くないが・・・あまり好きになれなかった。今みたら一番嫌だった「鳥になった生活」と同じ監督だ。彼らの作品はあまり合わないのかも。

「ブラックアンドホワイト」ヴァーツラフ・ベドジフ/83年/3分
「ネコの学校」と悩む感じで好き。最後にもってきたところが憎い!意図していたかしらないが、フェードアウトする感じがよかった。見終わった後、このアニメの音楽が頭から離れず大変であった。羊もかわいいし、踊りもかわいい。これはもう一回みたい。短いので「あ〜もっと食べたかった!」と思わさせれる。

いってしまえば、断片的に作品が続くため、途中、珍しく一瞬落ちかけたが、総合していえば◎。とても楽しめた78分であった。

次回はガーリープログラムを見る。プログラムをみた感じ、純粋にアニメアニメしてるっぽいから期待できる。

それにしてもネコかわいかったな〜。あんなネコ欲しいわ・・・。あと、最後のスタッフロールにでてきた体がくっついてる3人坊主。3つ子というべきか・・・。あれもとてもかわいいキャラクターだ。頭焼きそば。


ちょっと日記。

今週まるまるいっぱいかけてもまったくうまいこと動作してくれたなかったプログラム。カスタマイズして逃げようにも、その元となるものがない。自分でいくつかの基本プログラムを組み合わせて作らないといけない。

最初は「よっしゃ〜!やったるか〜!」と気合い十分であったが、やってもやってもうまく動いてくれず、「もうおいらには不可能!無理!」と諦めかけていたのだが、ひょんなことから完成。代入する前に、一度かませばいいという、おそらく基本中の基本に気づくのに、えらい時間がかかった。

なんていうんですか〜充実感♪