柴犬と忘年会

pescado crudo:刺身

正確には「刺身」じゃなくって、「生の魚」って意味なんだろうけど、日常的には「刺身」の意味で使ってた。一応辞書調べたらfiletes de pescado crudoになってたけど、日本食レストランのメニューならいざ知らず、一度もいったことはなし。あとは、すでに日本語のままスペインでも有名になってるのでsashimi。ちなみにカニカマはsurimiとみな言う。Mercadonaでもsurimiで売られている。辞書にもそれで出てる。

調練のおかげで冬の時代に雪解け水くらい流れ出し、なかなか気分良し。最近のお気に入りはガンダムと名付けた器具。「ええじゃないか」っぽい動きが特徴。あれからいろいろ試してみた結果、普通のルームマシーンはおいらの歩幅に合わず。7.5kmだとおいらの普通の歩く速度より少し早めに歩かないとダメなのだが、イマイチ疲れない。かといって8kmとか9kmにすると走るタイミングが合わず前に進んでしまう。じゃ〜10kmにすれば・・・となるが、それをやると15分走っただけで死ねるから嫌。

やっぱ長距離苦手や。

だから、「まだ運動したりないけど、もうそろそろ帰る時間やき・・・」って時に20分か30分くらい強歩(?)で歩くくらいで、あまり使ってない。ガンダムは、ラクチンなくせにカロリーの消費量が多い。なんかうそっぽいけど、同じ45分やり続けるとルームランナー>ガンダム>ケッタマシーンの順に消費カロリーが多い。ただ、ルームランナーは強歩程度だとケッタマシーンと同じくらいだ。

まぁ、どうでもいい。

昼休み。

高橋克彦の「火怨」(前の日記ではうっかり「火焔」と書いてしまった)は無事読み終えたので、おかむんオススメの藤沢昇平の用心棒シリーズを読み始める。「火怨」は十分面白かったのだが、読み安すぎた。また、「勧善懲悪」ではないが、同じくらいストレートであった。時代が時代で、時代背景はわかるが、風土関係に対して妄想やら空想を入れることができず、苦労する。そうはいっても、多賀城と胆沢城周辺は旅したい。たとえ、石碑しかなくってもだ。多賀城は一度いったことがあるので、やっぱ胆沢だな。今、雪すごいのかな?

とまぁ、完全に歴史小説で、心が躍ってしまう「用心棒シリーズ」を読みふけろうと昼飯に向かうと、一応、同期(正石積み人と日雇いの差はあるが、なぜかそういうことになっている)の子と、先日、土佐の鰹節せんべいをくれた子とエレベータが一緒になり、お昼を食べに行くことになった。

知らなかったのだが、おいらの同期の子も土佐出身だったらしく、土佐の話でしばし盛り上がる。そして、土佐の子とはほとんど口をきくのは初めてだったが、忘年会をやるというところまで話が進んだ。

このよちよち土佐っこ・・・なんか不思議な子である。見た目とは違って、なんか男っぽい。同じ土佐とはいえ同期の子とは、タイプが全く違う。共通点が見いだせない。初対面であったが、突然、年齢を尋ねられた。別においらは女じゃないので、年齢をいうことに対して何ら抵抗はないのだが、話が急だったので面食らった。日本の石積み場って、男にはまずは年齢を聞くものなのだろうか?あまり聞いたことはないのだが・・・。ちなみに、その子は26歳とのことであった。すんなり聞いてきたので、別のテーマの時に「まだこっちきたばかりで、学校いってるなら、21歳とか?」と適当にいってしまったら、低く言い過ぎたようで口ごもっていた。別にお世辞をいいたいわけでも、若くいって喜ばせようなどということではない。ホント場当たり発言。ちょっと反省。

おいらは忘年会ときいたので、同期のナベ君が来れば十分だったが、誰を呼ぶとか呼ばないとか・・・何々ちゃんを呼んだら、何々ちゃんは呼ばないとまずいとか、男の人は誰呼びたいとか・・・なんか雰囲気が「合コン」みたいになってきたので、それはいかんと・・・「いや、忘年会だから・・・一応顔知ってる人にしようよ・・・忘年会で『はじめまして、ヨモツシコメです。今後ともよろしくおねがいします・・・』とかいいたくないし・・・」と路線変更を促す。その結果、少人数になったが、どうしても呼びたいといううちの部署の柴犬くん(おいらがつけたわけではなく、同期の子がつけた。どうもファンらしく、顔を赤らめていたのが面白かった)を呼ぶことになり、その大役をおいらが仰せつかることに。まぁ、同じ部署なので、さして苦労はなし・・・ゴミ捨て作業の時にさらっと誘ってOKを取り付ける。

なんか、良い仕事したような気がして、ちょっと気分良し。おいらは酒が呑めて、会話できればすべてよし。

場所は、最近よく使う渋谷の店をさりげなく勧めてみる。予算は高いが、日本酒の種類が豊富なのと、刺身がうまいのだ。

言った瞬間・・・しまった〜と思ったが、時すでに遅し。

その店の刺身は本当に旨いと思っているのだが・・・「東京の人はまずい刺身ばっか食べてるな〜っていつも思ってるんですよ〜」と言われてしまった。

ぐうの音も出ない。

石川県の朋美嬢とかにいわれても、同じようにぐうの音も出ない。

ただ、おいらは周りに釣り付きが最近多く、「ウ必山水魚」メンバーがおいしい魚介類を沢山食べさせてくれるので、そこそこは味はわかっている・・・と自分では思ってるのだが、子供のころから、土佐の鰹とかくわれてちゃ〜、反論できない。

おとなしく引き下がることにしたが、なぜかその店に決まってしまった。

責任重大なり。

日時は15日に決まった。14日がうちの部署の忘年会ということなので二日連続だ。柴犬くんとも二日連続。

これが、今のおいらの冬の時代に対する、分解・再構築の一手になればいいのだが・・・。

そういえば、今年は大きなFiestaをやろうと思っていたがやめた。なんか元気ない。誰か来るなら適当に集めてやることにした。もしかして、気がかわるかもしれんが、やっても内輪だな。


今日はまだ気分がいいから、前の日記を書こう。