記憶の片隅で

はわわわわ・・・気づいたらもう月曜じゃないか。

大成功に終わったゾロ目Fiesta。入った時点で「場違い」を感じて、吉野と二人で凍えになりつつも、途中からは他の客も気にせず、大騒ぎ。Vinoの値段もそっちのけで、たっぷり呑んだった。あとで領収書みたら、4000円前後のVinoを10本呑んでいたが、それで一人6000円は悪くない。

その裏で、ひっそりかつさりげなく記憶を無くしている人間が数名いた模様。
(※朋美嬢のメール、マリカルメンの発言から)。

おぐり夫妻からおいしい煎餅もらい大喜びしつつも、しっかり煎餅を忘れていった朋美嬢。その煎餅はおいらがしっかりおうちに持って帰っていた。というのも、おいらも同じ煎餅をプレゼントにもらったのだが、当然紙袋は同じだったため、気づかずに二つ持って帰ってきてしまったようだ。

次の日の朝、なぜか二つある煎餅に驚いて独りごちるおいら。

「あれ?プレゼントでもらった煎餅が二つある?なんでだ?」

その独り言を聞いていたマリカルメン・・・

「なにいってるの・・・『おぐちゃんたちが自分たちに買ったやつを間違えてもってきちゃったみたいだ〜』って自分でいってたじゃん!」

全然覚えておりません。

その後も、誕生日に自分にかったチェブグッズをマリカルメンに自慢したのだが、昨夜の時点でがっつり自慢していたという。

全く記憶にございません。

またその裏では、友達の携帯を酔って持って帰ってきてしまったという朋美嬢のNovioのトゥ君に、なっちゃんから「あれ?いつアドレス交換なんてしたっけ?」というメールが入ったらしい。

さらにその裏では、Fiestaあと、おいらにはヒミツでどこぞにいって、がっつり、どこぞの誰かにフラれたという輩もいたり・・・。

昔は、酒呑んで記憶を無くしている人が不思議でしょうがなかったのだが、ここまで見事に覚えてないと、もう恥ずかしくて、下手なこといえないわ・・・・。悔しいから「まだまだ若いもんは負けやせん!」と胸を張って言っていたが、今度からはもういわないことにする。まだ酒の弱い人から見たら強いとは思うが、確実に酔っぱらうまでの本数が少なくなっている。

その日の体調といえばいいのだろうか・・・なんかしらの原因によってだいぶ左右されるっぽいのだが、困ったことにそれが、なんなのか全く読めないのだ。寝不足とかだったらすぐにわかると思うのだが、石積みでのストレスとか、その呑みへの期待度など、目に見えない部分が要因となってると、その日の自分の酒量を見誤って、昔のように呑んでしまう。例えば、この前長尾たちと沖縄料理やに行ったとき、いつものようにガンガン泡盛呑んでいたにも関わらず全く平気であったが、金曜日、坂本たちと呑んだと気には、たぶん、日本酒7合程度で酔っぱらっていた。

ゾロ目とキリもいいことだし、「もうこの辺りで・・・」ってのをそろそろ学ばなくてはいけないってことなんだろうな。

そして、呑んだ次の日に「二日酔い」というものが確実にやってくるようになってしまったときが、酒との決別の日なんだろうな〜。

その日が、できるだけ先であることを祈りたいが・・・。

一応日記。

Fiestaの時、酔った勢いで皆に相談した「半身浴からの脱却」。自分で考えてても埒があかなかったが、話したらさくっと有言実行できそうな気がしてきた。ホント、居間の石積み場、大きな不満はないし、割の良さとしてはかなりよいのだが、石積み盛りの今、このぬるま湯は危険すぎる気がする。このまま、ず〜〜っとぬるま湯半身浴をやっていたら、老け込む速度まで速まりそう。

まだ勉強したいこともあるし、バベル側でも急に辞めたら困る部分も多かれ少なかれあると思うので、もうちょっとだけ続けるが、たぶん・・・早ければ今年の6月末・・・遅くとも9月末には転石積み場しようと思う。ぬぅ・・・さすがに6月末は早すぎるか。目安としてはPHPの方が一段落つき、たまに一緒にお昼ご飯にいくカワンチャ君が、転職したあたりにしようかと・・・。

やっぱ自分が動き出さないと、何も動かないからな〜。動いた結果、どうなろうと、それはそれこれはこれ。精神的に鈍るのだけは、絶対に避けたい。

今日から、逢坂剛の小説を読み始めた。「スペイン好きなのに、読んだことないの!?」とかなり前にねねちんに驚かれたのを思い出し、ブックオフで買ってきた。「カディスの赤い星」とやらが面白いらしいのだが、105円であったのが、「幻のマドリード通信」と「スペイン灼熱の午後」の2冊だったので、とりあえずそれ。確実にスペインっぽいから。

最初に選んだのが「幻のマドリード通信」。フランコ時代やら内戦時代の話。ちょっと前の日記で書いた「ベルリンの秋」や「プラハの春」よりも少し前の時代だが、同様に共産主義社会主義ファシズム・・・などなど、そっち系の話。スペインの小説だとその辺りをテーマにした本が結構多い気がするのは気のせいか・・・「風の影」もまさにその時代だったし・・・。

ベルリンやプラハのそれよりも、スペインの方は、さすがにその時代の本や映画は何本も見たり読んだりしてきているので、理解するのがだいぶラクチンで助かる。「幻のマドリード通信」は短編集で、まだ一話目しかみていないが、結構面白い。っていうか、スペインが舞台なら何でも楽しんだけど。


しばらくの間、週末は呑みの予定が入っているが、記憶がとばない酒量を確認しながら呑むことにする。